千恵子@詠む...................

リンクにて開く世界は万華鏡 あれやこれやと交差の果てへ

ストライキ

2012年02月29日 | 詠む

ストライキ1億円もの請求を 地裁認めぬ...ベルリッツ負け


Berlitz loses suit over union teacher strikes ジャパンタイムズ2月28日

>Defense lawyer Yukiko Akutsu, who criticized the plaintiffs for causing the case to drag on for over three years, called Monday's ruling "a complete victory" for her clients.

英文記事中の名前は、誤記。圷 由美子(あくつ ゆみこ)弁護士が正しい文字。

1億1千万円の損害賠償請求って、スラップ訴訟だよねえ。


全国一般労働組合東京南部の中島由美子書記長の報告、以下転載。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ベルリッツスト損害賠償裁判完全勝利判決!
──────────────────────

本日、2008年春闘でのストが会社を加害する目的で行われた違法なものだとして、ベルリッツ・ジャパンから1億1千万円の損害賠償を訴えられた裁判の判決がありました。

判決は、「ストライキの正当性に欠けるところは認められない」として、原告のストが違法であるという主張を完全に退けています。


会社のこの訴訟の目的は、1億千万円という損害賠償訴訟を起こすことによって、労働組合の権利行使を萎縮させることにありました。

しかしながら、組合のストライキが正当であり、労働組合の権利をはっきり認めた点で、意義のある判決を受けました。

ベルリッツの控訴を許さず、争議全面解決に向けて、闘いはあとひとふんばりです。

引き続き、組合員みなさまのご支援をお願い致します。
------------------------------------------------以上、転載
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猫柳

2012年02月28日 | 詠む

猫柳あかい色のも咲き出した 春はもうすぐ風つめたいけど

ふわふわの素朴さが好きなのだが、赤芽柳というのも素敵。

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土佐鶴の

2012年02月27日 | 詠む

土佐鶴の新酒一升この冬の 友となりぬる1590円

日本酒は、純米酒。ビールは、エビスの瓶より上という時代が長く続いた。というより、生きるうえで不自然なものを体内に入れたくないという基本なの。拙ブログ2008年9月。

ところが、このかんの2年間は生活保護基準より下の生活ゆえ叶わぬ状態だった。さいきんは、某所からの援助により少しだけ息を付いている。

それなりに試行錯誤した結果、土佐鶴の新酒。上等酒なるもの、へたな純米酒より旨い。

それと、お茶だけは...無農薬に徹して30年。このさき、いつまで続けられるか不安だが。

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「検察が危ない」 郷原信郎 ベスト新書

2012年02月26日 | 

検察が危ない」 郷原信郎 ベスト新書

“孤高の狼” とは、表紙裏の説明。

字面に目を通しても、しばらくすると右から左に忘れてしまう。なさけない私には、検察問題の復習をするのに最適の新書だった。

最終章は検察革命だって。

以下、備忘メモ--------------

石川衆議院議員の逮捕 34頁

ガダルカナル化する特捜検察 45頁

仙谷由人 47頁

非人間的制約 124頁

ストーリー田代の原因 136頁

人質司法 鈴木宗男437日 佐藤優512日 142頁

2号書面 147頁

被疑者ノート 148頁

放火犯のような役割 そうだよなあ 160頁

サッカー型フォーメーション 192頁

 

 

 

 

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電子化の

2012年02月25日 | 詠む

電子化の風流夢譚あるんだね すってんころりん奴の首..けけ

志木電子書籍より「風流夢譚」発売のお知らせ 誰も通らない裏道

歌の末尾の2音は、笑い声の擬音。けけけ。

ストーリー田代の捜査要請に赴いたさいに「健全法治国家のために声を上げる市民の会」事務局長からチラシを貰ったなかの、ひとつ。風流夢譚。

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さようなら

2012年02月24日 | 詠む

さようならマドモアゼルに達したか フランスにても平等なるぞ

さよなら、マドモワゼル 行政書類「マダム」に統一」 東京新聞2月24日


米国で「ミズ」に揃ったのは、ずいぶん前。女だけが婚姻によって、「ミス」、「ミセス」に分けるのは...オカシイ。


このたびフランスも、プライバシー侵害に配慮したか。

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獄中は

2012年02月23日 | 詠む

獄中はペンも貸さない土日なり どこまで人を貶めるのか

誰が日本を支配するのか!? 検察と正義」 佐藤優 魚住昭・編集 マガジンハウス

石川知裕の獄中日記に、唖然。書けないじゃないか、「被疑者ノート

以下、備忘メモ

ムシ型 カビ型 郷原信郎・元検事の分析 27頁

田代検事 あの「ストーリー田代」 41頁

安田弁護士 岩井弁護士 42頁

検事と弁護士の板挟み 47頁

土日はペンの貸出なし 47頁

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担当の

2012年02月22日 | 詠む

左から、京谷事務局長、野崎副会長、大山理事(わたし)、加藤副会長。撮影は田中龍作。

担当の統括官が出てきたぞ 2回めになる捜査要請

覚悟をお決めになるのがよろしいかと:東京地検刑事部に捜査要請書第二弾を突きつけてまいりました」 八木啓代ブログ

供述調書ねつ造の特捜部に捜査要請書―市民団体」 田中龍作ジャーナル

東京地方検察庁。1階すぐの応接室に案内される。今回は、2回めだ。適当に座ろうとするひとに、守衛が「こちらに」というのに、なにか違和感。

前回の「文書課」ではなく、今度は担当者が来るらしい。20分以上、じっと待たされる。わかったぞ違和感の根拠。下座なんだ、我々の席。

んでもって上座には、額に絵が飾ってある。なにやら「お役人さま、おねげえしますだ」の配置なのだよ。

公僕・パブリックサーバントのくせに、なんで上座なんだ。などと思ったが、内気な私は黙っていたのだった。

さて上座に鎮座するのは、刑事部事務担当統括捜査官の丸山、脇にハシダという女性。

ちなみに丸山さんの下の名前を尋ねると、「言う必要はないでしょう」。木っ端役人風情が偉そうに。でもねえ、胸に掛けた名札にフルネームが書いてあるのが可笑しいぞ文夫くん。

統括捜査官というのは、なんじゃらほい。後で調べると...。

>「統括捜査官」は、地検などにおいて、『上司の命を受け,主任捜査官(第23条参照)及びその他の検察事務官の一般執務について指導監督し,自ら又は主任捜査官その他の検察事務官を指揮して,捜査及び公判に関する事務をつかさどる。』と「検察庁事務章程」に定められています(第22条)。

「首席捜査官」、「次席捜査官」、「統括捜査官」とかあるそうだ。

わたしが統括捜査官だったら、開口一番に「お待たせして申し訳ない。おや、席が違いますねえ。どうか上座にお座りください」と言うのだが...、麗しい日本の美風は検察庁に存在しないようだ。

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「タイム」イズ

2012年02月21日 | 詠む

 「タイム」イズマネーの未来...若者は 階級社会に反逆すなり

映画「タイム

時間が通貨の、近未来。あからさまな階級社会。

銀行強盗ならぬ時間強盗。

ヒロインが人形っぽいのが、ちと不満。

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「特捜検察は必要か」 江川紹子・編 岩波書店

2012年02月20日 | 

特捜検察は必要か」 江川紹子・編 岩波書店

特捜惨敗:もう逃げられるとは思わない方がよろしいかと」とまで言われている特捜検察。

1年前にでた特捜に関する、各方面からの7人の論客、4人の座談会など所収された書籍。

予想通り、あの二人が良かった。

歴史から視た検察の分析、郷原信郎・元検事。彼の著書でも書いてたが、本書でもコンパクトに纏めてある。

木谷明・元判事。彼のも講演や書物で触れていた点を、判りやすく適切に誠実に発言している。

目次------


第1章 検察に外の風を!……江川紹子(ジャーナリスト)


第2章 歴史的視点からみた特捜検察……郷原信郎(元検察官、弁護士)

第3章 特捜問題の国際比較……デビッド・T・ジョンソン(ハワイ大学教授)

第4章 検察とメディア……和泉かよ子(毎日新聞記者)

第5章 全能の検察の終焉―国家エリートから法律家に戻れ……河合幹雄(桐蔭横浜大学教授)


第6章 検察へのチェックを果たしてこなかった裁判官の責任……木谷明(元裁判官、法政大学教授)

第7章 検察官の経験から……落合洋司(元検察官、弁護士)

第8章 座談会・特捜検察はなぜ暴走したのか……弘中惇一郎(弁護士)/佐藤博史(弁護士)/宗像紀夫(元特捜部長)/魚住昭(ジャーナリスト)

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2本立て

2012年02月19日 | 詠む

2本立て700円の名画座と 金券あさる土曜日なり

このところ定番になっている新橋文化劇場という名画座。毎回、一ヶ月有効の前売り券を買っては通っている。なにしろ2本で700円という破格の料金ですもの。

そのあと金券ショップを、散歩。でも昔みたいに映画の試写券350円なんてのは、皆無。ネットで直接やりとりするからか。

150円のJR切符を10円引きで購入しても、いくらの節約にもならない。だけど、手取り16万生活だと1円でも節約せねば。

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「保釈をめざす弁護 勾留からの解放」 現代人文社

2012年02月18日 | 

保釈をめざす弁護 勾留からの解放 期成会実践刑事弁護叢書 01』東京弁護士会期成会明るい刑事弁護研究会編 現代人文社 2006年

主に弁護士向けの実務書。わたしが言うのも烏滸がましいけど、よくできている。

せっかくリンク貼ったのに、アマゾン(に限らず)書評がないのが淋しい。

後半に、「勾留と保釈を体験して 安田好弘弁護士に聞く」(インタビュー)!!!

不可解な逮捕時期、不自然な裁判長の交代。麻原さんがいた房に入れる、自殺予防房とか、嫌がらせ満載。

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お草さん

2012年02月17日 | 詠む

お草さん76歳...謎解きに チャーミングなる店主ありけり

萩を揺らす雨―紅雲町珈琲屋こよみ」 吉永南央 文春文庫

またひとつ、わくさくさせる探偵ものがたり。

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そうなのか

2012年02月16日 | 詠む

そうなのかコンプライアンス違うじゃん 郷原本の腑分けに感嘆

思考停止社会 「遵守」に蝕まれる日本』 郷原信郎 講談社現代新書

>日本人は『印籠』を出されるとひれ伏してしまう。メディアも世の中もバッシングに加担。思考停止

裁判員制度への批判も、的確。恐れいった。

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犯罪率

2012年02月15日 | 詠む

犯罪率高まってないのに何故か 「安全神話」崩壊の嘘

犯罪不安社会 誰もが「不審者」?』 浜井浩一 芹沢 一也 光文社新書

浜井浩一教授は、季刊「刑事弁護」で連載してるひと。

>統計をきちんと読み解くならば、あるいは軽微な犯罪者ばかりで老人や病人の多い刑務所を直視するならば、決して「治安悪化」とは言えない

そうだ。

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