『まほろ駅前番外地』三浦しをん 文春文庫 2018-03-04 18:12:05 | 和物 まほろシリーズの第二作。便利屋の多田、居候の行天。この二人を主人公とする7つの短編からなる。知り合いの街娼コンビ、「砂糖売り」の星の私生活が。代行見舞いの曽根田のおばあちゃんのロマンス。横中バスの間引き運転をあばくことに尽くす岡氏の夫人が主人公となり、小学生の由良の不思議な一日。遺品整理ではまほろ軒の柏木亜沙子が登場し、子供の面倒を見る中で行天の陰が垣間見える。盛沢山な短編集で、多田、そして行天の姿が奥行をもって描かれていく。好きだな、こういう感じ。☆☆☆☆ほ。 #小説(レビュー感想) « 『まほろ駅前狂騒曲』三浦し... | トップ | 『不愉快犯』木内一裕 講談... »
コメントを投稿 goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。 ※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます 名前 タイトル URL ※名前とURLを記憶する コメント ※絵文字はJavaScriptが有効な環境でのみご利用いただけます。 ▼ 絵文字を表示 携帯絵文字 リスト1 リスト2 リスト3 リスト4 リスト5 ユーザー作品 ▲ 閉じる コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。 コメント利用規約に同意する 数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。 コメントを投稿する
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます