プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★びえいマラソン番外編

2006-06-14 09:24:09 | 日記・エッセイ・コラム

Epsn0002_2 美瑛の町は、富良野とならび丘陵の風景が美しい。パッチワークの丘やケンとメリーの木、セブンスターの木などコマーシャルの撮影にもよく登場するが、町並みも整然としており、りんとした雰囲気がただよう中に緑が多く、ゆとりを感じさせる家々が建ち並んでいる。Epsn0001_2 Epsn0002_3 白樺並木が続く歩道は広く、家の庭には個性的な造作物が施されており、足を止めてみたくなる(写真は、左上がJR美瑛駅、中程の左が白樺並木の歩道、右が民家の庭先のデコレーション)。滞在中、好物のジャガバターやポテトグラタン、今が旬のアスパラガスを堪能した。食文化探求も一興だが、今回は別の目的があった。

 それは、話題沸騰の「旭山動物園」を訪ねること。毎年、入園者数が増え続け、最近では外国からの観光客も目立つという秘密を知りたかった。Epsn0014_1 Epsn0019_1 旭山動物園は、園長と飼育係のユニークな創意工夫で人気を呼んでいるが、その基本は”行動展示”にあるらしい。いわば、動物を見世物やショーではなく、本来の生態系や行動をありのままに発揮できる環境を整えることを基本コンセプトに据えているので、観る側がストレートに感動するというわけだ。

北極熊館やペンギン館、オランウータン、あざらし館などが大人気で、食事をする時間(「もぐもぐタイム」)には、大勢の人が押し寄せ、飼育係りの説明を聞きながら動物のしぐさを観察し、歓声をあげていた。北国の厳しい季節を克服する動物達の生命力に共感し、元気をもらう喜びがリピーターを呼び集めるのではないかと思った。が、残念ながら、私には今なお、人気の秘密が分からない。


第19回びえいヘルシーマラソン大会

2006-06-14 08:51:42 | スポーツ

 Epsn0002 Epsn0001 6月11日、第19回びえいヘルシーマラソンのハーフの部(約1500名)は、大雪青年の家前をスタート地点とし、白金白樺街道を走り美瑛町陸上競技場をゴールとするワンウェイコースで行われた。同時開催のクォーターとワンエイツの部は、ハーフのゴールにあたる陸上競技場を発着地とする方式になっている。

  Epsn0004_1 北の大地のながく厳しい冬が過ぎると「丘のまち」美瑛は、若葉の芽吹きと色とりどりの花がいっせいに咲き、さわやかな香りに包まれる。道路の両側に広がる新緑の林を眺めながらのレースは、下り勾配も手伝い気持ちよく走ることが出来る。だが、調子に乗りすぎると、後半15キロ過ぎに待ち構えている上りが厳しく、オーバーペースを悔やむことになる。

 スタート時は、快晴微風の好条件だったが、途中から気温がぐんぐん上昇し、20度を超え暑さとの戦いになった。坂の途中、苦しくなって歩き出そうかと思った時、特別ゲストランナーの増田明美さん(ワンエイツに出場)から激励のハイタッチを受け、元気を貰った。というか、歩くのが恥ずかしくなり、力を振り絞ったのが正直なところで、何とか乗り切ることが出来た。地元のランナー達は、”心臓破りの丘”と呼ぶそうだ。勾配自体はそれ程でもないが、坂を下ってきたランナーには、結構急な傾斜に感じられるので、要注意だ。

 私は2時間2分43秒、妻は2時間22分25秒でゴールしたが、高低差350m程の下りを走ったので、両膝への負担が大きく、3日過ぎた今朝もまだ筋肉痛の状態だ。