プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★官から民への弊害

2006-06-01 09:35:53 | 日記・エッセイ・コラム

 5月25日金融庁から業務停止処分を受けた「損害保険ジャパン」は、、2002年に発足以来3回目。理由は、保険金不払い等の法令違反。先に明治生命も同様の理由で処分を受けた。社保庁の偽装は保険料を徴収しなかったものだが、問題の本質は大差ない。

 損保ジャパンは、業績を急激に伸ばして注目を浴びた会社。私も何度も利用していただけに複雑な思いだ。それは、「新・海外旅行保険インターネット契約サービス」。その名の通り、ネット上で簡単に保険に入ることが出来るので、海外旅行に出かける際には便利。

 最大のセールスポイントは、他の損保よりも保険料が安いこと。保障内容が同じなのに最大、40%も安くなる。年数回、海外へ出かけるだけに保険料も馬鹿にならず、他社と比較した結果、同社を選んだもの(1回の旅行で数千円安上がり)。

 今は別の保障制度を利用しているが、今回の事件を知るにつけ、もし保険を利用するケースが起きていたらと思うと、ぞっとする。営業偏重の損保ジャパンの次期社長ともくされた人物を社保庁へ送り込んだ人事責任者は、同社の体質をどう判断・評価していたのか知りたいものである。