カタカナ・ミステリー大全

洋物のミステリーの読書日記。原則は文庫本のみ。

アメリカの警官は、ドーナッツが大好き!

どうぞ、召し上がれ。

『男たちの絆』マイクル・Z・リューイン ハヤカワ文庫

2010-06-12 23:06:24 | 洋物
アメリカ・インディアナポリス警察のパウダー警部補を主人公とするルーインの三作目。リーロイ・パウダー警部補は相変らず失踪人課。前作登場のフリートウッド部長刑事に加えて2名の刑事が増えている。いろいろな事件が並行して起こる。事件というほどのことのないものも含めて。息子は刑務所から仮釈放で保護観察の身。父親失踪の子の面倒を観ながら、いきなり最初の女性というのが失踪人課を訪ねてくる。あまりに多くの筋が並行するので、名前を見てはこれは誰、と確認することも必要となるが、とがったオヤジぶりが好もしい。少々分かりにくさがあるが、それでもパウダーに免じて☆☆☆ほ。



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