お友達からきた、情報。表現やら自由を巡って...、気になるところだ。
横尾忠則じたいは特に評価していないが、美紀さんの「できる範囲で行動を起こし続ける」決意に、乾杯。
<以下転送本文>@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
世田谷美術館では「冒険王・横尾忠則展」を開催中ですが、
世田谷区の教育委員会が、区内小学校22校の
展覧会見学を「教育上不適切」といった理由で一斉にキャンセル
させる、という出来事があり、東京新聞にて2度ほど報じられました。<
リンク1><
リンク2>↓
教員の間にはさまざまな意見があり、本来ならば
個々の学校 が行くか行かないかを判断するのがスジですが、
教委が「一斉中止」を決定したものです。
この件については横尾忠則氏も憤りかつ呆れており、
自身のブログで言及しています(5月27日・29日など)。このことをみなさんにお知らせしたのは、まずは
「こんなことが起こっている」ということ自体を知っていただきたい
のと、今後の展開をともに見守っていただきたい、との思いからです。
芸術と教育活動の現場に身を置く者として、
多様な意見を封じる今回の出来事については、
極めて残念に思います。
自分自身にできる範囲で、対話や議論の場をつくれるよう、
行動を起こし続けるつもりです。
可能ならば、みなさんのご友人にもこの件をお知らせいただき、
広く情報と議論を共有できればと願っております。
(転送歓迎です。)
さらに可能であれば、ぜひ展覧会そのものをご覧になってください。
6月15日(日)まで開催しております。
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Miki TSUKADA
Curator: education programs
SETAGAYA ART MUSEUM
世田谷美術館 塚田美紀
〒157-0075
東京都世田谷区砧公園1-2
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@以上転載
ただし、メールアドレス部分などは割愛。
横尾ブログには、5月15日付けで、こんな記載も-----以下転載。
世田谷区の教育委員会が、区内の22校の小、中学校が、美術の正規の授業として美術展を観賞することになっていたところ、教育委員会が「冒険王」展の下見に来て、子供には見せられないという判断をして、22校に観賞を禁止したことが分かった。ぼくの作品は毎年美術の教科書に掲載されているので、各校の先生がぜひ現物をと思われたはずだ。それでも先生の中にも意見が割れたらしく、結局教育委員会がその最終判断を下したらしい。
過日、ぼくの「ガルメラ商会」のダンスリサイタルのポスターに書かれているコピーが「よろしくない」とい理由で、美術の教科書から削除されたことが新聞紙上で話題になったが、美術とは関係のない次元での問題で、別のぼくの作品にすり変わったことがあるが、実際印刷されるサイズは、葉書大よりひと廻り小さいサイズで、およそ書かれたコピーなど判読できないほどのものだった。それにしても今回の区の教育委員会の下した判断には大きい問題がある。美術館側の態度も問われることになるだろう。
後退国でさえ、考えられない事態がこの世田谷区の教育委員会が文化、芸術をコントロールしていることに気づいて区民としても愕然としている。
日本の未来の芸術を担う子供の美術教育に対する弾圧ではないのか。
ぜひマスメディアの意見を聞きたいものである。 ---ここまでの15行は、横尾ブログ----