千恵子@詠む...................

リンクにて開く世界は万華鏡 あれやこれやと交差の果てへ

探検だぁ「文化センターアリラン」で パギやん聴くは新大久保と

2015年01月31日 | 詠む

この界隈は80年代末に、東郷健さんの葡萄が目印の家にいったことがある。

全国区に立候補するために10人の参議院議員候補者を集めなければならない。

意見主張型の立候補。政見放送で「いばるな警察、なくせ公安」演説し、ポスターでは「警察国家は嫌だ」を大書して戸籍名を可能な限り小さくしたのを街に貼りまくり、ついでだからと労働運動やってる他の意見主張候補と相互協力してみたりした。

ほかの雑民党党員は大道寺将司死刑囚の妹が死刑廃止を訴え、風の旅団の役者が飢餓陣営と叫んでたりしてた。

その後、ずいぶんと様変わりしている。イケメン通りなんてあるしね。

-------------------------------------------------------------------------- 以下転載。

浪花の歌う巨人・パギやん(趙 博) ライヴ

■と き:2月7日(土)14:00開場 14:30開演

■ところ:文化センター・アリラン

特定非営利活動法人文化センター・アリラン
〒169-0072 東京都新宿区大久保1-12-1 第二韓国広場ビル8F
(1Fがコリアプラザ(KoreaPlaza)、7FがNPO法人高麗博物館)

  • 山手線 新大久保駅より
  • 西武新宿線 西武新宿駅北口より
  • 地下鉄副都心線・都営大江戸線 東新宿駅A1出口より

いずれも徒歩7~8分です。

■入場料:1000円



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「プリズンの満月」はるか仰ぎみて 戦犯たちと刑務官たち

2015年01月30日 | 詠む

「プリズンの満月」 吉村昭 新潮文庫

さいきん国家による殺人が気になっている。

西の足利事件とされた彼は、2008年に縊られた。

無実の林眞須美・死刑囚は、大阪拘置所の独居房に収監されている。

がんがん死刑が執行されたころのセミ・ドキュメント。

----------------- 備忘メモ ----------------------------

17 腹部にさらし木綿の布を何重にもきつく巻いて登庁

70 旧軍式に膝を曲げて行進して米国人に笑われる日本人刑務官たち

76 おはようございますでが規則違反だと 左翼の完全黙否みたいだ

78 戦争の勝利者が敗北者を裁く 戦勝国では敵国の将兵を殺すほど英雄なのに インドのパール判事

87 松島トモ子 5歳の慰問

124 A級戦犯の同時処刑のための5基の特設絞首台

171 野球観戦は、監獄法の規定の累進処遇令の1条の集団散歩

182 モンテンルパの夜は更けて

207 主人公の刑務官は同僚に誘われても、二度と拘置所の門をくぐる気になれない

213 絞首台を作った男の末期

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むし歯ってみがけばとまる実践だ 岡田弥生の梨の木舎本

2015年01月29日 | 詠む

むし歯ってみがけばとまるんだヨ ― 削って詰めるなんてもったいない!」 岡田弥生 梨の木舎

週刊金曜日に「草の根歯医者のひとりごと」連載されていたので注目した。

小児科医の母里啓子の「インフルエンザワクチンは 打たないで」と同じように、実践から生まれた良書。

きめ細かい健診をすれば無駄に削る歯の多くが救えるんだ。

杉並区で乳幼児の歯科健診20年の経験による、子どもを持つ親向けの本だが、子なしの大人にも意義深い。

予防可能なむし歯の治療に保険が利く一方、予防しきれない不正咬合の矯正には保険が利かない。審美的なものだから美容外科と同じで保険外。実際は審美的な問題だけの不正咬合は僅かだと。経済的理由で機能的に必要な矯正歯科治療を断念している子どもたち。149頁

----------- 目次 (一部) ----------------

● むし歯はとまっていれば大丈夫

● むし歯には自然治癒がある! ←わお! 26頁

● 初期で見つければ削らずにすみます ←そうなんだ!

● 初期むし歯を止めるのはお母さん、お父さん

● がんで死なない、むし歯で削らないを目指しましょう 

● 主治医を選んで伴走してもらいましょう

● きょうだい関係とむし歯 

● フッ素に依存しないで、上手に使いましょう ←92頁

● むし歯ごときでオッパイをやめるなんてもったいない 

● 「ハイシャ」か? 「ハカイシャ」か? ←156頁

● 賢い消費者が歯科医を育てる  ←歯科医院が繁盛したのは61年からの皆保険と、その後の高度成長期の甘い菓子の氾濫にりるむし歯大洪水時代。多くの歯科大学が新設、治療技術中心。しかし、治療せずにすめば(略)そのほうが良いのでは? 158頁

● 歯には葉を!

● 寝かせみがきはスキンシップ 両親で仕上げみがきごっこ 

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留置場はパンツのレース駄目なのか ろくでなし子の体験を聞く

2015年01月28日 | 詠む

「表現の不自由展」ろくでなし子ちゃんの監獄!体験談を聞く。

パンツにレースがついてると駄目。レース付きのほうが多いよねえ。ちっこいレースで自殺するってのか?

靴下も踵から10センチ以内だと。

ブラジャーなし。夏は困る女いるだろうに。

 

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ウイルスの怖さじわじわドキュメント 「ホット・ゾーン」はプレストン作

2015年01月27日 | 詠む

ホット・ゾーン 「エボラ出血熱」制圧に命を懸けた人々 リチャード・プレストン 飛鳥新社

20年前に発表されたときに、科学的知識と調査に裏付けされた文章の巧みさに感心したドキュメント。

やっぱりリチャードプレストンの科学物は奥深い。20年たって再読して、またも「どきどき・じわじわ」さを実感する。

対応する陸軍伝染病医学研究所(ユーサムリッド)と、疾病予防管理センター(CDC)の違いが興味深い。

----- 備忘メモ ---------------

72 ナンシー。ワクチンで吐き気がでるから、ワクチン要らずの強烈区域。ベテランが取り組む化学防護服レベルに志願する。2回目で感染。

77 エイズは10年かかる。エボラは10日。なんと強烈。

277 アフリカ。陸軍の変人おじさん。食べ物が少ないから、シロアリをむしゃむしゃ。けっこう美味なんだ。

291 陸軍の医者、科学者でも調査の結果を公表しない。軍事機密だからか。

370 モンキーハウスで殺猿したあとの兵隊。いくら私服に着替えても、一様にクルーカット筋肉もりもり&女はバーベル持ち上げ簡単そうな若者集団が大量のテイクアウトすれば、店員は驚くよな。それに軍用眼鏡(そんなのあるんだ)。

----- 目 次 -----------------

第一部 エルゴン山の影

第二部 モンキー・ハウス

第三部 制圧

第四部 キタム洞窟

訳者あとがき(2014年版)

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「ビッグ・アイズ」夫の支配ふりきって マーガレットは絵描きなりけり

2015年01月26日 | 詠む

映画「ビッグ・アイズ」

(詐欺師の夫)   (絵描きマーガレット)

50年代、横暴な夫に耐えかねて娘と家を出たマーガレット。

仕事をした経験もなく、エスプレッソを大麻と勘違いするような田舎者。おひとよし。

ほら吹き男と結婚するも、自分の絵を夫の名前にされてしまう。詐欺師のために1日16時間も籠って絵を描く。

最愛の娘にさえ嘘をついて、絵を描き続ける。ポップアートは大量に複製される。詐欺師は大儲け。

真実を言おうとするとマーガレットや娘に火をつけて脅かす。実際に、アトリエに火を付けて殺されそうになる。支配して当然の夫に、またもや逃げ出す。

1年後に見つかったとき、マーガレットは闘うことを決意する。

しかし60年代、内気なマーガレットは静かな抗議なのである。

ティム・バートン監督としては異色の作品。

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奥さまは愛国! 右に行く女たち

2015年01月25日 | 

奥さまは愛国! 右に行く女たち

その女性は、私の会社の隣人で、とても裕福に暮らしていた。都内の一等地に大きな一軒家を購入し、子供は有名私立に通い、夫は大企業に勤め、自身は専業主婦。どこから見ても、「勝ち組」である。彼女の家からは時折、夫が暴れ彼女が叫ぶ声が聞こえてきた。警察沙汰になったこともあった。ある日、私は彼女に「DV被害者支援」のパンフレットを渡した。彼女はパンフレットを見た瞬間に激怒した。そしてこう言い放ったのだ。「あなたみたいな女、大嫌いなのよ。被害者意識が強くて」。

どんなに殴られていても、そのことを私に知られ、同情される方が彼女には屈辱だったのだろう。被害者になることは彼女にとって弱者になることだから、それは負けることだから。

ここまでの文章は、北原みのりの文章の抜書きである。お隣に住む女の選民意識、勝ち組意識の呪縛に驚かされる。そこここにいる女のなかにある、意識のひとつ。こんな女たちに、一体どう呼びかければよいのだろうか。

四年前の東日本大震災のときに数日間泣き続け、翌年の第二次安倍政権が誕生してから殆どテレビを観なくなった北原みのり。その彼女がいわゆる「行動する保守」の女たちを取材する。

変わりばえしないサヨク・スローガンの「つまらなさ」、ひとに訴える気持ちのないデモンストレーションに、わたしもうんざりする。叫べば叫ぶほど、通行人との距離が出てくる。いっぽう愛国派の「花時計」やら「そよ風」グループの言葉の「わかりやすさ」は、どうだ。とくに手作り感あふれる街頭行動に、北原はフェミニズム・アクションを始めた頃の自分と重ねて回想する。

在日三世であり日本に帰化した朴順梨。幼い頃から少数派を生きてきた。だからマイノリテイの立場から悩み考える。日本が好きだと思いながらも、日本人たちから受けた心無い言い方や態度に、辛い気まずい思いを抱えてきたのだった。そして現在、ヘイト・デモの参加者には、女性が結構いる。彼女たちは「韓国人を叩き出せ!」って叫んだ後に家に帰って、子供の食事とか作ってるんだろうか、その二面性はどうなんだろう。困難を極めた対面取材、執筆は朴順梨の人生の棚卸しでもある。そう、著者の二人は、読んでいるこちらが苦しくなるほど悩み、時に心が折れそうになりながらも対話を続けた。苦悩に満ちた取材をし、よく書いてくれた、ありがとう。

◇北原みのり・朴順梨 『奥さまは愛国 〈普通の主婦〉が愛国運動にはまっている』 河出書房新社

雨宮処凛がゆく! 『奥さまは愛国』を読んで。の巻

クリエイティブ・コモンズにて、転載。救援連絡センター発行「救援」紙の、2面の連載コラムより
 

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マイケルとJAMって何だ川口だ  安冨歩と2月4日と

2015年01月24日 | 詠む

安冨歩 トークイベント

開催日付:2015年02月04日(水)

開催時間: 19:00~21:00
開催場所: 川口市立映像・情報メディアセンター メディアセブン
プレゼンテーションスタジオ
埼玉県川口市川口1-1-1キュポ・ラ7階
Tel:048-227-7622 
http://www.mediaseven.jp

対象:どなたでも(定員40名、先着)
料金:500円

マイケル・ジャクソンとJAMすること

安冨歩さんは、マイケル・ジャクソンのコンサートDVD「ライブ・イン・ブカレスト」に出会い、マイケルを20世紀最大の思想家の一人として研究しています。中でもJAMという曲の内容から社会の中で“JAM”することとは何なのか、マイケルが真剣に訴えてきたメッセージを曲や歌詞を読み解きながら語っていただきます。

講師名: 安冨歩 (東京大学東洋文化研究所教授)

講師プロフィール:1963年大阪府生まれ。京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。東京大学東洋文化研究所准教授を経て現在教授。主な著書に『誰が星の王子さまを殺したのか』(明石書店)他多数がある。ウェブマガジンERISにて「マイケル・ジャクソンの思想」を連載中。

 申込方法:以下のいずれかの方法でお申込ください

■来館(メディアセブンカウンターにて申込) 
■メール event@mediaseven.jpまで必要項目(開催日・氏名・ふりがな・生年月日・〒・住所・電話番号)を記入の上送信。
■下記の「このイベントに申し込む」をクリックし、必要項目を入力してお申込みください。

*先着順での受付になります。
*お席に余裕がありましたら、来館のみ当日でも受け付けます。

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「ジョン・ラーベ」南京の民すくうため 尽力するはナチ党員

2015年01月23日 | 詠む

映画 「ジョン・ラーベ 南京のシンドラー」

副題の「南京のシンドラー」には違和感がある。スピルバーグ監督の「シンドラーのリスト」は最後の場面が似非ヒューマニズム感なので、一緒くたにしないでほしいなあ。

主人公のシーメンス社の南京支社長は、悩み苦しみながらも行動する愛すべきひと。

悪の凡傭アイヒマンとは、えらい違いだ。

2009年に独・仏・中国合作で作られたが、日本では5年間未公開。市民たちが上映権を購入したといういわくつきの映画。

反日映画というより、反日本軍映画だよね。

日本軍の暴虐がすさまじい。天皇(裕仁)の叔父、皇族が酷い奴。天皇一族の戦争責任を問わなかったから、いまの日本になってしまったのかもしれない。

大作だ。拍手。

握手の場面が何度も出てくるのが意味深い。

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入墨をされた「慰安婦」写真みる 安世鴻の重重プロジェクト

2015年01月22日 | 詠む

重重プロジェクト

2012年に新宿ニコンサロンでの安世鴻写真展に行った。

昨日は彼の活動報告を聴いた、ほんとうにたくさんの性奴隷「慰安婦」の写真を撮っているんだ。

長く中国に住んだハルモニは朝鮮語を忘れてしまっている。でも歌は覚えていると。、

インドネシアの写真は、十人くらいが全てスカーフを被っていた。モスレムなんだ、やはり。多数派の宗教に入るしか暮らしていけないのかも。

そして、腕に入墨された写真。70年が経ってもまだ残っている。

少女に、勝手に日本名をつけて彫り、JAPANと彫る。

まるで家畜に烙印を押すかのように。ひどいなあ、

 

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「司法書士楓の事件ノート」なり バー・パウロニア近藤誠と

2015年01月21日 | 詠む

バーテンダー司法書士楓の事件ノート」 近藤誠 自由国民社

いまどきの司法書士の様子が、わかる。

初心者向けの法律本とも言えるか。ライトノベルっぽいけど。

コンビニ印鑑証明。決済に使うのは困難なんだ、やはり。

相続業務は、争族業務か。

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「トゥーマスト」砂漠の民は銃をとり そしてギターのドキュメンタリイ

2015年01月20日 | 詠む

映画 「トゥーマスト ギターとカラシニコフの狭間で

サハラ砂漠を遊牧していた民。

20世紀初めのフランスによる植民地支配。アルジェリア、ニジェール、リビア、マリ、プルキナファソの5つの国に分散した。

ムーサ(写真の左)は、リビアのカダフィ大佐の元へ兵士としての訓練に参加するが、彼がそこで手に入れたものは、カラシニコフ(銃)ギター(音楽)だった。

写真の右の彼女の歌は独特。また、彼らの踊りも。

力強く 武器のごとく怒りに満ちた言葉たち。だが愛するは、血で綴られた"抵抗"と"自由"の二語 (トゥアレグ族の詩より)

2月28日(土)より、渋谷アップリンクにて公開。

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いま語る「しのだづま考」シンポだよ 西新宿にて28日なり

2015年01月19日 | 詠む

えへへへ、辛淑玉ちゃん出るから行く!

---------------以下、転載

すべての人の人権がまもられる世に!
いま語る「しのだづま考」シンポジウム開催


☆と き: 2015年1月28日(水)18:30~20:30

☆ところ: 西新宿・芸能花伝舎 稽古場S-3
     地下鉄丸ノ内線西新宿下車徒歩6分
     (〒160-8374 東京都新宿区西新宿6−12−30 ℡03-5909-3066)

☆参加費: 無料(カンパ歓迎)

☆パネラー: 鎌田慧 (作家)

      辛淑玉 (人材育成コンサルタント)

      金城実 (彫刻家)

      中西和久 (俳優)

                
中西和久ひとり芝居『しのだづま考』に対し全国演劇鑑賞団体連絡会(以下、演鑑連)幹部から「四つの女の話やろう?」との極めて悪質な差別発言がなされました。

この発言は絶対に許せない、そして中西和久さんの演劇活動を応援しようとの思いから、永六輔さんを代表に『しのだづま考』応援団が2013年秋に結成されました。

これまで、演鑑連と公益社団法人日本劇団協議会(以下、劇団協)等へあらゆる方法で対話を求めてきました。しかし、差別発言当事者からはなぜか「社会常識に反する」との理由で、演鑑連は「差別発言はなかった」との理由で拒否されました。この間の現状報告もかねて今回は「応援団」の呼びかけでシンポジウムを開催いたします。演鑑連と劇団協へは今後も対話を求め参加要請を続けていきます。

「応援団」にお入りいただいている皆さん、そしてこの事件について興味を持たれた方はどうぞ、ご友人・知人お誘いあわせの上、ご参集ください。                          

☆主催: 『しのだづま考』応援団
   東京都中央区築地7−16−3−403 応援団事務局
☆お問合せ: TEL:090-3474-0931(清原) FAX03−3545−0933

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ジミー達つくったホール燃えたけど 民衆史だねケン・ローチ版

2015年01月18日 | 詠む

映画「ジミー、野を駆ける伝説

原題:ジミーズ・ホール ↑ わけわかめの副題は止めてほしいぞ。

珍しく同居人が観たいと騒ぐので、三駅となりの映画館まで愛車グランマ二世号で疾駆。

踊りの島、アイルランド。悪辣な地主、教会、官憲。

コミュニストのレッテル貼り。そして裁判もなしで国外追放。

最後は神父も変わったと。なにより若人たちが、希望の星。

自転車に乗りたくなる映画。ふふっ。

 

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「刑務官佐伯茂男の苦悩」とは 軛じわじわ小笠原和彦

2015年01月17日 | 詠む

刑務官佐伯茂男の苦悩」 小笠原和彦 現代書館

下の句、最後は著者名なので、字余り短歌

出版元の啖呵

>圧倒的なリアリティで死刑囚と刑務官の関係を描き出す衝撃のノンフィクション・ノベル!

ノンフィクション・ノベル!?って、何だよ。どっちだよ。

はい。創造物です。

テレビ無い歴40年のわたしは、ワイドショーを見たことがないので知らなかったが...導入部分で電車を乗り越すほど夢中になってしまった。

刑務官が、わたしと同じ58歳。親近感が沸いた。彼の視点のほかにも、いろんな死刑の要素が絡まった展開。

 

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