『ぼくと、ぼくらの夏』樋口有介 文春文庫 2008-09-27 22:33:36 | 和物 樋口のデビュー作でサントリーミステリー大賞読者賞受賞作。1988年というから20年前。確かに解説にあったが、その割に古びていないかな。刑事の息子のぼく。テキヤの娘の彼女。同級生の死から、二人はホームズとワトソン(ぼくがこっち)となる。青春小説ですねえ。マイペースの彼女。「ぼく」は離婚した父と住み、父のご飯まで作る。確かに今時ではないかも。謎解きもそれなりに面白く、最初の作の持つパワーがある。『彼女はたぶん…』で書いていたが、こうした第一作レベルを続けるのは確かに大変だ。☆☆☆ほ。 #小説(レビュー感想) « 『臨場』横山秀夫 光文社文庫 | トップ | 『ラストマン・スタンディン... »
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