2006年6月4日、第22回こまつクロスカントリー大会が開催された。会場は、石川県小松市の東部丘陵地にある「健康村」内の“憩いの森”。8キロと3キロの二部構成で、自然あふれる中を走るコース。それだけに、こどもの広場やバーベキュー広場を横切ったり、橋を渡り林間の不整地を抜けたりと、アップダウンが多くかなり厳しいレイアウトになっている。
主催は「健康村」。これは架空のコミュニティで事務局機能は、財団法人北陸体力科学研究所(愛称ダイナミック)。「健康村憲章」が定められており、趣旨に共鳴した村民が各地でスポーツ、文化活動を展開している。現在の村民数は約5000人とか。
ちなみに、その憲章をご紹介すると、「“花・緑・スポーツ・温泉・九谷の里 健康村”は、自然に親しみ、スポーツを楽しみ、文化を深め,心と身体のよりよき健康を願う人々の集まりです。性・年齢・職業・国籍を問わず、それぞれの立場で活力のある,美しく力強い親睦の輪を広げることを目的としています。」となっている。
私は8キロ、妻は3キロの部にエントリーした。雨の心配は全くなかったが、入梅前特有の高温とむし暑さがスタミナを奪った。距離的不安はなかったが、厳しいコース設定に歩いたり走ったりの道中で、タイムは、私が45分18秒、妻が22分48秒に終った。日頃、使っていないところの筋肉が悲鳴をあげたレースだった。