千恵子@詠む...................

リンクにて開く世界は万華鏡 あれやこれやと交差の果てへ

横田米軍基地「爆取」 無罪! でもまだ続く

2022年12月27日 | 

横田米軍基地「爆取」    無罪! でもまだ続く

十二月号「救援」、トップ記事を見て驚いた。横田米軍基地「爆取」無罪!

気になって一般新聞記事を漁ったけど、ろくなもんが出てない当然か。

山中事務局長いわく東京高検は、破廉恥にも、期限ギリギリに上告してきたと。

なんだか「過激派」罪!?ってのがあるみたい。必罰の国家意志か!? フルメンバー五人が文章を載せている。わたしの極私的感想あれこれ。

★ 沼田さん 「怒りを込め、上告審に臨みます」

検事って変な言葉を使うのね。母指って親指のことらしい。示指ってのが人差し指なんだ。指紋について怪しいこじつけしてるらしい。

★ 渡邊良平・主任弁護人「高裁は証拠に基づいて判断した」

アジトで発射装置プログラムを製造したという起訴内容だが、捜査当局は事件当時アジトに誰がいたかすら把握していないって、凄い無茶ぶり。

誇張ではなく何百回も事件を見直したって、弁護士の鑑だ。

★ 寒竹里江・弁護人「無罪判決以外の結論はありえない」

二〇一七年の接見依頼で始まったが、救援連絡センターも党派救対にも頼れずという状況だったんだ。業界の事情は分からないけど大変だったんだろう。

勾留が三年半、控訴審無罪まで五年四月、さらに上告審。

★ 酒田芳人・弁護人 「無罪判決に全力を尽くす」

既に七○歳を過ぎているのに、懲役三○年の刑が科されたとすると生きている間には外に出られないことになる。三たび全力を尽くすと。

★ 深見愛一郎・弁護人 「事実の認定は証拠による」、なるほど。

検察官証拠のうち重要証拠を全て弁論に添付して配布。前日、配布用の証拠にインデックスを貼るときは、万が一のことがないように祈るような気持ちで一枚一枚貼ったと。

   ★    ★

前回のサンケン弾圧。七三歳の尾澤さんについて「十キロ痩せた老人虐待」と書いたが、嬉しい連絡を貰った。

当時、体重が相当オーバーしていて、血圧も高かったため、獄中にいるのをよい機会だと思ってダイエット開始。

運動もしないで御飯を普通に食べていたら太ってしまう。

具体的には留置場でも拘置所でも、主食は半分しか食べない。菓子など自弁で買える間食も一切しない。その結果、十キロ痩せたと。

すごいなあ勁い意志、監獄健康法なのだ。拍手。

左下 「救援」縮刷版   右下 「救援」紙300円

 

 

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絵本だよ「もっとおおきなたいほうを」二見正直...福音館と

2022年12月26日 | 詠む

王様の自慢の「たいほう」、撃ちたくてたまらない。

でも戦争がなかったので、使う機会がない。

あるとき、ずどんと撃ったらどうなった。

あらあら、あらら。さあ大変。

こどもも大人も楽しめる絵本。

 

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「にゃっ!」絵本同意と敬意だいじだねクレール・ガラロン...アジュマブックス

2022年12月20日 | 詠む

クレール・ガラロン フランス発の絵本。ゼロ歳児より。

シンガーソングライター 一十三十一  マントラのような訳。にゃんにゃん。

アジュマブックス主宰 北原みのりの解説。

シスターフッド満開よ

ちっちゃいのに1980円て凄い値段なので、図書館リクエストがんがんいれてね。

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どくんごの演出「どいの」逝っちゃった 40年は一陣の風?

2022年12月17日 | 詠む

1979年の埼玉大学むつめ祭で、一年生の彼と初めて逢った。平井(芸名・河内丸)も一緒に話をした。わたしは常盤小学校教員、社会人一年生なのだった。

暴力的でない男の模範として三重丸。

80年代 夏の合宿で海に行ったの楽しかった。まぶしい夏の日々。

黒テント、「ブレヒトの芝居小屋」とか探検してみた。

スーパーなど閉まってるなかでの、事務所での「北浦和越冬闘争」

旅公演をするなら人脈がてら「中山千夏」選挙運動員になればと推薦。五月さんと仲良しになれたらしいので嬉しいの巻。

90年代 同居人と一緒に北は釧路、札幌。南は熊本と、追っかけ旅。

浦和の常盤。家が近かったので何回か遊びに行った。五月さんの作った常夜鍋がおいしかった。新太くんが可愛かった。

原発に反対した海。芦浜でのキャンプ、蜆が大きかった。

00年代 平井くん。伊能くんに「おねだり」されて大型テレビを買ってあげた数年後に、「なんだかテレビが中心になってる」と寂しそうに言ってた。そして平井くんは劇団に興味をなくしてしまう。

10年代 生活保護の指導で駅から遠いアパートに引っ越したため、ほとんど打ち上げに参加できず。若いひとたちを横目で見ながら、老人ひらりんのもとに帰る日々。

20年代 19年には埼玉で何回も見て、横浜。そして浜松、新幹線&夜行バスおっかけ復活。爾来...やっと再開するかと思った矢先に、逝去を知る。

あっという間だったなあ、43年。

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「出禁フェス」表現の自由忖度を 考えるんだ22日と

2022年12月15日 | 詠む

初めて新宿ベルクで白ブリーフ集団を見たときは「あられもない」感まんさい。

何回か聴いてるうちに慣れてきた。きゅわっ。

年末最後のライブ。当日精算券もってます。よろぴく。

(とはいえ宮台は鬼門なのよねえ、でもでも鵜飼哲の出演決定で見参の巻)

表現の自由と忖度を考える

「出禁」フェスティバル

宮台真司さんへの襲撃を許さない!

宮台真司さんへの襲撃は、左派言論全体の萎縮効果を狙った極めて悪質なものであり絶対に許すわけにはいかない。
日々日々窮屈になっていく自粛と忖度の表現規制の中でそれを突破する方向性を考えていきたい。
出演は太陽肛門スパパーン・突然段ボール・中尾勘二ソロ・北村早樹子。続々音楽家/識者達が結集をはじめている。
ネトウヨ系hiphop愛好家若者に嘲笑され唾を吐きかけられる高円寺北口広場。そこから満身創痍 高円寺クラブルーツにたどりついた奴らのリベンジが今はじまる

森と竹田を監獄にた・た・き・こ・め!東京五輪疑獄の安直な幕引きを絶対に許さない。

22日(木曜)19時15分~22時15分、高円寺クラブルーツ(高円寺駅)。

前売り 3000円。当日3500円。

 

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マルコムと金嬉老かあ...パギやん作「奇妙な果実」梁山泊と

2022年12月11日 | 詠む

パギやん作だから、行く。

手数料も含めて五千円ちかくかかるけど。

新宿梁山泊

『奇妙な果実 ~マルコムXと金嬉老~』

金守珍×趙博のタッグ5回目となる最新作『奇妙な果実~マルコムXと金嬉老~』。新宿梁山泊が取り組んでいるテーマの1つ「境界に生きる人々」を描いた書き下ろし作品。

日本でもアメリカでもRacism(人種・民族差別)の波が、今再び社会全体を覆う時代となった。マルコムXと金嬉老はかつて実在した人物であり、前者は黒人解放の指導者、後者は非道の犯罪者という全く異なった人生を歩んだ二人である。しかし生きた国は違えど、両者とも厳しい差別の中を生き抜いた激しい気性を持った人物だった。

本作品は、異なる環境に生きた二人は命をかけて、何を成し遂げようとしたのか――。両者の「現実」に「架空の史実」を加えることでストーリーに奥行きを持たせ、さらに歌舞音曲をふんだんに織り込み、エンターテインメントに仕上げた。

人種平等と社会正義を求める全ての人々に向けての「今をともに生きる」メッセージを唱えたい。

2022年12月15日 (木) ~12月21日 (水)

シアター・アルファ東京 / 関東

 

 

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強姦をする側される側どもを 描きたるなり「緑の毒」よ

2022年12月05日 | 詠む

緑の毒」 桐野夏生 角川書店

強姦する側、される側の心理を抉った短編のつながり。

緑の毒って、嫉妬。シェイクスピアの「オセロ」より。

なんで嫉妬すると強姦するのか? したことないから分からない。

実は10年前に、強姦魔こんなふうかあ堪らない じわじわ沁みる「緑の毒」は

詠んでいたのだが、再読しても凄い。

人物造形が巧み。手練だ。

雑誌『野性時代』に、2003年から断続的に連載 8年に亙る。

  • 夜のサーフィン (2003年12月号、「完全主義者」改題)
  • 象のように死ね (2004年12月号)
  • 受け返し (2006年5月号)
  • お前じゃないが仕方ない (2009年10月号、「おまえじゃないがしかたがない」改題)
  • 淋しい奴は前に跳ぶ (2009年6月号)
  • 気炎女 (2009年12月号)
  • 弥生先生のお見立て (2010年2月号)
  • 傲慢と偏見 (2010年4月号、「お前には向かない職業」改題)
  • 月よりの死者 (2010年8月号)
  • ピーフラ会のゆうべ1 (2010年10月号)
  • ピーターフラットで起きたこと (2011年1月号、「ピーフラ会のゆうべ2」改題)
  • 妻の責任 (2011年3月号)
  • 地獄で会うホトケ (2011年4月号)
  • 川辺康之、破滅す (2011年5月号、「阿部康之、破滅す」改題)
  • エピローグ 文庫本のみ追加
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「ザリガニの鳴くところ」とは湿地の子 映画バージョン此れもありかと

2022年12月04日 | 詠む

映画「ザリガニの鳴くところ」

原作は 「ザリガニの鳴くところ」とは湿地の子 差別暴力のりこえ生きる

動物学者の彼女が、70歳で初めて書いた小説。

すごかったので、それが映画化されるとなったら...見るしかない。

冒頭、美しい自然に圧倒される。ベストセラー小説だから金かけて映画つくったかー。

湿地のカイア。家庭内暴力のすえ兄弟も母も逃げた、ひとり7歳。父親も失踪して、ひとりきりで生きる。なんと過酷なんだろう。果てしない孤独。

大部の小説を、どうやって2時間の尺に納めるかと思いきや「裁判」仕立て

サスペンス展開かあ。うーん。

なるほどね。努力は評価しよう。

男からの暴力への対峙!

愚痴。ポスターの「真相は、初恋の中に沈む」なんやねん意味不明、やめろや。

これをきっかけに原作を読むことを奨励するの巻。

もっと、いろいろ書きたいけど「ねたばれ」なので残念。

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