千恵子@詠む...................

リンクにて開く世界は万華鏡 あれやこれやと交差の果てへ

「藁の盾」

2013年04月30日 | 詠む

「藁の盾」ほんに藁だね「わらのたて」 警官たちの腐臭ふんぷん

映画「藁の盾 わらのたて

殺人の懸賞金が10億円。

全国民から狙われ、殺されそうになって自首した青年を移送するSP+刑事たち。

大金目当てで殺しに来る人々の群れ。

なかでも、「訓練された武器所有者」が陸続と襲ってくる。

彼ら国営暴力団の出現に、苦笑の連続。

サスペンス・アクション自体は、まあまあ。

前提として犯罪者の更生なんて1mm足りとも考えもしないのが、不愉快。

総合評価は、11.0点。

鬼才三池崇史監督は、この頃は大作を撮るようになったね。「十三人の刺客」は本格時代劇だったこと位しか印象が無い。「悪の教典」は原作のほうが百倍おもしろい。

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老人と

2013年04月29日 | 詠む

老人と田舎者たち団結す シュワルツネッガー「ラストスタンド」

映画「ラストスタンド

キム・ジウン監督に注目。

なんたって快作キムチ・ウエスタン、時代は30年代満州「グッド・バッド・ウィアード」。怖い映画「悪魔を見た」の監督。どっちも、イ・ビョンホン出てるねー。

旬、赤丸上昇中の韓国映画監督の...ハリウッド進出第一作。

さて、のっけからロサンゼルスFBIが、ずたぼろに攻撃される。

高度な技術と、大量の予算と、優秀な人員を使った連邦警察が、囚人輸送に失敗する。快哉。

メキシコ国境を目指す脱獄犯に対するは、田舎町の...たった5人。

老人と、女と、留置場男と、無能な保安官補と、軍隊おたく。

全員が半人前。しかし、自分たちの街を守るんだと決起する。

シュワルツネッガーは政治家(州知事)やってるより、俳優のほうが良い。

監督と脚本に助けられてる面が大きいか。

ご祝儀つけて、77点。

悲しいかなクリント・イーストウッドのように才能ないから、次作からは50点未満だろう。

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無許可での

2013年04月28日 | 詠む

無許可での集会容疑!現行犯→「家宅捜索」京大などで

   (川端警察署、前面は京都大学の熊野寮生たち)

京大と東北大に機動隊が突入 - NAVER まとめ 写真たくさん。クリックしてね。

都公安条例違反:無許可集会などの疑いで中核派逮捕 法大前で /東京

>「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する」。改憲の先取り? 毎日新聞記者の無知?

この国では、中核派とレッテル貼れば捕まえていいのか!

毎日(に限らないが)、垂れ流し報道やめろよ。

法政大学 文化連盟 オフィシャル無罪ブログ

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「ミス・ダンディ」

2013年04月27日 | 詠む

「ミス・ダンディ」男としてのアイデンティティ 彼女たちからジェンダー想う

MISS・ダンディ―男として生きる女性たち」 外山ひとみ 新潮社

男として生きたいと希う、彼女ら。

美容外科で乳房の切除手術を受けたり、高いお金を払って打つホルモン注射には副作用があったり...茨の道。

さまざまな彼/彼女らが、写真と文章で綴られる。

「女、男の決めつけ」、「性別役割分業」とか無ければ、女も男も生きやすいのになあと思いながら読む。

1999年発行の本だが、心情のルポルタージュとして今でも光彩を放つ。

2004年には戸籍上の性を変更することが認められる特例法が施行など、現在の具体的な状況については、下記の書物を参照すると良い。

「プロブレムQ&A 性同一性障害って何? 〔一人一人の性のありようを大切にするために〕」 野宮亜紀・針間克己・大島俊之・原科孝雄・虎井まさ衛・内島 豊 緑風出版

外山ひとみの書籍は刑務所ものヴェトナムものと立て続けに読んだが、本書に最も感動した。

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「雑草と

2013年04月26日 | 詠む

「雑草と楽しむ庭づくり」なんだ 図鑑みたいなハンドブックね

雑草と楽しむ庭づくり オーガニック・ガーデン・ハンドブック」 曳地トシ 築地書館

やはり雑草は好き。

著者とは古い知り合い。このシリーズで何冊も本が出ている、嬉しいな。

個人庭専門の植木屋さんひきちガーデンサービス」も素敵ね。

農薬や化学肥料を使用しない庭の管理や、安全な素材で使いやすく、環境に極力負荷をかけない庭のリフォーム。

庭があれば、ぜひやってみたいなあ。

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特捜に

2013年04月25日 | 詠む

特捜に狙われた元銀行員 告白するは「粉飾」なりき

粉飾 特捜に狙われた元銀行員の告白」 佐藤真言 毎日新聞社

特捜検察に狙われた経緯をルポした「四百万企業が哭いている」の、当人の告白。

なぜこんなことになったのか、銀行員時代からの経緯を丁寧に描いている。

ずっと返済し続けていたし、予定通りの完済へと進んでいたのに...詐欺扱い。

特捜が「巨悪」ではなく中小企業に矛先を向けた、そして一般人を粉々にした経緯。

彼らの話を聞いたり、公判傍聴したりで...事情は概ね知っていたので、

 1)逮捕後の取り調べ検事の豹変、

 2)特捜OB大物弁護士の実態(被害弁償せずに贖罪寄付するとか)、

 3)安田弁護士で光明が見えたこと(最高裁の段階だけどね)

などが特に印象に残った。

参考:佐藤真言氏の著書『粉飾』で明らかになった「特捜OB大物弁護士」の正体 郷原信郎弁護士ブログ

---------- 備忘メモ --------------------

18 未必の故意

34 村松謙一弁護士の「いのちの再建弁護士」 コンサルタント活動のバイブル

81 みずほ銀行の課長(上司)いわく「赤字だからだめなんだよ、あの社長は正直すぎるんだよなあ」

99 粉飾決算を正して、過去の膿をすべて出す...提言

127 あらさがし銀行課長 先代からの粉飾、借入金は3億円以上減少してるのに。

142 ここでも過去の粉飾を明らかにして、膿をだそうとするが...

152 銀行の勧めで震災保証の申し込み

172 記者との出会い 石塚健司・産経新聞多摩支局長

175 義家幹夫弁護士(仮名) 実は宗像紀夫弁護士 ひどすぎ

201 豹変する検事

204 両社とも彼と付き合う前から、顧問弁護士と相談しながら粉飾決算していた

205 でた 亀井静香・代議士! 朝倉さんを激励

209 「ヒーロー特捜部」の演出 既存借入まで含めて被害額を1億円超に水増し ずるい~

220 スーパーの半額シール狙い わたしの日々と似ているので強く共感

223 さいあく弁護士 これが宗像紀夫弁護士

246 300万+200万 そんなに取ったのか へええ・宗像紀夫弁護士

250 突然の弁護士辞任 ひどすぎるぜよ・宗像紀夫弁護士

257 安田弁護団の意気込み さすが安田好弘弁護士

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せっけんを

2013年04月24日 | 詠む

せっけんを止めて半年たちぬるを 皮膚の劣化は止まることなし

石鹸を止めた理由は経済だが、皮膚が脆くなっていることも気になっていた。

毎日、もう何年も続けている水泳。

年齢のせいか、30分水泳での塩素のせいか、肌が痒い。

引っ掻くと傷になる。しだいに悪化する。

筋肉と骨のために、皮膚を捨象している現状。

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黙秘権

2013年04月23日 | 詠む

黙秘権...例外ありか米国の 司法の危機だボストン事件

いかなる犯罪者にも黙秘権を 澤藤統一郎の憲法日記

>米国では刑事事件の容疑者に対し、黙秘権や、弁護士の立ち会いを求める権利などを通告する手続きが原則として確立され、『ミランダ警告』と呼ばれる。この警告を行わない場合、取り調べで得られた証拠は裁判で使用できない。

黙秘権は当然のこと、『ミランダ警告』すばらしい。

だが、公共の安全に関わる場合は同原則に例外が認められるという。

兄は銃撃戦後に、死亡。

弟は重体。喉を負傷しており、言葉が出せない状態。尋問に書面で応じ始めた?(讀賣新聞)

例外を許せば、歯止めがなくなるぜよ。

われらが救援連絡センター根幹にも関わる問題だ。

「何人も,自己に不利益な供述を強要されない」 日本国憲法第38条1項 

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やっと出た

2013年04月22日 | 詠む

やっと出たストーリー田代「不起訴不当」 8ケ月後に検審議決

陸山会事件の元検事に不起訴不当議決 東京第一検察審 朝日新聞4月22日

>小沢一郎氏の元秘書・石川知裕衆院議員を取り調べた東京地検特捜部の検事が、事実と異なる捜査報告書を作成した問題で、東京第一検察審査会は22日、虚偽有印公文書作成・同行使などの容疑で刑事告発された田代政弘・元検事(46)=辞職=について、「不起訴不当」とする議決書を公表した。

「不起訴不当」って、二重否定。 ん? 強制起訴はしないってことだ。

最高検が再捜査するのか。

上司2人は「不起訴相当」。

2012年1月ストーリー田代を刑事告発し、8月に検察審査会に申立した件。

さあて、次は議決理由書の吟味だ。

あらら、電光石火の分析。補助弁護士について重大疑惑が出た。

田代元検事不起訴不当議決! その裏の大きな疑惑 八木啓代ブログ

(下線のクリックで、当該サイトに飛ぶよ)

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「リンカーン」

2013年04月21日 | 詠む

「リンカーン」奴隷解放する前史 スピルバーグの長編映画

映画「リンカーン

本編の前に監督からの御託宣。言わずもがな、なのだけど...。

日本人は自国の首相や天皇の名前を知らなくても、親分国の有名大統領は覚えてるのに。

王様のいない米国では繰り返しリンカーン映画が創られているが、どうだと言わんばかりの意気込みで製作されたようだ。

3日前に読んだ小説「死刑判決」でも判事室がリンカーン部屋になっていたなあ。

さて本作。白人が醜い顔で何人も出てくるので、関係が覚えられない。

ロビイストは、やることも醜悪だし。

リンカーンて共和党だったんだ。解放に反対するのは民主党。

現在の共和党イメージ、ブッシュ父子。民主党の黒人大統領オバマと逆なんだ。

癖のある政治家(カダフィ顔)が、最後に鬘を取ったらトミー・リー・ジョーンズだと判明。

妻や子供も、感情移入しにくかった。ともかく白人が詰まらない。

いっぽう黒人は美しい顔が多い。兵士も召使も。わざとかと思ったくらい。

奴隷解放を達成した喜びの場面で終わる。しかし、いま監獄に閉じ込められてる黒人の数は19世紀の奴隷の数より多いそうだ。アントニオ・ネグリ「反逆 マルチチュードの民主主義宣言」45頁

 

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入管の

2013年04月20日 | 詠む

入管の保釈の金は0円と 英国報告びっくりだわね

イングランド 裁判官による入管収容からの保釈手続」 児玉晃一弁護士ブログ

日本弁護士連合会の機関誌「自由と正義」4月号74頁。

「英国の学ぶ入管収容のあり方」を読んで驚いた。

とくに「収容施設からの保釈手続」の部分。

日本では人質司法なあんていう言葉があるが、刑事事件だけでなく...入管関連でも仮放免て厳しいよね。

イングランド報告会に参加したのは以前にブログに書いたが、あらためて報告者の児玉晃一弁護士ブログを再読。

>申請者は単身者、保証人も立てられない、友人もいない、ただ犯罪歴はない、居住歴の一部に疑義がある、という事件

これで、保釈金0円だって。

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うそ自白

2013年04月19日 | 詠む

うそ自白むりやりさせる糞まみれ 「死刑判決」スコット・トゥロー

死刑判決」 スコット・トゥロー 講談社文庫

死刑事案の再審をする公選弁護人。ぱっとしない弁護士アーサー。だんだんいいやつになってくる。

刑事、検事、判事など各人の人物造形が、うまい。

上184 手錠を掛ける。そのまま放置して脱糞させる。うんこまみれのズボンを脱がせる。真冬の寒いなかでだ。臭いなかで、女性警官に下半身を見せる。んでもって、自白させる。嘘だろーの...そいつが優秀な刑事だったりする。その刑事が、野望たくましい美人検事の愛人だったり、被告人が知恵遅れだったり、だんだんに判明。

上288 最後の最後の弁護人。被告人が死刑になったらと、夜中に3回...目覚める。

下 弁護士アーサーと元判事ジリアン 初々しいラブ・シーン

下157 更生プログラム。カウンセリングと職業訓練のほうが、刑務所と裁判よりはるかに費用が安いし~ 

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裁判員

2013年04月18日 | 詠む

裁判員...死刑判決だしたひと 病になりて国賠提訴

福島・死刑判決:元裁判員がストレス障害 遺体画像で 毎日新聞4月18日

>強盗殺人罪などに問われた被告に死刑を言い渡した今年3月の福島地裁郡山支部の裁判員裁判で、裁判員を務めた福島県の60代女性が、証拠調べで見た遺体のカラー画像などが原因で不眠症や食欲不振に陥り、「急性ストレス障害(ASD)」と診断されたことが分かった。

急性ストレス障害って、症状が1月以上続くと心的外傷後ストレス障害(PTSD)になるかもしれないんだって。

<ストレス障害>元裁判員、食欲失い幻覚も 福島・死刑判決 毎日新聞4月18日

>初公判。帰宅した女性は無口になり、肉料理をいやがった。審理が進むにつれ、食べても嘔吐(おうと)を繰り返し、体重は急激に減少。夜中に突然起き上がり「夢に出てきて怖い」と震えた。認知症のお年寄りも預かる福祉施設に勤める女性は、職場での夜勤中に「幻覚を見る時もあった」と漏らす。

>評議の内容を口外してはいけないという守秘義務も重くのしかかった。「いろいろと話せれば気が楽になるかもしれないのに、どこまでが守秘義務に反するのか分からない」。職場でも公判のことを話せず、同僚も気遣って聞かなくなった。他の裁判員や裁判官との評議の結果は、死刑。14日の判決公判後には、その重い判断に加わったことへの悩みも抱えた。

>女性の様子を見て、夫は裁判員のためのカウンセリング制度の存在を知り「裁判員メンタルヘルスサポート窓口」に電話した。面談できる場所は東京が最も近く、1人5回まで無料だという。しかし「裁判で有給休暇を使っており、さらに仕事を休んで交通費をかけてまで行けない」。センターに紹介された県内の保健所に電話すると「裁判員のための相談は知らない」「必要なら精神科を紹介する」と言われ、がくぜんとした。

>自力で何とかするしかないと女性は3月22日、自宅近くの総合病院を受診。心療内科の医師は「ASDで1カ月の休養が必要だ」と診断。心的外傷後ストレス障害(PTSD)への進行を懸念し、薬物療法を決めた。職場は常に人手不足で「休めない」。薬物の副作用が出たら責任ある仕事ができないと、服用をためらう時がある。

>夫は「過料を払っても裁判員を拒否させるべきだった」と悔やむ。「死刑しかないと思っても『思う』のと『決める』のとは別。一般人の裁判員は、たった一度の裁判で一生苦しみ続ける」

>女性は自らを責めるように問う。「私は特別に弱い人間なのでしょうか。心を病んでしまった裁判員は他にいないのでしょうか」

あまりに痛々しくて言葉も出ない。

裁判員いらなインコちゃんのアドバイス

>最高裁はこれまで裁判員候補者の不出頭を処罰したことがない。イヤなら行かなくていいんです。行ったらヘタするとPTSDになって職を失ったり車の運転ができなくなったりするかも。そこまでいかなくても夜眠れないと言う人たくさんいます。

そうだよねえ。

裁判員裁判被害国賠が浮き彫りにする「不都合」 元「法律新聞」編集長の弁護士観察日記5月13日

> 「大義」の上に、参加する国民の「負担軽減」をいう論調は、依然、「強制」という制度の本質的問題を飛び越えようとするものにほかなりません。裁判員制度をめぐる本当の「過失」と、さらには推進しようとする側が現実を隠す「故意」という視点から、この国賠と制度の現在をみつめる必要があるように思います。

訴状に表れた原告の意思をも検討した、鋭い分析。

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「好奇心

2013年04月17日 | 詠む

「好奇心ガール」は今も現役だ 報道写真家さきがけのひと

好奇心ガール、いま97歳」 笹本恒子 小学館

なんて若々しいんだろう、すてき。

世の中、捨てたもんじゃない。

90代で現役報道写真家というと、福島菊次郎翁も活躍ちゅう。

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「あらせいとう」

2013年04月16日 | 詠む

「あらせいとう」今様なりはストックか 束ねないでと新川和江

わたしを束ねないで」 新川和江

わたしを束ねないで

あらせいとうの花のように

----この大好きな詩の花は、いまは「ストック」って呼ばれているそうだ。

どれだけ力づけられた歌だろう。

はてしなく流れていく 拡がっていく 一行の詩

そういえば名張事件の葡萄酒って、今様なりは...ワインだものね。

和名は、遠くなりにけり...か。

三色すみれも、死語になるのか。

菖蒲、あやめと、アイリス。違うよね。

(教科書にも載った有名な詩、著作権の関係で2行だけ。下線リンクのクリックで、全文あり)


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