千恵子@詠む...................

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品書きに

2012年11月30日 | 詠む

品書きに零余子ありけり250円の口福斎藤酒場

ひさしぶりの十条、斎藤酒場。

むかご、1皿。250円。

茶色の豆。素朴な秋の味覚。

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福島の

2012年11月29日 | 
福島の女たちの出会いをつなぐ

 
原発事故。
 
以前から電力会社は、夥しい広告を垂れ流してきたが、マスメディアは公平な報道ができるのか。
 
また事故から暫くして「絆」という合言葉が盛んに見られた。
 
米軍のトモダチ作戦にも違和感。
 
もどかしい気持ちでいたところに、福島の女たちが綴った個々の体験や気持ちの記録が、このたび出版された。
 
   *   *
 
見えないものに追われて避難を続けた直子さん。
 
障害を持つ絹江さんの日々。
 
解雇を受けた節子さん。
 
めちゃくちゃの部屋からパソコンを掘り出してネット情報に繋いだやよいさん。
 
九箇所の放浪生活をした恵子さん。
 
被害者同士が引き裂かれていくさまも報告する朗子さん。
 
障害を持つ人を見世物に恐怖を煽らないでと遊歩さん。
 
八十有余年の生活を振り返りつつ、官房長官のテレビ画面から棄民という言葉が頭に浮かんだ十三子さん。
 
除染ビジネスの内実、子どもを復興の象徴とすることへの憤りなどを生々しく伝える類子さん。
 
   *   *
 
たくさんの女たちの声がある。
 
現地報告の最後のタイトル「砂がこぼれるように風化させられている。でも、みんなが工夫して訴えることが随所で起きています」。
 
銘記しよう。
 
   *   *
 
編者の由香子さんの分析は示唆に富む。
 
原発に反対する集会やデモの報道は、子連れの母たちやツイッター等で集まる若者達が出現すると「新しい潮流」として紹介される。
 
母たちは称賛される一方、難しいことは苦手というレッテルを貼り付けられる。
 
   *   *
 
分断や対立ではなく、出会いと共感。
 
どうしたら良いのか。
 
さらに「障害や病気のある子どもがあらわれる」という言説に対して、どう捉えるか。
 
広島や長崎の被爆、水俣病などの歴史のなかで、障害者や女たちは何を訴えてきたのか。
 
堕胎罪、優生保護法、母子保健法など人口政策、リプロダクティブ・ライツと「まごまごする権利」。
 
しがらみ、なりゆき、あきらめの中での、一人ひとりの選択を大切にしたい。
 
   *   *
 
また編者の和子さんによる、米軍基地を包囲し、性別役割分業に抗した女たちの非暴力直接行動の広がりの報告。
 
英国グリーナムの女たちから福島の女たちへ続くアクション。
 
原発や核をなくそうとする女達の闘いは、原発を是とする男社会に向けられたものでもある。
 
コラム欄は、記者会見や現地取材に飛び回る漫才師おしどりマコさんなど、7件。
 
わかりやすい「おもな放射性物質と放射線一覧」も。
 
京子さんのイラストが魅力的。
 
福島原発事故と女たち 出会いをつなぐ』 近藤和子・大橋由香子編 大越京子イラスト 梨の木舎
 
------------目 次---------------------
はじめに
1章 2011年3月11日―福島から
 ・3・11、見えないものに追われて     一條 直子
 ・あらためて思う、「多様なこと」は豊潤なこと     鈴木 絹江
 ・3・11原発/解雇/放射能/そして……     黒田 節子
 ・5日目の朝がきた    人見やよい
 ・事故前と同じようには生きられない     会田 恵
 ・疲れているひまはない    地脇 美和
 ・新たな出会いをたぐり寄せ―福島から高知に避難して    芳賀 治恵
 ・娘一家は九州へ    橋本 あき
 ・原発事故の暗闇の中から    浅田眞理子
    人間だけが避難する身勝手を許してほしい
 ・子どもたちも孫も来ない、ご先祖さんに線香もあげられない故郷    鈴木 恵子
 ・これ以上、奪われない、分断されない    宇野 朗子
     福島を出たあの夜からの一年
 ・女たちのリレーハンスト   黒田 節子
 ・原発事故からの脱出    安積 遊歩
 ・原発被曝の県で    武藤十三子

 ・武藤類子さんに聞く
   砂がこぼれ落ちるように風化させられている。でも、みんなが工夫して訴えることが随所で起きています。

2章 出会いをつなげる
 ・しがらみ、なりゆき、あきらめの中での、 1人ひとりの選択を大切にしたい
   ―母性・フェミニズム・優生思想    大橋由香子
 ・グリーナムの女たちから福島の女たちへ    近藤 和子

あとがき

 コラム わすれられないコトバ
 1.私たちはいま、静かに怒りを燃やす東北の鬼です 武藤 類子
 2.受け手の私たちが変わらなければ何も変わらない おしどりマコ
 3.100マイクロシーベルト/hを超さなければ、
   まったく健康に影響を及ぼしません(!?) 山下 俊一
 4.病気になるまで思っていた「国が管理しているから大丈夫」と…  喜友名 正
 5.福島原発事故は、水俣病と似ている  アイリーン・美緒子・スミス
 6.測ることがすべての判断の基本になる  岡野 眞治
 7.福島原発事故以来1800以上の剣体を測りました  鈴木千津子 

 資料1  福島原発事故被害者の権利宣言
 資料2  「原発いらない福島の女たち」のリレーハンスト宣言
 資料3  「福島原発告訴団」告訴声明 2012年6月 被告訴・被告発人目録
 イラスト 主な放射性物質と放射線一覧
 
◆◆関連ページ(グリーナムコモン) 4年前のブログ記事資料から、リンク切れを削る
Greenham Common Women's Peace Camp
Nonviolence News: Greenham Common Womens' Peace Camp by Sarah Hipperson
BBC - Berkshire: Peace protest memories shared / Video: Greenham Common peace camp 25th anniversary (01:23)
BBC - UK: Greenham Common Women's Peace Camp, 1981-2000
IWM (Imperial War Museum) Online Exhibition - Greenham Common - The Women's Peace Camp
Guardian: Your Greenham, The Guardian: YourGreenham / Video: YourGreenham
Greenham-Common.org.uk
Greenham Common Women's Peace Camp - Wikipedia, the free encyclopedia
 RAF Greenham Common - Wikipedia, the free encyclopedia
◆レベッカ・ジョンソン
Trident Ploughshares - Evidence from Rebecca Johnson
もの書きを目指す人びとへ「第114回 ノーモア・ユーロシマ――西欧の"熱い秋"」: 「キャンプに参加しているイギリス人のレベッカ・ジョンソンさん(二十九歳)は意気盛んだった・・・その後も彼女の反核運動は続き、後年、英国労働党の国会議員になった。そして、核問題の専門家としてたびたび来日している。グリーナムコモンの平和キャンプが生んだスターと言っていいだろう」
レベッカ・ジョンソンさんの手紙(2006年1月18日「ファスレーン365」トライデント更新阻止闘争)
◆基地跡地の新グリーナム公園
New Greenham Park, Newbury, Berkshire: The Sustainable Business Park
GREENHAM COMMON TRUST(公園管理団体)
◆YouTube 動画
Christmas 1982 Greenham Common Women (02:33)
Going back to Greenham (06:01)
GAMA At Greenham Common April 2007 (03:52)
Greenham Common Visit by Mark Thomas 2002 (01:53)
Vehicle Parade at Greenham Common circa 1990 (01:49)
Britains Cold War Greenham Common Promo (05:19)
 
参考: 第1稿 救援連絡センター機関紙「救援」2面コラムの連載用に書いたが、字数超過のため削って上記に変更。
 
地震と津波、さらに原発事故。福島は未曾有の危機に襲われた。それは天災が原因と片付けられるものではなく、人災の部分も多いのではないか。まぜこぜになった大量の報道。政府の「ただちに健康に影響はありません」なんども流れてくる。その根拠も不明のままに宗教のように信じろというのか。

以前から電力会社は、たくさんの広告を垂れ流してきた。金主に対してマスメディアは、公平な報道ができるのだろうか。また、事故から暫くして「絆」という合言葉が盛んに見受けられる。米軍のトモダチ作戦にも違和感。多用される「日の丸」も、なんだか憂鬱になってくる一年半だった。

もどかしい気持ちを抱いていたところに、福島の女たちの個々の体験や気持ちを繋げた記録が、このたび出版された。

見えないものに追われて避難を続けた直子さん。障害を持つ絹江さんの日々。解雇を受けた節子さん。めちゃくちゃの部屋からパソコンを掘り出してネット情報に繋いだやよいさん。九箇所の放浪生活をした恵子さん。被害者同士が引き裂かれていくさまも報告する朗子さん。障害を持つ人を見世物に恐怖を煽らないでと遊歩さん。八十有余年の生活を振り返りつつ、官房長官のテレビ画面から棄民という言葉が頭に浮かんだ十三子さん。除染ビジネスの内実、子どもを復興の象徴とすることへの憤りなど現地の様子を生々しく伝える類子さん。

まだまだ、たくさんの女たちの声がある。現地報告の最後のタイトル「砂がこぼれるように風化させられている。でも、みんなが工夫して訴えることが随所で起きています」、かみしめる。

編者の由香子さんの分析は示唆に富んでいる。原発に反対する集会やデモの報道は、子連れの母たちやツイッター等で集まる若者達が出現すると「新しい潮流」として紹介される。母たちは称賛される一方、難しいことは苦手というレッテルを貼り付けるようすを、ていねいに辿っている。例えば「ただの普通の母親なんです」と言い訳しないと、危険な「活動家」と思われて、マスコミも近所の人も耳を貸してくれないから言わざるを得ない。昔からよく聞く、PTAの用事なら外出しても「主人」や義父母が嫌な顔をしないというのと似ているのかも。うーん、あるだろうなあ。母性の強要に抗して、あるいは交わして、みんながいろんな表現をする。模索していこうじゃないか。

分断や対立ではなく、出会いと共感。どうしたら良いのか。さらに「障害や病気のある子どもがあらわれる」という言説に対して、どう捉えるか。広島や長崎の被爆、水俣病などの歴史のなかで、障害者や女たちは何を訴えてきたのか。堕胎罪、優生保護法、母子保健法など人口政策、リプロダクティブ・ライツと「まごまごする権利」。しがらみ、なりゆき、あきらめの中での、一人ひとりの選択を大切にしたい。まさに、そう。そのために、知りたいのだ。

また編者の和子さんによる、米軍基地を包囲し、性別役割分業に抗した女たちの非暴力直接行動の広がりの報告。英国グリーナムの女たちから、福島の女たちへ続くアクション。原発や核をなくそうとする女達の闘いは、原発を是とする男社会に向けられたものでもある。それは原発がなくなる日まで続くんだ。

コラム欄は、記者会見や現地取材に飛び回る漫才師おしどりマコさんなど、7件。

わかりやすい「おもな放射性物質と放射線一覧」、京子さんのイラストが魅力的。 
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ぼろぼろの

2012年11月28日 | 詠む

ぼろぼろの建屋むざんなフクイチに 唯一はいった記者のルポなり

福島原発の真実 最高幹部の独白」 今西憲之 朝日新聞出版

週刊朝日で昨年、断続的に掲載されてきたルポを纏めたもの。

フクイチの敷地内、建屋。どちらも唯一はいったジャーナリスト。

防毒マスク越しに撮影された写真は、ぼろぼろの原発を表わしている。

詳しくは本書に詳述されているが、とても10年後の燃料棒取り出しまで持たない。

事故直後、じゃまにしかならなかった管首相の視察。

海水注入をめぐる攻防。

ヘリコプター注水は危険なうえ、効果も期待できない。実は、米国へのアピール。

グーグル対策で、建屋カバー。

雑誌にルポが掲載されると、政府が東電に犯人捜しを命じたという。

著者は、私は無実です 検察と闘った厚労省官僚村木厚子の445日」で刮目したジャーナリスト。

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「石炭の

2012年11月27日 | 

石炭の文学史」 池田浩士 インパクト出版会

なんせ500頁超、6000円+税の大書である。「海外進出文学」論 第Ⅱ部

かなり情けない話だが、著者の黄色い大本「ひょーげんしゅぎろんそー」という1万円の宝物は20年以上保持しつつも噛み砕けないまま、引越で捨てた(泣)。

週刊金曜日に平井玄の書評が載っていたので、なんとか読了。ほとんど意地だな。

石炭を掘り出す労苦はすさまじく、本書にある明治後半の福岡・三池炭鉱における作業員の平均寿命は、わずか25年。日本の炭鉱は他国より事故の死傷率が高く、民族、性別、出自等、あらゆる差別をエネルギーに変えて掘り進むしかない、社会の底辺にある場所だった。(尾崎真理子の書評、リンク参照)

まさに「すさまじい」、歴史なのだ。

圧倒されて、五七五七七するのが恥ずかしくなった。

----備忘メモ----

27 華人苦力(くーりー) 管理する独自の方式として指紋押捺 そこからなのか

157 シャーロック・ホームズ 鉄道ミステリ そうかあ

172 汽車の罐焚き こんなたいへんなの

193 マーティン・クルーズ・スミスの小説「ローズ」 西アフリカの黄金海岸 奴隷 イギリスの炭坑

200 ピット・ガールは性別に背いている ズボンを穿くと品位を捨てるだとー

209 帚木蓬生「三たびの海峡」 んー、これも気になる

313 奥むめお「戦ふ女性」 あーやだやだ、気持ち悪い

438 福岡の炭坑 朝鮮人労務者44%が逃亡 ケツワリ(朝鮮語) 死ぬほどひどい境遇だったからだろう

469 粉塵爆発 一酸化炭素ガスの中毒症状が、水俣病の病状と同じように精神神経科の...むごい

513 辰書房の柴田さん 亡くなっていたんだ 池田、加納実紀代と同じ「紀元二千六百年」生まれ

----------目次-----------------------

序章   石炭の一生とその文学表現 

第1章  坑夫という最底辺        ─先行するイメージ  

第2章  声を上げた地下労働      ─炭坑夫と石炭王  

第3章  「下罪人」の自己解放へ    ─プロレタリア文学と石炭

第4章  石炭と鉄道        ─近代化の路線 

第5章  「ケツワリ」考  ─植民地を遠くはなれて 

第6章  石炭から石油を!    ─満洲と石炭  

第7章  たたかう石炭  ─戦争は誰によって遂行されたか?  

第8章  勝利の生きた結晶石    ─台湾と石炭 

第9章  大東亜の労務管理と鉱夫の現実   ─「監獄部屋」から「把頭炊事」まで 

第10章  原拠としての「長靴島」    ─表現主体を問い直す 

終章   石炭の一生が遺したもの 

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「人生の

2012年11月26日 | 詠む

人生の特等席」かクリント翁 直球勝負まさに天晴れ 

映画「人生の特等席」 

>思い入れの強い邦題になっているが、原題は野球の「カーブの問題」。カーブが打てない選手の問題なのだが、含みとしては、この選手と同時に、クリント・イースウッドが演じる、直球しかこなせない老野球スカウトマンを示唆している。

そうなんだよね。「Trouble with the Curve」だもん。

がんこ一徹。スカウトマンなのに、目が悪くなってきた。老いは各処に押し寄せてくる、クリント・イーストウッド迫真の演技。

最後は、現場を見ないコンピューター野郎に勝つ。

ほとんど予想通りのストーリー展開なのだが、涙あふれる佳作。

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デモ参加

2012年11月25日 | 詠む

デモ参加逮捕のときの気構えだ 強い味方だ是の一冊は

デモ! オキュパイ! 未来のための直接行動 三一書房・編集部 

なんと我らが救援連絡センター運営委員が3人も...執筆している。

前田朗・東京造形大学教授、むさん法律事務所という素敵な名前の事務所の大口昭彦弁護士、そして期待の新星・園良太くんなのだ。

■プロローグ ―― ドキュメント不当逮捕 5・7反原発デモ逮捕・勾留記 ← 貴重な生報告!

◆第1部 日本と世界のデモ、オキュパイ

◇PART1 直接行動

◇PART2 経産省前テントひろば

◇PART3 ニューヨーク オキュパイ

◇PART4 パリ 〈占拠〉と市民的不服従

◇PART5 韓国・釜山

◆第2部 デモ規制・不当逮捕をこえて

◇PART6 デモの自由を獲得するために 前田 朗 ――道路の憲法的機能・序論

◇PART7 デモへの規制をはね返す 

◇PART8 逮捕されるほうが悪いのか!?  園 良太 ――実体験をふまえて

直接行動の拡大を阻む弾圧/警察の任務の本質は「治安維持」/デモ潰しの二大武器、「公務執行妨害罪」と「公安条例違反」/暗躍する現代の特高警察=公安警察/救援活動に取り組み、代用監獄の撤廃を/右翼と警察の連携の実態/3・11以降急増するデモ弾圧/さまざまなテーマの行動にも弾圧が/野宿者への暴力排除に抗議したら「威力業務妨害」!?/進む自治体の警察化/不当逮捕を超えて真の自由と連帯を創造するために

◇PART9 弾圧と闘うための基礎知識  園良太+編集部、監修:大口昭彦

---備忘メモ----

御しやすいと見られると 13頁

勾留記 16頁

恋のサバイバル 66頁

住宅占拠法 市民による適用 92頁

デモ許可制 125頁

選挙 誑かし 143頁

国選弁護士 ←当番弁護士と勘違い 大口弁護士は当番やってないからかな 190頁

国家権力が人間の自由を制限・拘束~特別な「令状」が必要なのである。それは例外なくてあって~ これも違う。緊急逮捕は令状なくてもできるので例外あり 197頁

------- ともあれ、よくぞ作った渾身の1冊。拍手!

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邦題が

2012年11月24日 | 詠む

邦題が「声をかくす人」ってちょっと 分かりにくいな冤罪映画

伊東良徳弁護士ブログ

>民間人のメアリーを軍法会議にかけて不公正な手続で裁判を進行させる陸軍長官

リンカーン大統領暗殺というので、みなさん理性を失っているようす。

孤軍奮闘、果敢に弁護する若者に、ふと安田好弘弁護士を連想する。

>アメリカで初めて死刑を執行された女性メアリー・サラット

冤罪でもあるが、死刑囚でもある...メアリー。毅然として、かっこいいぞ。

>映画のタイトル、邦題の「声をかくす人」っていうのは意味不明。メアリーは話をしないわけではなく、裁判でも無実だと主張します。具体的な主張をしたがらないという点では隠し事はしているわけですが、声を出さないわけではありません。

そうなの、意味不明。まったく意味をなさない邦題。

>原題の「 The Conspirator 」は「共謀者」で、アメリカでは共謀罪という犯罪の謀議をしただけで犯罪となるという規定

日本も真似っこしようとしている、「きょーぼー罪」。そしてメアリー、「こんすぴれーたー」。

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こうやって

2012年11月23日 | 企画

こうやって原発を止める 11.23集会 脱原発をめざす女たちの会

「原発はいらない」との声はかつてなく大きくなり、官邸前行動など多様なとりくみがあちこちで行われています。政府は大飯原発の再稼働を強行しましたが、人々の過半数は脱原発ゼロを望んでいると各種調査も示しています。 キックオフから1年、「原発廃止」のための具体的な方法を私たちは提案し、共に考えていきたいと思います。

2012年11月23日(金・祝)
開場 13:30 開会 14:00

<場所> 明治大学アカデミーホール(東京都千代田区神田駿河台1-1)
http://www.meiji.ac.jp/kanzai/PDF/AcademyHall.pdf JR「御茶ノ水」 徒歩3 分

<プログラム>
司 会 橋本美香(制服向上委員会会長)
トーク 香山リカ(精神科医) / 松田美由紀(女優)
     瀬戸内寂聴(作家)(ビデオメッセージ)

鼎談「私たちはこうやって原発を止める」
 崎山比早子 (高木学校・国会事故調委員)
 大河原雅子 (参議院議員)
 福島みずほ (参議院議員)
司会:満田夏花 (国際環境NGO FoEジャパン)

私たちの取り組み
 「祝島の女たちの運動」 (スライドショー)纐纈あや
 福島原発刑事告訴 武藤類子
 浜岡原発本訴の会 佐野けい子
 杉並の運動 東本久子
 首都圏反原発連合 Misao Redwolf

主催 脱原発をめざす女たちの会・現代史研究会
協賛 明治大学専任教授連合・明治大学教職員組合

----------------------------------------------------以上、転載。

わたしは、本の売り子さんしてるね。

福島原発事故と 女たち -出会いをつなぐ」  近藤和子・大橋由香子編 梨の木舎

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「囚人狂

2012年11月22日 | 詠む

「囚人狂時代」は生の監獄を 衒いなくみる見沢知廉

囚人狂時代」 見沢知廉 ザ・マサダ、1996 のち新潮文庫

人権などという論理も感覚も、彼にはないようだ。

いさぎよいというか、なんというか。どどどどっと。

憎めないやつという感じも、漂う。

だけど、じっさいに友達になるかどうかは、別。享年46、合掌。

千葉刑務所から詐病して潜り込んだ八王子医療刑務所が、これまた修羅場。

----備忘メモ----

24 留置場の独房。三沢が入る数時間前まで宇賀神寿一がいたという。を、現・救援連絡センター事務局しゃこ君。

そのほか、がんがん有名人が出てくる。

72 ニーチェ訴訟。岩波新書の「ニーチェ」を購入したところ、検閲で不許。外国語の記述があったからって、巻頭にニーチェ原稿の写真が載っていただけなのに。勝訴。

102 脱獄などを防ぐための年に1回の「総転房」。私本10冊なのに、再審中の石川一雄は100冊超。書類の山の三沢とともに「二人は千葉刑のガンだ」と言われる。

105 面会は肉親以外は、原則禁止。中山千夏は国会議員の特権で、特別許可。

117 ゲバラ、レーニンは、チェスの名手。三沢は囲碁を、革命訓練のひとつだと。どうせやるなら革命家同志でやったほうが、より革命的? 「左右決戦だ」と笑いながら始めると、係長が心配して横に来る。双方が幹部同士、トラブルが起きては大問題だからだって。




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サクソフォーン

2012年11月21日 | 詠む

サクソフォーン郷原弁護士わくわくだ 24日は「サムタイム」なり

郷原信郎弁護士ツイッター

11月24日(土)必見Live!! 吉祥寺 Sometime

JR・京王井の頭線「吉祥寺」駅下車。北口からサンロード方面3分   地図

八木啓代(v) ・大熊ワタル(cl) ・阿部篤志(p) ・郷原信郎(as)

問合せ・予約 /0422-21-6336 

>トークの中で、小沢氏無罪が確定した陸山会事件と検察暴走を、改めて振り返ってみたいと思います。乞う御期待!

はい。それでは期待しましょう!!

楽器のasは、アルト・サクソフォーンね。

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「生きている

2012年11月20日 | 詠む

「生きている生きてゆく」顔さまざまに フクシマの地の避難所記

生きている生きてゆく ビッグパレット福島避難所記」 刊行委員会 アム・プロモーション

足湯のときの「ひとこと」が右、左に写真、全233頁。

字が大きいので、92歳の父用に入手。良かったとの感想。

戦争よりも放射能が怖い...そして置いてきた植物&わんこのこと。70代の女の呟きが残響する。

Comment (1)

医療過誤

2012年11月19日 | 詠む

医療過誤こんなふうなら怖いなあ 防衛医大vs青年

防衛医大の場合は―ドキュメント医療裁判」 井上静 世論時報社

先週、東京地裁のまえで青年がチラシを配っていた。

医療過誤の被害による手の故障のため断念し、医療裁判で5年に及ぶ係争を経て2002年に勝訴。ほぼ全勝で、国と防衛庁が異例の控訴断念、その本人だった。

国家賠償請求の裁判では、被害者は当然に原告だ。

なのに警察が嫌がらせするくだりも、記録されている。

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死刑囚

2012年11月18日 | 詠む

 死刑囚からの手紙を切っ掛けに 22歳の過去と其の後と

裁かれた命 死刑囚から届いた手紙」 堀川恵子 講談社

>土本氏は、約30年の検事生活の中で一度だけ死刑を求刑したことがある。

なんだ、検事の話か...と思ったが、妙に気になって読み進める。

>1966年に東京で主婦が殺された強盗殺人事件の一審での、22歳の青年への求刑だ。

ずいぶん昔の事件、知らなかった。

若者。前科無しで1人を殺して死刑を求刑jなのか。

>彼は裁判でさしたる弁明をせず、刑が確定した。

人を殺めてしまった自責ゆえ、すべて認めたのか。

>その後、独房の彼から年賀状が届く。そこには恨み言はひとつもなく、お礼の気持ちが書かれていた。戸惑った。

ここから始まる深い深い実話。よくぞ調べた惠子さん。

>「彼ははたして死に値する極悪人だったのか。40年目の疑問が私たちに襲いかかる。」――高村薫の推薦の言葉。

わたしもそう思う。

雑誌「世界」12月号の「封印された鑑定記録が問いかけたこと」と題された堀川恵子ディレクターの報告。死刑囚・永山則夫について渾身の調査に圧倒された。彼女は只者ではないと感銘して書籍を探したのが、本書。

----備忘メモ----

23 事件から4日後、令状なしの逮捕。

64 死刑事件の確定訴訟記録の閲覧 不許可処分の取り消しを求める準抗告 石塚伸一・龍谷大学教授 最高裁

69 元検事の閲覧請求

111 戦中、不敬罪で中野正剛代議士を勾留しろ...に対して、不逮捕特権にて抵抗した検事だった

124 法廷に現れたマッチ棒の大型船模型

141 相手の話をただ聞く「吸い取り紙」を求めていた...

161 情状として有利に取り扱われるべき要素が、逆に犯罪の一因と見なされた

173 判決訂正申立 裁判長が被告人のいる法廷で、弁護人に「片付けてしまいましょう」と発言 とても嫌な気持ちと申立

187 独房の中の小さな命、文鳥

194 母に送った写真 当時は死刑囚への配慮にあふれてたんだ

199 野球、極刑のものには毎月三回 これも当時の緩やかさ

204 死刑囚 口で碁を打ち合う 希望者には「請願作業」と呼ばれる労働

 

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「弁護士、闘う―宇都宮健児の事件帖」 岩波書店

2012年11月17日 | 

弁護士、闘う―宇都宮健児の事件帖」 宇都宮健児 岩波書店

>弁護士になって38年になる。最初の12年間は苦しかった。弁護士事務所を2回もクビになった。弁護士の中でそんなにクビになる人はいない。「あんたいらない」と言われるのは、いわば全人格を否定されるようなもの。

志の高い弁護士事務所に勤めて過労死しそうになって退職、レベルを下げた事務所では仕事を干されて辛い日々なので、親近感を抱いた。

宇都宮さんの場合、艱難辛苦をバネにして進んでいく。わたしの場合、赤貧に埋もれたまんまだが。

法律を使ってここまで闘えるんだ。横の連携、社会との繋がり、そして立法。

2009年発行の本なので、日弁連会長になる前までの歩みが載っている。

----備忘メモ----

22 目から鱗。そうだよね、弁護士費用の一括前払いから、分割前払いへの転換。サラ金対策。

27 司法試験に受かった直後、1か月山谷のドヤ街に寝泊まり。みずから飛び込んでいくんだ。

45 「消費者問題」の登場。85年に、日弁連に委員会が設けられる。

56 甘い汁を吸う都銀。ずるいなあ。ふーん。集団調停という手があったんだ。

76 オウム特例法 破産手続において被害者の損賠賠償債権を国の債権よりも優先させる

112 生損保代理店の背信、オレンジ共済の代理店を兼ねるケース

132 和牛商法 現物まがい商法 通産省への要望書から10年後、忘れた頃の立ち入り調査

144 商工ローン 目ん玉売れの犯人が自首しても無視する警察

162 ヤミ金融 15,000円で、3人が心中。ひどすぎるよね。

175 ヤミ金融 スイスから届いた29億円

200 勾留理由開示裁判 武富士の盗聴指示を「意見書陳述」 そーゆー手があるのか

222 高金利引き下げ あーここでも「年次改革要望書」 米国が94年頃からだしてくるやつ

237 秩父からマラソンリレー 06年のグレーゾーン金利撤廃

246 OECD加盟国中、相対的貧困率。米国に次いで二番目に高い

274 偽ダイレクト・メール事件 ここでも警察は捜査が鈍い (坂本弁護士事件を思い出す)

>反貧困運動は、当事者を救うのみならず、自分自身を助け、そして世の中を良くするための運動です。

>困っている人に手を差し伸べることが当たり前の振る舞いになっている社会は、すべての人にとって生きやすい社会です。

>私たちは、そうした社会の実現を目指しているのです。(307頁)

そうね。反貧困ネットワーク、ヒンキー君のマグカップ愛用中よ。

 

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強姦魔

2012年11月16日 | 詠む

強姦魔こんなふうかあ堪らない じわじわ沁みる「緑の毒」は

緑の毒」 桐野夏生 角川書店

強姦する側、される側の心理を抉った短編のつながり。

雑誌『野性時代』に、2003年から断続的に連載

  • 夜のサーフィン (2003年12月号、「完全主義者」改題)
  • 象のように死ね (2004年12月号)
  • 受け返し (2006年5月号)
  • お前じゃないが仕方ない (2009年10月号、「おまえじゃないがしかたがない」改題)
  • 淋しい奴は前に跳ぶ (2009年6月号)
  • 気炎女 (2009年12月号)
  • 弥生先生のお見立て (2010年2月号)
  • 傲慢と偏見 (2010年4月号、「お前には向かない職業」改題)
  • 月よりの死者 (2010年8月号)
  • ピーフラ会のゆうべ1 (2010年10月号)
  • ピーターフラットで起きたこと (2011年1月号、「ピーフラ会のゆうべ2」改題)
  • 妻の責任 (2011年3月号)
  • 地獄で会うホトケ (2011年4月号)
  • 川辺康之、破滅す (2011年5月号、「阿部康之、破滅す」改題)
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