加賀恭一郎シリーズ5件目。「最大の挑戦状」ということだ。練馬署の刑事。神林貴弘、妹の美和子、その結婚相手で作家の穂高誠、その友人で穂高企画の駿河直之。そして詩人美和子の担当編集者雪笹香。神林兄、駿河、雪笹のプロローグで進行する。プロローグの中だけで登場する加賀。結婚式の直前、穂高の家に女が現れる。次第に明らかにされていく事実。兄妹、駿河、雪笹、それぞれにそれぞれの思いが。結婚式の日、ヴァージンロードで突然倒れる穂高。犯人は…。読み終わっても、果たして犯人は。袋綴じ解説でようやく手がかりを得て、なるほどそういうことか。☆☆☆☆。
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