千恵子@詠む...................

リンクにて開く世界は万華鏡 あれやこれやと交差の果てへ

「がむしゃら」は安川惡斗プロレスで 逆境バンザイ・ドキュメンタリイ

2015年04月30日 | 詠む

映画「がむしゃら」

女子プロレス。井田真木子の『プロレス少女伝説』いらい興味をもったが、なにしろ暴力が苦手なので観ようかどうしようか随分と迷った。ろくでなし子さんがトークに参加するので、渋谷のイメージフォーラムに行った。

最初のリング場面の連続。やはり怖かったけど初めだけ。語りが多い構成。映画ぜんたいは、心模様を映しだしている。

素顔の安川祐香、女優の安川結花、悪役レスラーの安川惡斗。

故郷の三沢。飛行機の音が名物で...と惡斗は語るが、軍用機の音か? スノーデン君の本にもMISAWAとでてくる米軍基地のとこじゃん。

いじめ。カッターで皮膚を切られる。薄く切るんだって。彼女は人に傷つけられたと認めたくないから、じぶんで更に切るリストカット。哀しい、哀しすぎる。長袖が着られない腕になってしまったと。

中学2年のときの強姦、いや話を聞くと4人の輪姦じゃないか。映画チラシでは常に「レイプ」と表されるが、これは言葉ソフト化だよな。

自殺未遂。洗剤を飲むようすを淡々と語る、入院後の尿の色とか。

故郷で印象に残った3つを挙げたが、これだと暗い映画みたいだ。いやいや実は、彼女の明るさ、前向きさが凄い。なんせ「逆境バンザイ」だからね。

さらには境界性人格障害、白内障、バセドウ病と病気の塊みたいなのにプロレスラー。腕立て一回もできなかったのに、ヒール(悪役)デビュー。さらに頸椎椎間板ヘルニアなど負傷、でもでも現役レスラー。人生のリングに立つって意味で最初の場面がリング=決意表明ってことかな。

下は、上映後のトーク。

悪役レスラー・安川惡斗      ろくでなし子       高原秀和・監督

肘にまんこちゃん 掌に

>ろくでなし子の騒動をテレビで知ったと話し、「私なんかよりもひどいバッシングの中戦っていて……」と尊敬の眼差しを送る安川。それを受けたろくでなし子は「今、国からバッシング来てますからね!」と明るく言ってみせ、「この映画を観て裁判への士気が高まりました!」と強い決意を感じさせる。出典、映画ナタリー

高原秀和・監督は、ろくでなし子ドキュメンタリー撮影を始めてるんだって。2年後くらいに公開か。出典スポニチアネックス


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2月刊「イスラム国とは何か」ルポ 常岡浩介・旬報社本

2015年04月29日 | 詠む

イスラム国とは何か」 常岡浩介 旬報社

 

なんども忘れてしまうのだが、やっとシリアとイラクの場所を覚えた。片仮名は1時間後に忘れそう。

-------------- 目次 緑は千恵子メモ -----------------
1 潜入取材

「イスラム国にすぐ来い」
国境越え—スナイパーと警備隊を避けて
密入国成功
首都ラッカはシャッター街
ラッカ空爆に遭遇
アサド政権の非道
ラッカの市民生活
イスラム国支配による変化—宗教浄化 ←女はニカブ 上から下まで黒々 建物も黒々
湯川遥菜さんを救いたかった ← 裁判のために、行ったんだ
イスラム国の軍隊—武器と兵士・義勇兵
空爆で見えたイスラム国の弱点
情報の意味をわかっていない指導部

2 勢力拡大の謎
 
政府軍基地攻撃の実態
「アラブの春」とシリア ← 2010年のチュニジアから
市民たちはなぜ銃を取ったか—「自由シリア軍」の登場
「自由シリア軍」の弱体化
勃興する新勢力「ヌスラ戦線」
イスラム国のルーツ—「イラクの聖戦アルカーイダ機構」から「イラク・イスラム国」へ
イラクからシリアへ—ISISの結成
「ヌスラ戦線」の分裂
イスラム国設立とカリフ宣言
イスラム国の強さの秘密
イスラム国の狙いとは

3 理念と現実
 
イスラム国という「国」
カリフ制再興運動とは
イスラム急進派に広がる「サラフィー・ジハード主義」
バグダディとはどんな人物か
ヤジディ教徒の虐殺  クルド人 ゾロアスター教
奴隷制を復活  女 子ども
サダム・フセインの残党と提携
何が世界のイスラム教徒にアピールするのか
世界に拡散する勝手連  ナイジェリアの「ボコ・ハラム」 女子生徒の拉致

4 義勇兵たち
 
いざ、内戦のシリアへ ← チェチェンつながり
オマル司令官
義勇兵は一万五〇〇〇人?
会った義勇兵は二九ヵ国から
抑圧を逃れてシリアへ
シリアで自国の革命を展望
ヨーロッパからの義勇兵
「地上に正義を実現するために」
ラッパーも「中二病」も
兵士たちのくつろぎのひととき
国際社会が恐れるもの

5 どう向きあうか
 
現状を招いた責任はどこにあるのか
ありえた選択肢—シリアへの軍事介入
対イスラム国爆撃で高まる「反米」
米国の「転換」の背景
迷走する「テロとの戦い」
「反米」の構造
もし地上戦を戦えば
米国の自衛戦争
米国が「反米」を製造した
拡散するテロの行方
米国・失敗のスパイラル
代案はあったのか
日本のかかえるリスク
中東で一番好かれる国 ← そうなんだ 小滝透の本にも書いてあったなあ
日本発の希望を



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深き闇「無法回収」RCC 椎名麻紗枝と今西憲之

2015年04月28日 | 詠む
 
2008年のドキュメントなので、おさらいがてら読む詠む。
 
   
----------- 目 次 緑字は千恵子メモ ----------------------- 
はじめに

序章「債権回収」の無間地獄
・〝三石三鳥〟のサービサー
・債権回収の専門家
・不良債権ビジネス、儲けの構図
・チェリーピック方式で高騰した債権価格 ←バルクセールの次は、チェリーピック
・「第二のサラ金地獄」の始まり
・一般人に広がる回収の網
・ターゲットは個人の未納年金・税金

第一章 骨までしゃぶる「回収の闇紳士」

・ある日突然、不幸のどん底に
・外資が狙った三〇兆円不良債権市場
・社会の歪みは「弱者」に向かう
・三井住友銀行とゴールドマン・サックス
・不公平な脱法行為
・下町の喫茶店の悲劇
・金融機関のマネーゲーム
・不穏な債権譲渡
・待ち受けていた「地獄」
・録音された回収マンの桐喝
・債務者は「奴隷」か?
・元借金王の怒り
・よみがえった幽霊債権
・ジャパンリアルティ社の謎
・見え隠れする「闇の世界」の住人

第二章 RCCの罪と罰

・虚像の国策会社
・「血も涙もある回収」の嘘
・RCCは旧住専巨額債務者になぜ甘い?
・五四億円を免除された「ミスター住専」
・恣意的すぎる債務免除
・連帯保証人までしやぶり尽くせ
・地方銀行の裏切り
・「一族で責任をもって返してください」
・RCC送りは死刑判決
・不当競売から不法侵入までなんでもあり
・一貫性のない回収計画とご都合主義
・伝家の宝刀「財産調査権」 ←裁判所の令状もなしに捜索 111頁
・筒抜けの個人情報
・国税・税務署が情報源!?
・RCCが落札額を極秘にする理由
・不良品の抱き合わせ販売
・「闇の世界」の影
・正体不明の管理会社
・民主党・原口議員の追及
・得体の知れない登場人物
・満井忠男被告の証言
・口封じの刑事告発
・朝鮮総連詐欺事件の真相
・安倍元首相への手紙
・企業再生ならぬ企業つぶし
・未来を根こそぎ奪うRCC

第三章 回収の手先と化した裁判所

・「粕屋ホテル」の破産
・売却益狙いのスキーム
・「お飾り」の破産管財人
・疑惑の事業譲渡先選定手続き
・異例ずくめのスピード結審 「平賀書簡事件」より重大な問題
・記録から消えた四人目の裁判官
・「裁判官の独立」を侵す暴挙 ←あれこれ有名な、宇都宮地裁の園尾隆司所長(07年当時)
・RCCの破産申し立ての変質
・破産手続きの「奇手」
・RCCに洗脳された裁判所
・元裁判官の告白
・裁判で勝つのはRCC

第四章 京都の名刹をめぐる「謀略」

・何有荘をめぐるRCCの謀略
・ダイヤモンドファクターと満井被告
・債権譲渡の「偽装」
・「国策捜査」疑惑
・奇妙な裁判
・人間への温かさを欠く裁判官
・有罪認定は正しかったか
・「被害者」「加害者」逆転の構図
・「悪質な債務者」というレッテル貼り
・違法な執行保全命令
・手回しのよすぎる破産申し立て
・「証人」への恫喝
・「国家権力や。逆らったらあかん」
・RCCからの配達証明
・脅してサインさせた上申書
・宗教法人解散命令の申し立て
・裁判所の正体

第五章 RCC歴代社長のスキャンダル

・中坊公平初代社長のマスコミ操作
・腰砕けのジャーナリズム
・朝日新聞社への「恫喝」
・RCCは「ハゲタカ」か?
・「平成の鬼平」の詐欺疑惑
・中小企業の死刑場
・社長直轄案件で「謀議」を主導
・もう一つの隠された「詐欺」
・策に溺れて大赤字
・「起訴猶予」で社長も弁護士資格も返上
・かなわなかった「叙勲」の夢 起訴猶予ねらいで弁護士資格を返上し、ほとぼりさめたら再登録 中坊公平
・二代目社長・鬼追氏の「口利き」
・取り立て対象から顧問料!?
・不透明な顧問企業の実態
・軽率すぎる行為
・「時効」でも消えてなくならない悪行

第六章 棄民国家・ニツポン

・サブプライム問題より酷い日本の銀行犯罪
・「貸し手責任」を無視する放置国家
・RCCと銀行の共同戦線
・増大する破産申し立てを利用した「脅し」
・連帯保証人に迫る魔の手

終章「ハゲタカ」から国民を守る方法

・債務者は、取り立ての対象にすぎないのか
・銀行融資の「無法地帯」が、「略奪的融資」を生んだ
・債権者優先の法整備という愚策
・あべこべの裁判所
・なぜ銀行だけが独り勝ちするか
・裁判所は、なぜ銀行の味方なのか
・新たな立法が必要だ!
  1 債権譲渡に一定の規制 303
  2 債務者、債権者対等の実質的保障
  3 回収のルールづくり

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東北のショック・ドクトリン無惨なり 古川美穂の岩波本と

2015年04月27日 | 詠む

東北ショック・ドクトリン」 古川美穂 岩波書店

雑誌「世界」に連載されたルポルタージュを、まとめたもの。
 
ナオミ・クラインの「ショック・ドクトリン」が、この国でも侵攻している。
 
ひとの弱みにつけこんで、とんでもないことが起こっている。
 
東北三県のさま。宮城と岩手の違い。20年前の神戸。
 
-------------------- 目次 ----------------------------------------------
 
はじめに 「創造的復興」を追う

第1章 被災地の遺伝子研究
東北メディカル・メガバンク構想/医療費免除は打ち切り/メガバンク構想が抱える倫理的問題/置き去りにされた住民理解

第2章 20年前の創造的復興
荒涼とした人工島――神戸ポートアイランド/「創造的復興」原点の地へ/度重なる特区指定/生体肝移植ツーリズムの計画/「お手本は神戸とピッツバーグ」

第3章 迷走する復興予算――誰が復興を構想したのか
「被災者は社会的弱者ではない」/中央の倫理学会でも批判が続出/震災は「千載一遇の機会」/誰が宮城の復興を構想したか/東芝やドコモが参入

第4章 社会実験にかけられる被災地
村井宮城県知事の「民間活用」/被災地の漁協との対立/浜を分断する水産特区/水産特区は誰が構想したのか/繰り返されるショック・ドクトリン

第5章 協同ですすめる復旧復興
あまりにも対照的な復興/船も売り上げも全員で分け合った/答えは現場にある/初代組合長の教え/現場重視の水産行政

第6章 仙台空港民営化――見失われる着地点
津波に襲われた空港/コンセッション方式/空港民営化への地元の反応/PFI神話はすでに崩壊している/雇用と安全性にはどんな影響があるか/海外での空港民営化状況/風土が阻むショック・ドクトリン

第7章 被災地カジノ狂騒曲
仙台エアポートリゾート構想/チンゲン菜かカジノか/日本列島カジノ狂騒曲/「震災復興カジノ案」再び/空港民営化とカジノの皮肉な関係

第8章 イオンが被災地にやってきた
鉄の街に降ってわいたイオン進出/イオンが街にやってきた/日本最大の流通企業/断れば隣の街に行ってしまう/まとまって声を上げられない実情/追いつめられる仮設商店街/イオン視察団が見たものは/「ここにいる人」で復興はできないのか/田んぼの中に出現したイオン渋滞/地元の市場はガラガラ/ダメージを受ける地元の産直販売店/イオンで働く住民の声/街の中心が三つに分裂/生きた「まち」をつくれるか

第9章 社会的共通資本としての商店街――「まち」と「消費地」
「復興のシンボル」として/予想できなかったイオンの出店/地元商業者が反対できない理由/本当にイオンありきではないのか/用途地域変更という抜け道/世界の動きに逆行する日本/イオニストはゆりかごから墓場まで

おわりに 実験場としての被災地
 
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そだっ「さらば、裁判員制度」悲劇だと 西野喜一だミネルヴァ書房

2015年04月26日 | 詠む

『さらば、裁判員制度 -司法の混乱がもたらした悲劇- 西野喜一 ミネルヴァ書房

新潟大学法科大学院の教授だった西野喜一さんの精緻なまとめ。

裁判員制度はいらない!大運動」の「全国情報」が実情を率直、詳細に報道していたが2013年以降は形態も内容も顕著な差異。56頁。

著者は「裁判員制度はいらないインコのウェブ大運動」を見てると。そうだよなあ。

--------------- 目 次 ------------------------
はしがき

序 裁判員制度の悲劇とは

第1部 裁判員制度の概要-制度の悲劇
 第1章 裁判員制度はどのようにしてできたのか
 第2章 裁判員制度とはどのようなものか

第Ⅱ部 「司法制度改革」の現在の姿-運用の悲劇
 第3章 裁判員制度の本当の『正体』とは何か
 第4章 恐怖の裁判員制度
 第5章 裁判員制度に期待したそれぞれの夢と思惑
 第6章 痩せる一方の制度の理念

第Ⅲ部 最高裁判所と裁判員制度-変節の悲劇
 第7章 最高裁判所の変節
 第8章 最高裁判所大法廷判決
 第9章 疑問① そもそも憲法上国民の司法参加は可能なのか
 第10章 疑問② 裁判員法は憲法に適合しているか
 第11章 疑問③ 国民負担はどうなるのか
 第12章 制度折哀の悲劇と裁判官全員一致の怪
 第13章 裁判員制度の未解決の問題を追究する
 第14章 裁判所侮辱罪との関係

終章 正義のゆくえ

あとがきに代えて- さらば、裁判員制度

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貧困は自己責任か?浦和にて 稲葉剛の講演会と

2015年04月25日 | 詠む

わたしも生活保護受給者、ひとごとではない。----------------- 以下、転載。

『くらしの最低保障引下げにNO!集会』
~「わたしの居場所を奪わないで!」4・29市民集会

日時:2015年4月29日(水・祝)14時~16時

場所:さいたま共済会館6階(さいたま市浦和区岸町7-5-14) 地図は、こちら。

参加費:無料

生活保護基準引下げが一昨年8月から始まり、昨年4月、今年4月に引下げが強行されました。

そして、7月からは住宅扶助基準の大幅な引下げが始まり、冬季加算の引下げも控えています。この三重苦は生活保護利用者を追い詰め、孤立を招き、いのちさえ脅かされるのではと大変危惧されます。

生活保護基準は、最低賃金や年金、就学援助など多数の制度に影響し、そうした重要な「暮らしのものさし」の引下げは、私たちの暮らしを確実に脅かしています。

今、この国で、この埼玉で起きていることをみつめ、共に考えていきませんか。

基調講演 「貧困は自己責任? ~貧困の現場から社会を変える~」

講師 稲葉 剛さん(認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい理事)

画像は「鵺の鳴く夜を正しく恐れるために 野宿の人びととともに歩んだ20年」

生活保護引下げにNO!声を届けよう
◎私たちの声を届けよう
◎生活保護引下げは生活保護受給者だけの問題?
◎埼玉での取り組み

集会後に相談会を開催します.生活への不安など,どなたでもお気軽にご相談ください

【 主催 】生活保護基準引下げ反対埼玉連絡会
【 後援 】埼玉弁護士会 埼玉司法書士会 埼玉県労働者福祉協議会 日本労働組合総連合会埼玉県連合会 埼玉県労働組合連合会
【お問合せ】さいたま司法書士事務所(広瀬)TEL 048-815-6978 / FAX 048-815-6977

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まんが本「わが家の母はビョーキです」 統失ルポは中村ユキと 

2015年04月24日 | 詠む

わが家の母はビョーキです」 中村ユキ サンマーク出版

昔は「精神分裂病」と言われていた病気は、いま統合失調症と呼ばれている。

依頼者でその病気のひとがいたことがある、どんな病気なのか気になっていた。

著者が4歳のときから、お母さんは精神科に通い続けて31年。辛い時期を乗り越えて、生きてきた記録。

いまは3人が幸せに暮らしているのが、幸い。

------------------- 目次 (一部) ----------------------------------

◎ストレスフルな生活と発病

◎幻聴に従う

◎死にたい…

◎やっぱり同じお母ちゃん

◎退院と15kg

◎一度も恋をしたことがない

◎プチうつな私

◎副作用がつらい…

◎100人に1人のビョーキ

◎プロポーズに苦悩

◎家族一緒に…

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裁判員制度の真相おそろしや 猪野亨らの花伝社本

2015年04月23日 | 詠む

「マスコミが伝えない裁判員制度の真相」 猪野亨 立松彰 新穂正俊 花伝社

裁判員裁判の本て十冊くらい読んできた。沖縄の「南風原事件」が一番だったけど、本書が凄い。

「従来のような理念的な批判ではなく、実際の運用という視点から制度の批判を展開した」のが売りなのだが、いやはや凄い。

2009年から始まった裁判員裁判の報道を丹念に集める。そして分析する、ものすごい労力だよね猪野亨弁護士。

まとめの第10章を執筆したのは立松彰弁護士。総合的に浮かびあがる不都合な真実の数々。

「まえがき」は、小出重義弁護士。埼玉で「まっぴらごめん裁判員」集会で活躍してるひと。

「研究コラム」新穂正俊弁護士も、埼玉弁護士会。わーお、埼玉県民としては心強い。

「おわりに」の田中重仁弁護士もだ。そういえば埼玉弁護士会の集会って、情熱にあふれてたなあ。

------------- 目次 緑字は千恵子メモ -----------------------

第一章 絶賛される「市民感覚」とは何か 33 厳罰化されることは明らかだった

第二章 出頭率の真実 42 出頭率8割って嘘じゃん

第三章 良い経験の真実 66 そして誰もいなくなった

第四章 運営面の真実 72 長期化する公判前整理手続

第五章 神に等しい裁判員――加速する暴走 84 被告を怒鳴る裁判員

第六章 裁判員裁判における審理と量刑 113 罪名落ちや不起訴の増大

第七章 裁判員制度におけるわかりやすさが持つ落とし穴 128 わかりやすさと滑稽さ

第八章 裁判員ってどのような人たち? 裁判員に取材をしても違法扱い!?

第九章 裁判員制度と死刑判決 179 精神的には辛いといいながらも「控訴しないでほしい」裁判員

第十章 裁判員制度の枠組みと問題 224 被害者参加で号泣と絶叫 199 「核心司法」!?


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問題の「刑事訴訟法改正案」 4・22院内集会

2015年04月22日 | 詠む
刑事訴訟法改悪が、いよいよ山場です。参考までに院内集会の案内ビラを転載します。
 

問題だらけの「刑事訴訟法等改正案」

なぜ冤罪被害者は、反対するのか?!


3月13日に閣議決定され、今国会で審議が予定されている「刑事訴訟法等の一部を改正する法律案」
------そもそもは、昨年9月18日、法制審議会から松島みどり法務大臣(当時)に手交された答申が法文化されたものです。

同答申は、2010年~12年にかけ、連続して明らかになった重大冤罪(足利事件、布川事件、東電OL事件などの再審無罪)や、厚労省郵便不正事件(村木事件)での検察官の証拠捏造などへの反省から出発し、冤罪を防止するための刑事法制整備を目的にしたものの筈でした。

しかし、その中身については、取調べの可視化(録音・録画)や証拠開示も骨抜きになっていると批判や疑問が寄せられ、さらに盗聴法の拡大や司法取引(密告奨励)の導入が抱き合わせにされるなど、きわめて問題の大きな法案となっています。

冤罪がもたらす甚大な被害を、身を以て体験した当事者の方たちも、当初からこの法案に反対の声を上げてきました。冤罪防止の筈の法案に、なぜ冤罪被害者が反対を表明しているのか? 当事者の声を聞く、貴重な機会を設けました。ぜひ多くの国会議員、市民のご参加をお願いいたします。

司会冒頭挨拶 米倉洋子弁護士

<基調報告> 小池振一郎弁護士

<冤罪被害当事者のお話>

袴田巖さん 姉の秀子さん

袴田事件:1966(昭和41)年、静岡県清水市(当時)で起きた一家4人放火殺人事件。袴田巖さんは無理な取り調べで自白を強要され、死刑が確定。昨年3月、再審開始決定とともに身柄を釈放された。現在、東京高裁で再審請求の即時抗告審を係争中。

袴田事件再審と捜査当局の違法行為 小川秀世弁護士(袴田弁護団)     

矢田部孝司さん(西武新宿線痴漢冤罪無罪確定)

桜井昌司さん 布川事件 再審無罪確定

布川事件:1967(昭和42)年茨城県利根町布川でおきた強盗殺人事件。桜井昌司さんと杉山卓男さんが犯人とされ無期懲役刑が確定。1996年仮釈放後も再審請求をつづけ、20115月再審無罪となる。

・当事者の皆さんのほか、弁護士、学者など法曹関係者からのブリーフィングなども予定。

日本型司法取引の問題点 郷原信郎弁護士(美濃加茂市・藤井市長冤罪事件主任弁護人)

 4月22日(水) 午後2時開始~3時半閉会

 於:衆議院第2議員会館 地下1F 第7会議室 

 事前申込み不要 参加費・無料  交通:地下鉄永田町駅、国会議事堂前駅 下車   

 連絡先: 櫻井司法研究所               

169-0075 東京都新宿区高田馬場1-26-12 高田馬場ビル505号室
TEL080-6550-4669  FAX03-6278-9798               

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警察も検事弁護士判事まで よってたかって東金事件

2015年04月21日 | 詠む

司法が凶器に変わるとき-「東金女児殺害事件」の謎を追う』 三宅勝久 同時代社

短歌の文字数のために警察、検事、弁護士、判事までしかいれてないけど、「集団リンチ」の狂言回しマスコミも罪が重い。

この事件が起きた2008年は民主党政権になる直前、足利事件が冤罪だとして注目されたころ、もしかすると千葉初の裁判員裁判になるかもしれないころでもある。著者、怒りの一冊だ。

岩波の「世界」連載ルポを纏めた、この本も興味深い。なやましき裁判なりのドキュメント 千葉の東金...佐藤幹夫・本

--------------- 目次 ------------------------

第1章 指紋の迷路
 
第2章 証言の迷路
 
第3章 記憶の迷路
 
第4章 密室の迷路
 
第5章 調書の迷路
 
第6章 法廷の迷路
 
  推薦・桜井昌司氏(布川事件の冤罪被害者)
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政治犯『ハンガー』ストライキ映画だよ 26日新宿にて

2015年04月20日 | 詠む

1981年、北アイルランドの刑務所。新自由主義の走狗、イギリス首相マーガレット・サッチャーに弾圧された彼らが決起した。これは、見なくちゃ。

FILM 『ハンガー』HUNGER DISCUSSION EVENT

日時:2015.4.26(SUN) 3:00 OPEN 3:30 START
場所:Cafe★Lavanderia ( MAP | facebook )

今回は1981年にアイルランドで行われたハンガー・ストライキを描いたスティーヴ・マックイーン(米国人の俳優ではなくイギリス人の映画監督です)による歴史映画、「ハンガー」を上映します。

アイルランド共和国軍(IRA)のボビー・サンドは、アイルランドを占領するイギリスに抵抗するため北アイルランドの囚人たちと共にハンガー・ストライキを決行する……。

 映画上映の後には二人のゲストスピーカーを迎えます。一人目はレイモンド・ワトソンです。彼は元IRAのメンバーで、政治犯として7年間メイズ刑務所のHブロックに投獄されていました。現在ではアーティストとして、芸術を通し平和な世界を築こうとしています。インターネットの接続具合にもよりますが、ベルファストからスカイプで参加する予定です。

もう一人のゲストはフリーランスのジャーナリストであるデイヴィッド・マクニールです。インディペンデント、アイルランドタイムス、ジャパンタイムス、ジャパンフォーカスなどの新聞に寄稿しています。

イベント参加は無料です。できればカンパをお願いします。

また映画上映前にはワンドリンクオーダーを忘れずに!(バナナジュースがおすすめ)

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有給を求めて解雇スレイマン ICC抗議行動いくぞ

2015年04月19日 | 詠む

わたしも労働組合員である「全国一般なんぶ」、20年以上も働いてきた会社に有給休暇を求めたら解雇されたスレイマンさん連帯アクション。

3月の銀座行動。上段中央、白顎鬚が提起者スレイマンさん。

下段右端、「山谷RIOT」黒Tシャツがわたし

------------------------------------------------------------------------------------- 以下、転載。

ブラック企業ICC外語学院への抗議行動

私の闘争/我々の闘争

みなさんこんにちは。

労働組合「なんぶ」と私は、ブラック企業ICC外語学院への抗議行動をします。ICC外語学院は、私が有給休暇と社会保障を要求したことを理由に、私を不法に解雇しました。職と福利厚生の返済を要求します!

それらはもともと私がもっていた権利です!

抗議行動は 4月25日(土)午前11時から町田のICC外語学院前で行います。

地図:http://www.icc-net.jp/english/machida.html

このブラック企業の前に11時に集まってください。
迷ったら私に電話してください。08032711871

我々と連帯しよう!
一緒にブラック企業と闘おう!
公衆の面前で恥をかかせろ!
ブラック企業はもういらない!

闘争の背景:

日本語
1) http://www.labornetjp.org/news/2014/0924brkic

2) http://www.labornetjp.org/news/2014/1202brkic

3) http://www.labornetjp.org/news/2013/1379310034595staff01/

ジャパンタイムズ english
http://www.japantimes.co.jp/community/2014/04/14/issues/suit-over-dismissal-to-tackle-thorny-issue-of-language-teachers-employment-status/#.VKs9xen9lZQ

ブラック企業は我々を搾取するだけでなく我々の尊厳も奪い取っている! もうたくさんだ! やられたらやりかえせ!

よろしくお願いします。
スレイマン

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どうなるか「秘密保護法」後の社会 宇都宮らの集英社本

2015年04月18日 | 詠む

秘密保護法 社会はどう変わるのか」 宇都宮健児 堀敏明 足立昌勝 林克明 集英社新書

秘密、ひみつの秘密法。

------------------- 目次 -----------------------------------

第1章 誰が、何のために秘密保護法をつくったのか 堀敏明

 10 米国に合わせた「重罰化」

第2章 超監視社会への道 足立昌勝

 53 三浦和義さん共謀罪

第3章 「知る権利」の妨害と闘う 林克明

 101 自称記者? 勝手に決めるな警察 

 104 「プレイボーイ」はジャーナリストじゃないと記者クラブから排除

 108 名誉棄損で検察が家宅捜索

第4章 憲法と秘密保護法 宇都宮健児

 1×× 貧困 原発 改憲

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「ソロモンの偽証」映画は中学生 苦闘しながら成長すると

2015年04月17日 | 詠む

映画「ソロモンの偽証(前編・後編)」

宮部みゆきの原作、第一部事件が、よく書けている。いろいろなひとの気持が精緻に綴られている。

映画の前篇は短い時間のなかで構成を変えて、ほどほど。

後編は封切られたばかりだが、藤野涼子たち中学生に感動。

「校内裁判 開廷」という副題なのだが、撮影をするのに下町はおろか都内の学校に協力してもらえなかったそうだ。いじめや自殺をなくす映画だと言っても、学校の評判が悪くなる、親から苦情がくるからだと。大阪は堺の校長が「よっしゃ、責任は自分が取る」と名乗りをあげたと、キネマ旬報の監督インタビューにあった。まったくもう。

映画の参考リンク、「伊東良徳の映画な週末」では

>小林電気店の店主(津川雅彦)が、半年前に店の前の電話ボックスで電話していた見知らぬ生徒の顔を覚えているという前提はいかにも無理だと思います。業界人としては、目撃証言の信用性についてのこういう神話がどれだけの冤罪事件を生み出してきたかに思いを馳せたいところです。

これは、わたしも同感。

原作では心配して話しかけたとなっているが、映画では信用しにくい目撃証言。

さて、原作の後半。図書館で百人待ち、楽しみだなあ。

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墨米の麻薬文化?ドキュメント み「皆殺しのバラッド」みる

2015年04月16日 | 詠む

映画皆殺しのバラッド メキシコ麻薬戦争の光と闇 

原題: Narco cultura  (麻薬 文化)

いつもは公式サイトにリンクを張るのだが、柳原孝敦ブログにした。

両国の対比だけでなく、映画はまた相互干渉をも扱っている。共犯関係と言えばいいか……エドガルたちの歌はメキシコでも流行り、歌われ、楽しまれ、ナルコたちを鼓舞し、若者たちの憧れを使嗾している。この対称と干渉が麻薬戦争の根本問題の縮図であることは言うまでもないだろう。

ここまで鋭く分析してる、平和馴れ米国馴れした日本人には珍しい。拍手。

ナルコ・コリードは歌う、「手にはAK-47 肩にはバズーカ 邪魔する奴は頭を吹っ飛ばす 俺たちは血に飢えているんだ 殺しには目がないぜ」

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