千恵子@詠む...................

リンクにて開く世界は万華鏡 あれやこれやと交差の果てへ

やめろ沖縄の要塞化 NO!日本の軍事化

2018年09月29日 | 

クリエイティブ・コモンズにて、転載。救援連絡センター発行「救援」紙の、2面の連載コラムより 

やめろ沖縄の要塞化 NO!日本の軍事化

前回は生活保護二回などと情けない過去を書いてしまったが、我らは地主さまさまなのだ。

八十年代後半に初めて沖縄に飛んで、驚いたのが発端。まず那覇空港から「軍用機が、でばってる」なんだこりゃ軍民共用。防空壕跡チビチリガマでは、地元スーパー店主そして読谷商工会の希望の星・知花昌一さんの話を聞き、そっこう一坪反戦地主になったのだ。座布団ほどの大きさの嘉手納基地の地主だ。

その後、国体のときに女子高生が「日の丸」を捨て去ったり、知花さんが燃やしたりしたのを沖縄タイムス航空便で毎日受け取りながら軍事体制に怒りを燃やしたのだ。

数年後に普天間基地の反戦地主の募集があり、平井くんは更に小さな地主となったのだ。

わたしは埼玉在住なのだが、半世紀以上まえの狭山事件のなかにジョンソン基地が出てくる。そう、敗戦後は九割方の米軍基地が本土にあったのに、だんだんと沖縄に集中してきたんだ。

辺野古の海には珊瑚のほかにもジュゴンもいる。そんな海を地元の声を封じて埋め立て新基地建設。軍用機の爆音、しょっちゅう空から危険なものが落ちてくる。

さらには宮古島、石垣島でミサイル基地建設と自衛隊配備が進行している。

さて、オール沖縄で軍事基地に反対していた翁長知事が亡くなって選挙だ。

菅官房長官は自民系候補の応援街頭演説で、「携帯電話料金値下げ」を繰り出す。「総務省、公正取引委員会、消費者庁の三者で協力」で行うんだと。しかし、知事には携帯電話の料金を値下げする権限などない。実現されるかどうかも分からない「値下げ」というアメ。そんなもんまで持ち出す。舐めてるのか?

小池百合子都知事も沖縄いり。13年の秋、特定秘密保護法が強行採決された直前の、衆議院国家安全保障に関する特別委員会で質疑に立った玉城デニー議員。後ろから「日本語読めるんですか?」という失礼きわまるヤジを飛ばした奴だ。

地元から顰蹙を買う「応援」?弁士なのだが、宣伝カーの垂れ幕は都知事じゃなくて「元沖縄担当大臣」! 元でいうなら防衛大臣じゃないか。ふざけるな。

そしてまた聞こえてきたのが、自民系陣営が「期日前投票報告書」を配布の情報。公明党やら学会やらが住民票を事前に動かす合法?不法活動は有名だが、さらに組織的な事前投票が取り組まれているらしい。

まけるな沖縄。そして、しわよせを押し付けるな日本。

三上智恵「沖縄スパイ戦史」にて 裏の戦争うかびあがると



 

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五輪 ご臨終 なん人!? まじこれ人災やめてよね

2018年08月28日 | 

五輪 ご臨終 なん人!?     

まじこれ人災   やめてよね

今年の夏は、暑かった。七年前に生活保護になり引っ越して以来、電気代が怖くてエアコンを使わないまま(あ、不滅のガサ子ちゃん倶楽部は保護から二回も復活してるから、ご安心あれ)。

同居人の平井君は扇風機を直すと言い張ってたけど、壊れたまま亡くなってしまった。そりゃね、眼鏡はボンドで直せても、扇風機は無理だよ。昨年は、へろへろだったなあ。そういう意味では、蚊も生きられない程の熱地獄に遭遇しなくてよかったかも。今ごろ天国で、庄司宏弁護士と西瓜でも食べてるかな。

意地で冷房なし暖房なし生活を続けていたわたしも、生死に関わるかと扇風機を購入。しかし、ぜっんぜん涼しくないぞ。電気器具売り場ってエアコンがある場所なんだよ。そこで冷風がくるから涼しいだけ。うちで廻しても熱風がくるだけ。それでもないよりましか。水で濡らしたシャツを着て、原稿を書いているところ。

で、本題。二〇年の七月八月オリンピックだ。巨大な商業イベント、四千億円以上のスポンサー収入。JOCや企業は丸儲け、それなのに十一万人の無償ボランティア動員。学生は酷暑のなかでただ働きボランティア。そのために大学も特別プログラムを組む。都教委は「オリンピック読本」や「学習ノート」で年三五時間の関連授業を強制。

無理矢理サマータイムやるのか? まさに『やめてくれ夏の東京インパール オリンピックで死人が出るぞ』じょうたいだ。

環境省は、メダルの材料のためリサイクル貴金属の回収を強化。全国の自治体に対し、秋から小中学校で使用済み携帯電話やパソコンなどの回収ボックスを設置するよう協力を呼びかけ。銀が足りないんだと。ひたひたと戦時中きぶん。

メディアが五輪を総出で支えている。朝日、毎日、読売、日経がオフィシャルスポンサー、産経がサポーター。全国紙がそろっている。テレビ局もNHKだけでなく、日テレ、TBS、テレ朝、ほとんど全部。翼賛体制じゃないか。

これじゃあ批判なんてできないよ。膨大な税金を投じて行われる巨大イベントのチェックができない。聖火リレーの始点企画「復興五輪」など名付けても、実際には福島の復興を妨害してる説もあるぞ。

 嘘とわいろの東京五輪
 東京五輪は生活壊す
 灼熱地獄の東京五輪
 あとは野となる山となる
 いますぐやめよう本当に死ぬぞ  (これらはデモのコール)

五輪旗の下は「ブラックボランティア」 本間龍かく角川新書



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オウム囚!大量処刑 改元・五輪まえ故?

2018年07月28日 | 

オウム囚!大量処刑  改元・五輪まえ故?

とうとう、ここまで来てしまった。昨年の死刑執行の際に上川陽子法務大臣は「再審請求を行っているから執行はしないという考え方は採っていない」と言いきった。つまり、「よもや冤罪なんて考えずに粛々と殺すぞ」宣言だ。

そして三月にはオウム死刑囚の大量移送。前代未聞の大量処刑を一箇所で行えないから、ばらばらに分散留置。やるき満々。

そして七月六日の七人の、同時処刑。確定順でいうと、五十人抜き!で麻原彰晃こと松本智津夫さんの処刑。法務省は同一事件同一執行の慣例を破り、教祖と教団内省庁の「大臣」を殺した。オウム真理教に対する政治的抹殺だ。

東京・大阪・広島・福岡での、分散大量殺人。処刑まえに名前がリークされるのも異例。テレビは用意された死刑囚の写真に「執行」シールを貼る特別番組。娯楽か?執行場面だけが不可視化された公開処刑。

天皇代替わりとオリンピックという祝祭まえの政治的「おかたづけ」だ。前日は、大雨情報がでていたなか安倍首相らが衆議院議員宿舎で宴会。上川法相が最後に万歳三唱の音頭をとる。これが法治国家か。その後は、首相が天皇のように被災地訪問。

すぐにも用意された第二弾かと思いきや、二六日まで間が空いた。いわゆる先進国は皆な死刑廃止、野蛮国の米国ですら二十州で廃止してる。国際的批難を交わすために、前半と後半に分けた。ほとぼりがさめるまでの二十日間か。ようするに七月で計十三人。異常だ。

百年前の幸徳秋水ら十二人への処刑執行を思い出す。天皇暗殺計画は、ほぼ冤罪。無政府主義者の内乱企図に対する集団処罰の論理。個々の行為の個人責任ではなく、集団犯罪に加担したという「団体責任」なのか。死刑判決は二四人(恩赦含む)重刑がんがん。主義者や同調者を殺戮した歴史を思い出さざるを得ない。

省庁制を造り「国家」を標榜したオウム真理教に対する、国家権力の殺戮。

裁判一審の途中から心身喪失状態だった松本さん以外にも精神を病んでいた死刑囚がいたことを、抗議集会で知った。病気なのに診断も治療もせずに何十年も閉じ込めて、最後は政治ショーに利用、吐き気がする。

遺体を誰に渡すかのマスコミ報道も怪しい。本人の意志を確認したと、一方的に言う拘置所。検証することもなく、早さを競う垂れ流し報道。

死刑執行は、カンフル剤?珍しい余興?殺人(処刑)による憂さ晴らし? こんなことを許してはいけない。


  

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「ヘイトクライムと植民地主義」 木村 朗 前田 朗 辛淑玉 三一書房

2018年07月20日 | 

「ヘイトクライムと植民地主義 反差別と自己決定権のために」 木村 朗 前田 朗 三一書房

「ニュース女子」問題とは何か、辛淑玉の報告があるから読んだ。

暑くて紹介文を書く体力がない。今日は38度の予想、アスファルト上は更に高いよねえ。

------------ 目次     --------------------

一 序章

1 前田 朗/私たちはなぜ植民地主義者になったのか

二 植民地主義――差別とヘイトの根源を問う
2 中野敏男/「継続する植民地主義」という観点から考える沖縄
3 香山リカ/ネット社会のレイシズム状況
4 安田浩一/ヘイトのこちら側と向こう側―この社会を壊さないために
5 野平晋作/日本の植民地主義の清算とは何か―沖縄、「慰安婦」問題への向き合い方を通して
6 乗松聡子/自らの植民地主義に向き合うこと―カナダから、沖縄へ

三 在日朝鮮人に対する差別とヘイト
7 金東鶴/「高校無償化」制度からの朝鮮学校除外に対する闘い
8 辛淑玉/「ニュース女子」問題とは何か
9 朴金優綺/差別とヘイトに抗して―人種差別撤廃委員会への訴え

四 アイヌに対する差別とヘイト
10 結城幸司/差別に抗するアイヌ民族の思い
11 清水裕二/アイヌ人骨帰還問題をめぐるコタンの会の報告
12 石原真衣/「サイレント・アイヌ」と自己決定権のゆくえ

五 琉球に対する差別とヘイト
13 島袋 純/琉球/沖縄に対する差別に抗して
14 髙良沙哉/琉球/沖縄における植民地主義と法制度
15 新垣 毅/沖縄の自己決定権を求めて
16 宮城隆尋/奪われた琉球人遺骨
17 松島泰勝/新たなアジア型国際関係における琉球独立―日米安保体制からの解放を求めて

六 結章
18 木村 朗/沖縄(琉球)差別の起源と沖縄問題の本質を問う――グローバル・ファシズムへの抵抗と植民地主義への告発

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台湾の弁護士立会 もう三十年なんだ

2018年06月28日 | 

韓国は十年前に法改正し、被疑者や弁護人や家族の請求で弁護士が取調べに立ち会えるようになった。さすが、死刑判決を受けた金大中が大統領になる国。人権を求めて血みどろで闘う民衆がいるところだ。

なんと台湾においては、三十年以上も前に弁護人の立会いの法改正をしている。その後の変革により被疑者または被告人が弁護人の選任を表明した場合には、直ちに取調べを止めなければならない旨も規定されていると。

うわー、台湾すごい。なんなんだこれはと驚いて「台湾における取調への弁護人立会い実現の経緯と現状」講演会に参加した。救援紙前号八面の「イキイキ弁護士山下ちゃんの現在を読む」で大きく紹介されていたものだ。

研究者の報告では、捜査機関の取調べ室の写真が写しだされる。わーお、机が正三角形。被疑者席、捜査官席、弁護士席が、きっちりと三角形なのだ。29回の法改正を経て、例えば弁護士も調書に署名するなどなど進んできた。

そして台湾の弁護士から経緯を聞いた。82年4月に銀行強盗事件が起きた。5月に逮捕されたひとは、拷問を受けて自白した。そして橋から川に飛び込んで自殺したらしい。そして同月、真犯人を逮捕。なんと八月には弁護人の立会の法制化。数ヶ月で決まるという迅速さ。驚きだ。

2000年には強盗事件が起きた。四人の少年を逮捕して、拷問して自白させた。記者会見で名前などを発表した。その直後に真犯人が逮捕された。三ヶ月後には弁護人の意見陳述の法制化。これも早い。

その後も冤罪が起きるたびに、人権侵害だと世論が批判し、議員立法という流れが何度も繰り返されたのだと。

ただし、せっかくの法改正だが弁護士費用が払えないひとは、困ってしまうよね。知識もない、お金もないひとは不当な取調べに耐えられるのか。法律扶助基金会(日本の法テラスのような組織)など貧乏人が利用できる制度は限られているようだ。

弁護士の報告によると、警察による拷問が完全にないとは言い切れないが、減少傾向にあるとのこと。

米国では既に66年にミランダ警告弁護士の立会いを求める権利があるとしている。欧米では当たりまえのこと。おそろしく日本は遅れている。インチキ可視化よりも、もっともっと大事なのに。よーし、がんがんいこう、はりきろうぜっ。

参考「弁護人を取調べに立ち会わせる権利の明定を求める意見書」十八年四月十三日 日本弁護士連合会

クリエイティブ・コモンズにて、転載。救援連絡センター発行「救援」紙の、2面の連載コラムより 

画像は 、注目の台湾映画より

 

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思想の廃墟から: 歴史への責任、権力への対峙のために

2018年06月16日 | 

「思想の廃墟から  歴史への責任、権力への対峙のために」 鵜飼哲ほか 彩流社

「慰安婦」=性奴隷に関しては40年前、大学生の頃にルポルタージュを読んで涙した。その後も辛いけど最低限よんできた。でも、できれば避けたい分野。

もうひとつの主題は原発。チェルノブイリ以降、あきらかに反対の気持ちを持ちつつ勉強をさぼってきた分野。

このたび出版記念書評会が開かれるので、がんばって読んでみた。ふたつの民衆法廷の「喋る判事団」の対談集。

 ---------- 目次 緑字は千恵子メモ ------------------------

はしがき デーモンクラシーと闘うために

第1部 歴史、記憶、責任、そして

第1章 「慰安婦」=性奴隷について語る意味/岡野八代

32 「日本的な和解スタイル」って、和解じゃないじゃん

35 「帝国の慰安婦」 んー、上野千鶴子までソウル地検を非難する声明

第2章 世界の中の「慰安婦」問題/田中利幸

82 オーストリアのアボリジニ 強姦され性病が増え...人口減少 ネイティブアメリカンやアイヌも

第3章 レイシズムに覆われた世界/鵜飼哲

101 遊牧民 「トゥーマスト」砂漠の民は銃をとり そしてギターのドキュメンタリイ  映画みたなあ

第2部 権力としての原発、対峙する民衆

第1章 民主主義にとって原発とは/岡野八代

142 民主主義の恐ろしさ

第2章 原発と原爆の密接なつながりを問う/田中利幸

196 東京大空襲の視察 天皇はピカピカの外車に乗ってくる 現場にあった屍体は全部前もって運び出されて大きな穴にバンバン投げ込まれ、単なる焼け野原になってるこころだけ視察 オバマも同様(これは本を読んでね)

第3章 私たちはどこにいるのか/鵜飼哲

207 フランスは1969年にNATOを脱退してるんだ へー 独立直後のアルジェリアと協定を結んで核実験 はー(溜息)

223 体制内左翼 うー(言葉もない)

228 逮捕されると叩かれる日本

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「天皇制と共和制の狭間で」 堀内哲ほか 現代書館

2018年05月29日 | 

「天皇制と共和制の狭間で  30代~90代の日本エンペラー論 堀内哲ほか 第三書館

前著もそうだが、短歌にすると題名を埋め込みできないので、まんま。

----- 目次 緑字は千恵子メモ --------

第1章 私を通過していった、天皇と天皇制

●いっそ天皇ご夫妻と共闘を組むべき秋(とき)。
小沢信男(1927年生まれ)作家 新日本文学だから40年前か、読んだことがある文学者。90歳にもなったら、怖いものなしでしょ。知識人でしょ。殺されたひとも知ってるでしょうに。裕仁の「ご生涯」とか、敬語を使わないでほしいなあ。

●天皇制はサブカルで、「サザエさん」並みのマンガ。
日野百草(1972年生まれ)俳人、サブカル・ライター

●集団の内側から温度+湿度で出てくる得体の知れぬもの。
大友麻子(1971年生まれ)「游学社」編集者

●ヒルコとアマテラス、転じて恵比寿と天皇に変身。
勝木雄二(1950年生まれ)グラフィックデザイナー

●「貴なければ賤なし」という、天皇制への疑問。
荻野晃也(1940年生まれ)元京大工学部講師 朝の連続テレビドラマの画策 そして天皇制を利用しての原発推進

第2章 こうなれば天皇制リフォームか

●天皇にはなりたくない私。誰が皇室を解放する?
山口祐二郎(1985年生まれ)全日本憂国者連合会議議長・憂国和道会会長 イケメン新右翼 最近は週刊金曜日にも書いてる

●外務省を発展的に解消し、「大統領府」にしよう。
丸山昇(1948年生まれ)ジャーナリスト

●「文化象徴天皇」への変革を提案する。
村松到(1943年生まれ)季刊「フラタニティ」編集長

●「世界大角力共和国杯」は、ユートピア小説か?
木瀬貴吉(1967年生まれ)「ころから」代表

●人間を「象徴」に祭り上げる必要はない。
重信房子(1945年生まれ)元「日本赤軍」リーダー 直球で、ずばり さすがだ。

第3章 もう沢山だ、こんな天皇制なんて

●暴力として立ち現れた天皇制の現場-立川。
加藤克子(1937年生まれ)立川自衛隊監視テント村 連綿と続いてるんだ  忘れんぼうなので、いま思い出した ひびわれし玻璃も悲しき宣伝車 やつら暴虐ポリは黙認

●天皇一家は、人権を侵害されたままでいる。
藤田真利子(1951年生まれ)「アムネスティ・インターナショナル日本」元理事長

●少年Yの疑問-その地位と存在は「国民の総意」による?
山本健治(1943年生まれ)TVキャスター・元大阪府議

●「パリ祭」に「日本共和国」をかすかに夢見る俳人たち。
松田ひろむ(1938年生まれ)俳人・「鴎座」代表

●いくつもの「生前体位」を重ねて後に。
荒木ゆずる(1951年生まれ)フリーライター

●日本人から見た、昭和天皇(裕仁)の戦争責任。
村津弘次(1921年生まれ)無職

●性生活が、天皇制にとっては「国家的公務」である。
天野恵一(1948年生まれ)反天皇制運動連絡会  そうよね。公務はセックス。

第4章「共和制日本」しかないのでは?

●反天皇制・キリスト者戸村一作と三里塚・狭山・パレスチナ。
野辺地保(1944年生まれ)四年制大学元学長

●ジャーナリズムが暴きだす「歴史の真実」こそ。
古川利明(1965年生まれ)ジャーナリスト

●同世代の平成天皇の「象徴」就任を承認したことはない。
高橋武智(1938年生まれ)「わだつみ会」理事長

●共和制に移行したら、民主度が低下した中東の国々。
鹿島正裕(1948年生まれ)金沢大学名誉教授

●ああ、それもこれも、天皇制が悪いのだ。
下平尾直(1968年生まれ)出版社「共和国」代表 池田浩士じゃないと戯文は難しいね 誤植も悲しい

●天皇制は気持ち悪いのだ。共和制にしようか。
岡嵜啓子(1953年生まれ)無職 法文まで敬語まみれなんだ ほんと気持ち悪いのだ

●原発と米軍基地がなくなる「共和制日本」へ。
堀内哲(1970年生まれ)日本共和主義研究 共和制ってトランプ親分  ブッシュ父子 レーガンと悪党ばかり連想するんだけど

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またもやの「人間宣言」? 敬語まみれの天皇制に否!

2018年05月23日 | 

このところ天皇が気になる。はっきり言って、うっとおしい。つまらない事柄に、いちいち敬語をつけてニュース報道。なんなのよ。新たな元号を早めに発表すると、明仁の人気が落ちるから一月前に発表するとか云々かんぬん。しょうもない話ばかりじゃないか。

勝手にしろよと言いたいところだが、ここぞ好機とばかりに新天皇ブームが起こるのが憤然と嫌なので、反撃のために調査。

そもそも敗戦直後の元旦の官報、詔書。なんで「人間宣言」って名付けるの?曖昧模糊、というより詐欺的な題名はマスコミが後で勝手につけたもの。天皇愛か?てめえら! 人間とも宣言とも、書いてないぞ。

なんたって五箇条の御誓文。明治政府マインドだぜ。おどろおどろしい旧仮名?片仮名なんて意味が分からないじゃないか。

現御神、アキツミカミって何だ? カミにミをつけて最上級なのか? 嗚呼、疑問符ばかりになっちゃうぜ。朕というのも天皇を表わす一人称。えらそうだ。

御名御璽というのが上にあるのも気にいらない。国破れて山河ありというが、草木も生えない広島は悲惨きわまりないさまなのに責任者が何故えらそうなのさ。ぷんぷん。

そしてそれから七十年。天皇「生前退位」希望のビデオ・メッセージ。またもやマスコミが「人間宣言」と名付けて、誉め称えモード満開。そりゃあ安倍より明仁のほうが知性がある。憲法マインド。だからってブームになるのは、気持ちが悪い。

眞子の結婚もそう。なんで「天皇の裁可」をつけるのさ。せっかくの宝物の憲法二四条は、陵辱されてるぞ。そのうえ、なにやら謎の結婚延期。これも格式ばってて気持ちが悪い。

京都大学の立看の一掃も、天皇絡みなのではないかと思うなあ。あと一年、天皇ネタが続くと思うと気が重くなる。

変てこな記帳所ができたら、また「天皇制反対!」て署名してこようかなあ。三十年前は慌ただしかったせいか、誰何もされずにスルーされてしまった。このさい逮捕されたら、おもしろいかも。

なあんて考えるくらい不愉快なのだ。あいつら、わしらの血税で喰ってるくせに、えらそうなんだもん。

おっと、調べた成果を報告する紙幅が無くなっちまった。戦前の菊愛から戦後の星条旗愛に変わった変遷の鋭い分析「国体論」白井聡の集英社新書が白眉。戦前と戦後の、愛の桎梏。家庭内暴力の国民バージョンだ。人気本なんだけど明仁に、さりげなく敬語つかってるのが困ったにゃん。

 

「国体論 菊と星条旗」へーそうか 白井聡かく集英社新書

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ガサ子ちゃん 巡り巡って三十年なのだ

2018年04月26日 | 

救援連絡センター発行「救援」紙の、2面の「ガサ子ちゃん倶楽部」連載コラムより

三十年ほど続いている当欄。もはや発端を知らないひとの可能性が大なので、振り返ってみよう。

長い長い「昭和」が終わりを告げようとするころ、一度に百箇所の家宅捜索が横行していた。天皇の代替わりを控え、有象無象の人々を監視するのが目的か。

しかし、よりによって清く正しく美しい(自称)わたしのところに来るなんて、信じられない。ぜったいに、おかしいじゃん。なにその被疑者不詳って? どーしてわたしが爆発物取締罰則ばくとり!扱いされなきゃなんないの。

おっかしいなあと思って調べてみると、重罪を名目に家宅捜索わんわんなのだった。活動家の周辺に、嫌がらせ家宅捜索だ。典型パターンは夫が活動家。妻が動揺して、機関誌を台所で必死に千切って焼く。公刊物なのにもかからわず、公安警察の脅しに怯えてしまうのだ。

これでは国家権力の思う壺ではないか。そこで「泣く子も笑うガサ子ちゃん」を始めたのだった。

なにしろ当の活動家連中は鈍感だし、弁護士に相談しても逮捕や起訴と違って真剣に取り扱ってくれない。んー、弾圧のランクがあるのか? 

そんななかで新人弁護士の福島瑞穂に巡りあい代理人になって貰ったの。

裁判所の令状自動販売機じょうたいも、おかしいぞ。準抗告申立をしようと呼びかけた。それでいいのか裁判官。

わたしが情報宣伝局長として、思いつくたびに十円コピーでチラシ作戦。時宜にあったのを速攻で印刷。半分に切れば、「一枚五円の御縁」だ。挨拶がわりに配りまくる。知り合いに、ひたすら手紙を出す。

なぜかキリスト教の研究誌「指」に原稿が載る。田川建三の呼びかけで義捐金が届く。

挙げ句は参議院議員東京地方区に立候補。死刑廃止を訴えるCちゃん、寄せ場労働者がんがんの劇団員。NHKの放映録画後に、ディレクターから「雑民党って真面目なんですね」と妙に感心されたぜ。

その傍らで法律対策部長として裏方をしてたのが、同居人の平井克彦くん。この三月に逝去、涙。

はてさて三十年が経過して、またもや代替わりだ。じいさん明仁が働くのやだって。天皇制を止めれば解決するじゃんか、怒。

オリンピックの前に大量死刑執行するのか。殺すな、殺されるな。

監視の枠はIT利用によって三次元カメラまで登場してきた。かたやフェイスブック(顔本)で自ら顔を晒すひともいる昨今。ソフト管理に負けないぞぞっ。

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ぺぺ 逆「菊タブー」!?  無断改竄 その背景は何

2018年03月30日 | 

----------- 「救援」紙の2面の連載コラム -------------

前号の8面の「総会だ  Paix2 の歌だ」に前代未聞の異変が起こった。

わたしは天皇制に反対だ。同時に「逆・菊タブー」も嫌だ。なんと、左記の部分の削除を要求された。
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さらには皇太子の前で「君が代」を歌ったこともあるって。マナミさんは緊張すると居眠りをする癖があって、その時もメグミさんに腕をつつかれて目覚めたとか(微笑)。
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経緯。編集長と事務局長から緊急電話。天皇関連部分を削除してほしい。なにそれ、逆「菊タブー」も変だよね。

絶対に譲りたくなかったが、本紙が遅れると獄中者が心配するので、やむなく削った。
どうにも腑に落ちないので削除の理由を訊ねたこところ、菊地さよ子事務局員から返信メールがあった。
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菊池です。大山さんが「皇太子の前で『君が代』を歌ったこともある」という話をあえて原稿に書かれた趣旨を聞きたいと思います。

救援連絡センターはいろんな人がいます。反天皇制を掲げて、代替りに反対している人もいます。私もそのひとりです。総会でぺぺのコンサートをやろうというのなら、ぺぺが皇太子の前で歌ったことをどう思うのかを言わねばなりません。ぺぺが皇太子の前で歌ったことをそういうメジャーな人あるいは国歌を歌うことを要請されるほど大物という趣旨で、だから総会でも歌ってほしいということなら、強い反対の声がでると思います。

そこをあなたと討論しなかったことは私も反省します。しかし、最後の校正段階だったために、私からあなたに言っても削除に賛成はしてもらえないと思いました。山中さんにはぺぺの出演に反対される根拠になることをあえて書くことがどうなのか、ぺぺが出演するかどうかもきちんと討論する場を設けて結論を出すべきだと言ったのですが、そのことを山中さんが伝えなかったと思いますので、私の意見をここに書きました。---- 以上、転載

 げっ、なにそれ。討論しなくちゃいけないの? 「黙秘」のときも、うんざりしたけどさ。まっぴらごめんだよ。

はてさて、到着した第一面の総会案内では,ぺぺに「予定」の文言が加えられている。

ペペを紹介してくださった鹿砦社の松岡さんから指摘されて、さらに驚愕。拙稿は「総会で歌ってくれるかもしれない」と無断で改竄されている。

ひどいよ。

  ガサ子ちゃん倶楽部        大山千恵子-------------- 以上が原稿

平井くんが居ないので、充分な推敲ができない。なおかつ字数を確認するのが、超たいへん。

せっかく書いたのに削りまくったなかの、このあたり。

琴線に触れる部分でもあったが。-------------------

ふうん、そういうことなんだあ。趣旨を聞きたいって、やだなあ。ずっと前に黙秘について某党派から話し合いをしたいって提案されたことがある。そのときと同様の気分。人殺し千葉法務大臣の次の段落で、皇太子の前での居眠り姐さんを書いたんだけど。皇族解放なんて言ったら、もうれつ反対されるかも。

 
田中正造の直訴状の代筆をした幸徳秋水にも「趣旨を聞きたい」のかなあ。最近では園遊会で直訴の山本太郎議員は、糾弾の対象なのかな。純粋な反天皇でないと許されないのか。
 
なあんて思っていたら、到着した第一面の総会案内のぺぺに「予定」の文字が入ってる。えっ、なにこの予定って? 事前に山中事務局長に何度も何度も確認したのに。

 

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暴力は駄目だよ 隠蔽は更に駄目

2018年02月28日 | 

「救援」3月号2面の連載コラムの草稿

暴力は駄目だよ 隠蔽は更に駄目

本誌の読者は昨年八月号の前田朗教授の「反差別運動における暴力」という大きな記事を覚えているだろうか。M君リンチ事件は三年前のことだし、当時は実行犯も現場にいたひとも知らない関西でのことだし、どこにも事件の記事が載っていなかったので、忘れ果てていた。

このたび昨年末に出版された「カウンターと暴力の病理 反差別、人権、そして大学院生リンチ事件」鹿砦社を読み、驚愕した。

さらに遡って「ヘイトと暴力の連鎖 反原連-SEALDs-しばき隊- カウンター」 ,「反差別と暴力の正体  暴力カルト化したカウンター しばき隊の実態」「人権と暴力の断層 カウンター内リンチ事件真相究明、偽善者との闘い」の三冊を読み頭が、くらくらしてきた。

14年12月に大阪で大学院生M君に対して、ABCが顔面殴打の暴行をし、DEは現場で黙認したと。謝罪文はあったが反故にされ、うやむやなまま都市伝説化したらしい。

刑事事件はABが罪に問われたが、M君は心身ともに傷を負ったあとも攻撃され続けている。鹿砦社特別取材班によれば、隠蔽に走る多数のひとたちが蠢いているようだ。カウンター、男組、しばき隊やら近づきたくないひとたちに対して、突撃取材を続行ちゅうだ。

なにしろ関係者の反差別・人権活動家、学者、弁護士、国会議員、ジャーナリストが多すぎて到底この小さな欄には書き切れないくらい。

就業時間中に勝手に写真家秋山理央のマネージャーやってた、元社員の藤井正美の恐るべき蠢動には呆れるしかない。会社の名前で浦和レッズに恫喝メールを送るんだぜ。ネットで根性が捻くれてしまったのか、隠微な遣り口に身の毛がよだつ。

被害者M君側の動きについても書いておこう。ネット上で誹謗中傷した野間易道に対して、損害賠償請求。十一万円で大阪高裁で確定。

さらにABCDE五人組に対して、損害賠償請求。大川伸郎弁護士、なんと高島章弁護士らがついている。大阪地裁三月19日が判決だが、勝っても負けても控訴するようなので今後も注目しなくちゃ。

リンチ加害者C。彼女が三年前に影書房から出版した「#鶴橋安寧 アンチ・ヘイト・クロニクル」は短歌ブログで紹介するなど応援してたのに、とても残念だなあ。鹿砦社をクソなどと誹謗中傷した件につき、同社が原告となって名誉毀損裁判が続行ちゅう。三月15日大阪地裁1010号法廷。これも見守っていきたい。

ともかく、取材班は第五弾以降も報告予定なのだ。

参考画像「アンチ・ヘイト・クロニクル」

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「人権と暴力の断層 反差別、人権、そして大学院生リンチ事件」鹿砦社

2018年02月20日 | 

「人権と暴力の断層 反差別、人権、そして大学院生リンチ事件」 鹿砦社

暴力事件シリーズの3冊め。而して、えへん、これにて4冊全部を読破。

疲れたー(作ってるほうは、もっと大変なんだろうけど)。

なにゆえ疲れるかと考えたら、最大の原因は悪文なんだよね。「編集者、何かんがえてるんだー」と言いたくなる。だからといってクソ出版社と叩くのは酷いよ。

--------- 目次 緑字は千恵子メモ ---------------------

1 M君リンチ事件、合田夏樹さん脅迫事件について、有田芳生参議院議員を直撃!
  国会議員として説明責任を果たせ!

2 リンチ事件直後から隠蔽に奔走、中沢けい法政大学教授を直撃!
  フィクションとノンフィクションの区別がつかないのか!? お腹が空くと怒りやすくなると言いつつ食べるのって、わしと同じ行動パターン(苦笑)

3 再びリンチ事件隠蔽関係者へ取材要請、回答者はゼロ!--弁護士、政治家、ジャーナリストの三百代言(電話でアポなし取材)

  一 師岡康子弁護士は完全取材拒否
  二 電話を返してくれた上瀧浩子弁護士、しかし内容はゼロ回答
  三 思わず口が滑った、池内さおり秘書「民主集中制ですか」に狼狽
  四 志位和夫委員長が決めれば党の決定となる!
  五 東京新聞こちら特報部・佐藤圭、長時間のインタビューにしどろもどろ なんで記者に先生と敬称つけて呼びかけるの? まー、東京新聞は反原発雑誌の広告を載せる、えらーい新聞社さまさまだけど
  六 津田大介から届いた「回答」は「一般論」

4 沖縄に蠢く「しばき隊」の面々 山城裁判に行ったのかと思ったら、違うんだ

5 差別、M君リンチ事件について、在日コリアンの受け止め方 意味不明 (しばき隊がらみで)辛淑玉の悪口なのか?

6 合田夏樹さん、今度は「ささやん」から提訴されていた!

7 謎の老人・猫田銀八、大いに語る! 検索したけど、ツイッター構造が分からない そんな爺さんがいたのか 秘密結社か!?

8 M君リンチ事件に、見て見ぬふりを続ける「売出し中」の二人の偽善者(岸政彦、仲岡しゅん)の醜態 岸教授のほうは知らないけど、仲岡弁護士に対しては無理筋の非難じゃないかい

9 M君リンチ事件裁判の経過報告

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「ヘイトと暴力の連鎖 反原連-SEALDs-しばき隊- カウンター」 鹿砦社

2018年02月17日 | 

「ヘイトと暴力の連鎖 反原連-SEALDs-しばき隊- カウンター」  鹿砦社

5日前に詠んだ、「カウンターと暴力の病理」うええええ すさまじすぎる鹿砦社本を整理して「救援」紙の次号に書こうと思った。

来週が締切だからと思っていたら、その前の3冊が送られてきてしまった。どーん、あったら読まなきゃいけないかなあ。たいへん。1日で1冊目を片付けた。

------------ 目次 緑字は千恵子メモ ---------------

はじめに-隠蔽された集団リンチ事件、蠢くカルト集団、連鎖するヘイトと暴力  特別取材班 副題にある4団体が絡んでるの? ややこしいんだなあ

1 SEALDs奥田愛基君への手紙  松岡利康 人気者の奥田くんだ

2 [インタビュー]ろくでなし子(美術家・漫画家)
「逮捕」も「ぱよちん騒動」も笑いで吹き飛ばせ!   聞き手・田所敏夫 ろくでなし子は、逮捕からずっと応援してた ぱよちん騒動は当時は見ても分からなかったが、攻撃されてるということだけ分かってた

3 [対談]高島章(弁護士)×田中宏和(ツイッター&ブログ「世に倦む日日」主宰)
しばき隊・SEALDs現象の病巣を斬る!  構成・田所敏夫 高島弁護士は以前から注目のひと 田中さんブログは過去に見たことあり-運動関係でやむなく

4 社会運動の中の獅子身中の虫 反原連‐SEALDs‐しばき隊‐カウンター  松岡利康  辺見庸の講演は睡魔に襲われながら聞くのだが、いいこと書くじゃん でも消したのを公開していいの? 松岡さん

5 反差別運動内で発生した深刻なリンチ事件の真相はこれだ!  特別取材班 54頁の複数の外科、脳外科医に写真を見せたところの後が意味不明 あの写真だけで死に至る可能性云々と言えるのか 診断書とかないの?

6 急展開した「しばき隊リンチ事件」の真相究明  松岡利康 76頁 シェア厳禁を公開しちゃってる 破れかぶれ状態なのかな

7 有田芳生参院議員の宣伝カーに乗ったしばき隊員に襲撃された市民  特別取材班 襲撃 うう

[特別寄稿]いわゆる「十三ベース事件」との関わり  合田夏樹  ろくでなし子側の義勇兵 そんな立場があったんだ しだいに(以下、略)

8 有田芳生参院議員の「集団リンチ事件」隠蔽関与の疑惑  特別取材班 回答にならない回答なるものの写真があるが、小さくて読めない

 

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庄司ひろ子さん さようなら

2018年01月31日 | 

庄司ひろ子さん さようなら

「救援」紙の追悼文

最初に逢ったのは、もう26年も前かしら。慈恵医大病院だ。救援連絡センター代表弁護士として永年「ごくいり いみおーい」と共に覚えた庄司宏弁護士が入院していると聞き、お見舞いに行ったときだ。いつもダンディな紳士の彼が、病床から起きあがらんばかりに「外務省にミサイルを撃て」と叫んでいたとき。そうだ、外務省からとんでもないめに逢わされたのだ。同僚も自殺したとか、有名なラストボロフ事件。いまの河野太郎外務大臣の言動をみるやに、外務省は人民の敵だよ。

その傍らにいたのが、ひろ子さん。その後に皆と親しくなり、姉と慕う者どもが自由が丘の庄司ひろ子さん宅で、なんかいも食事会を開いた。魚屋の娘だったひろ子さんが築地で美味しい魚を仕入れてきて、わいわいがやがや。二階に住む高級官僚の長男が、陰険いじわるすると知り、勝手にシュプレヒコール挙げたこともあったっけ。

こたつで聞いた二人の逸話。お酒の飲めない宏さんたちは、ウイスキーボンボン食べて酔っ払って「こたつで、ぐでー」と寝てしまったんだって。お友達が来て、すわ何事かと思われた事件もあったと。いろんなひとたちが来て、かれこれ十年以上も食事会は続いたかな。

数年前からは、神保町の揚子江菜館。ひろ子さんの馴染みの店にて「囲む会」を数ヶ月ごとに開催した。女店主から毎回、お燗の紹興酒の差し入れがあった。庄司弁護士の膨大な記録を元に本を出版する企画が幾つかあった。そしてジャーナリスト野田峯雄さんが関わりだした。手始めに月刊「世界」16年一月から「ラストボロフ 謀略の残影」という連載があった。これから大作業なのに、昨年に逝去されたのがとても残念。予定出版元の第三書館の北川明社長も、常連さ。書籍計画は、誰か引き継いでくれないものかしら。

ひろ子さんが自由が丘の家を追い出されそうになった裁判の傍聴に行ったこともあったな。負けて追い出されて悔しいが、みんな彼女を応援してた。そうそう、山谷にMASAのサックス演奏を聴きにいったこともあったね。

体調に関しては、少し具合が悪くて病院に行ったら「医者は、わたしを見ない。つきそいを探している」って憤慨してた。自分で健康管理してるってのが信じられなかったらしい。かくしゃくとしてる、ひろ子さん。80代高齢者の鑑。体あれこれ故障して薬を十何錠も飲む山中おじさんよりも、元気いっぱいだもん。

昨夏の食事会のときに、首にしこりができて膨らんでいて、どうしたんだろうと思った。そして秋の「囲む会」が急に流れたあとに、ひろ子さんの入院を知った。緩和ケア施設に入っていると。なにやら具合が良くないと聞き、大晦日に佐藤保・救援連絡センター運営委員と、お見舞いに行った。連合赤軍事件の頃は青年労働者だった保さんは70歳を超え、無料パスを有効に使い都バスや都営線を乗り継いで経産省にも通う元気なシニア。

病室に入ると、ひろ子さんの腕は小枝のように痩せていたので驚いた。でも話し始めると、いつものひろ子さんで「転院してから、良くなった。ごはんを皆んな食べるようにしている」と明るくしゃべっていた。

念のため元旦に山下幸夫弁護士にメール連絡をすると、なんと夕方には見舞い報告のメール返信があった。忙しいひとほど迅速に行動するんだと感心した。水戸喜世子さんからも速攻で返信がきた。関西から他の用事を除けてでも見舞いにいく予定だと。そのときは、わたしも御一緒しようと思っていた。

一月六日、たくさんの見舞客に囲まれ賑やかに過ごしたあと、ひろ子さんは眠るように亡くなったそうだ。あとから未分化多形肉腫という診断を聞き、ぼうぜんとした。  享年86。

お通夜は一月14日、 荒川の町屋斎場 にて葬儀は無宗教で、喪主も無しにて葬儀委員長は山中幸男救援連絡センター事務局長の進行。 目黒救援会のころからの永いつきあいの元区議の宮本なおみさんの、ほんとうに心暖まる追悼の言葉。詐欺師冤罪の真相を語った 足立正生映画監督長野の高木哲真さんは庄司さんたちがスキーに行ったときの逸話を語り、ひろ子印の林檎ジャムと金子みすゞの詩の想い出セットを用意してくれた。

参列者には92年の参議院議員選挙のときに応援していた内田雅敏弁護士、 本誌八面に長期イキイキ連載中の山下幸夫弁護士、 救援連絡センター代表の足立昌勝・ 関東学院大学名誉教授 、 杉並仲間「ひろ子さん、引っ越してきたら」と誘った足立正生監督新城せつこ ・杉並区議、 けしば誠一杉並区議錚々たる参列者で、ひろ子さんが頼りにしていた大物達がお揃いで、大喜びしていたかも。
 
告別式は翌日。遺骨は、彼女の希望した散骨。そして庄司宏弁護士の分骨された遺骨と共に、ひろ子さんが頼りにしていた友人宅で大切にして貰えるとのこと。

きっと今頃、天国で宏さんと「おこたで蜜柑」していることだろうなあ。ああ、パレスチの地で聴診器を手に絆を生き14年に亡くなった信原孝子さんも一緒かな。そうだ、11年に亡くなった丸岡修さんがアラブ流の紅茶を入れてるかもしれないねえ。さようなら、庄司ひろ子さん。

救援連絡センター発行「救援」紙の、2面の連載コラムより 
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北朝鮮と韓国 平和を祈って

2018年01月30日 | 

朝鮮半島で、いま、これまでに無い大きな動きが広がっている。

発端は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮労働党委員長が、元日の新年辞で平昌(ピョンチャン)冬季五輪に代表団を派遣する用意があり、そのために南北当局間の会談ができると発言。
 
この発言に韓国は大きな衝撃を受け、文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領は即座に動き始めた。金正恩はその翌々日の一月三日に、南北間を結ぶホットライン(直通電話回線)の再開を指示し、その日のうちに再開が実施され、さらに、同じ日にそのホットラインからの電話で、北朝鮮の連絡員が「文在寅大統領」と呼称したという(聯合ニュース四日付「北朝鮮が初めて『文在寅大統領』と呼称 今後の動きに注目」)。
 
北朝鮮が公式発表や談話などで大統領の名前と大統領という肩書とを共に用いたのは今回が初めてで、これまでは「南朝鮮執権者」などと呼称していたのであった。この発言を韓国は注視。
 
同日、文在寅大統領は「平昌五輪とパラリンピックは韓半島の平和を知らせるラッパになるだろう。氷を砕いて道をつくる砕氷船のように危機を突破して平和に進む道を開く」と発言。 
 
南北は協議を重ね、十七日の南北協議の共同報道文を発表、そこには「韓国と北朝鮮は、平昌五輪の開会式で朝鮮半島旗(統一旗)を掲げ、合同入場」と明記。
 
統一旗とは、白地の中央に空色の朝鮮半島と済州島を描き、軍事境界線なき朝鮮を表したデザインで、その鮮やかな旗からは「朝鮮は一つ」という主張が伝わってくる。
 
スポーツ大会などで韓国・北朝鮮両代表団が「コリア」チームとして共同活動を行う際に掲げられる他、両代表を応援する際などにも頻繁に使用されている。
 
さて、これらの動きは、もはや誰も止めることはできまい。休戦状態となっている朝鮮戦争を終結させる大きな動きになるはずだ。
 
これにひきかえ、日本は「戦争する国」に向かってまっしぐらだ。朝鮮特需とベトナム特需で高度経済成長を遂げたが、戦争することで新たな特需を狙う。
 
南北の動きに米国は表向き歓迎を表明しているものの、北の核・ミサイル開発は止まったわけではないので、北に対する執拗な牽制を仕掛けてくるだろう。
 
米国はキューバを巡ってスペインと戦争(取り合い)した後、途切れ目が見つからないほど戦争を続けた国である。米国の経済は戦争に依存しなければ、成り立たないのだ。
 
日本をそんな国にしてはならない。
 
ウィキペディア: 統一旗
 
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統一旗 2003年ユニバーシアード
 

 

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