再読シリーズ。ラリー・ボンドの戦争シリーズ。今回はヨーロッパが舞台。フランスとドイツが手を組んでヨーロッパの支配を企てる。それを阻止すべく…。という話。例によって、複々線スタイルで話が進む。大統領の友人、ポーランドのパイロット、ハンガリーの警察官、ロシアの大佐、CIAモスクワ支局、アメリカの大尉、ドイツのイイモノの中佐、フランスだけは悪者ばかり。イギリスは完全に脇役。それぞれがそれなりにいい味を出していて、悪役が悪役らしくなると読む方は楽ですね。ヨーロッパの戦場もあちらにこちらにと追いかけるのが大変だけれど、よくまとめるものであります。☆☆☆ほ くらいかと。
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