『陰の季節』横山秀夫 文春文庫 2008-10-09 23:23:49 | 和物 横山秀夫のD県警シリーズ第一作。4作の短編集。表題作「陰の季節」、警務課の二渡が天下り人事の掟を破ろうとする元刑事部長に鈴を付ける話。「地の声」監察課監察官の新堂が一通の告発文書の処理にあたる話。「黒い線」警務課婦警担当係長七尾。婦警のリーダーである七尾が婦警の失踪を追う。「鞄」警務部秘書課の柘植。議会対策を担当する柘植が、県警に爆弾質問をするという議員に迫る。それぞれの立場、しかも刑事は常に主役でないという立場で、警察が描かれていく。確かに新しいタイプの警察小説であり、読ませる。☆☆☆☆。 #小説(レビュー感想) « 『四十七人目の男』上・下 ... | トップ | 『顔 FACE』横山秀夫 徳間文庫 »
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