クリエイティブ・コモンズにて、転載。救援連絡センター発行「救援」紙の、2面の連載コラムより
ソニーが受けたサイバー攻撃?
普及するインターネットを舞台に犯罪が行われる時代となった。
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版: ソニー「金正恩氏暗殺」映画の波紋 特集
性器は、性器。陰毛は、陰毛。えっ警官の呼び方と同じ? なのかな。
わたしは、このように58年間のあいだ呼んでいた。
「まんこ」なんて言葉は、使ったことがなかったもの。野卑なかんじ。
女の生殖器と性交が同じ言葉で表されるのも不愉快だから。まんこする、とか。
ところがこの7月の逮捕ろくでなし子さん事件で、なんかい「まんこ」を連発しただろう。
なんか慣れてしまった。
でもブログや同居人との間だな。親の前で言ったら卒倒されそう。
そういえば数年前に北原みのりは「まんこ」と言ってると同居人から言われたっけ。
そのときは前衛的アダルトグッズ店「ラブピースクラブ」を主宰してるから業務上、使い慣れてるんだろうぐらいの印象だった。
師走の再逮捕、クリスマス起訴を経て保釈されたろくでなし子さんを応援するのに、これから何回も「まんこ」を言うことになりそう。
原題: 「The Broker」
グリシャムの裁判ものは十数冊を制覇したつもりだったが、題名が似ていたせいか忘れてた。
元弁護士の受刑者が、大統領の特赦により釈放される。実は暗殺されるために、野に放たれたのだった。
6年の禁固刑で、ひもじく27キログラム体重減、寒さで体力が弱りきり毎日が眠るばかりだった彼。
潜伏先。がさつな米国人、人生を謳歌するイタリア人の対比が興味深い。
そして古都ボローニャで、彼は生まれ変わっていくかのよう。
孫までいる老人だが、成長譚なの。人間はいつまでも変わることができると。
このまえ詠んだ「The Racketeer」に続いて...CIAが虚仮にされてるのが愉快。
最後の大きな映画館 さようなら新宿ミラノ座(v_v) 谷川賢作コラム
>新宿地区最後の「巨大艦」新宿ミラノ座も58年の歴史を大晦日で終わらせてしまう。
げっ、あたいと同い歳じゃん。
(カバー写真の右端は、魔よけ用?の安田好弘弁護士)
>これで1000席を越える映画館は日本からなくなりました。
そうなんだ。
残るは、気取ったシネマコンプレックスばかりかあ。
晦日まで日替わり特別上映、見に行こう。
サイレント・ナイト、ホーリーナイト。またあの歌の季節になった。
今年も職場で、ケーキの配布。
フルーツのタルト、ラフランスのタルト、ベリーのタルト、フルーツのロールケーキ、かぼちゃのプリンアラモード、マンゴープリン、イチゴのムース、モンブランのカップケーキ、ショートケーキ。希望一覧表の30人ちゅう、ひとりだけ名前が外されると去年のブログに書いたら、パワーハラスメントが巧妙に進化した。
有給休暇をとって傍聴に向かう。10年くらい仕事で裁判所に通っているが、なにやら物々しき警備員。
さすが、悪名たかき警備法廷対応。
100人以上並んでいたが、一般用は24席しかない。
抽選に外れてしまったので、5時からの弁護士会館での説明会に参加する。
ろくでなし子さんの「まんこ」発言に裁判官「それ以上続けると意見陳述制限します!」 弁護士ドットコム
>意見陳述の中で、ろくでなし子さんが「体の一部にすぎない『まんこ』が・・・」と発言すると、裁判官が「呼び方を変えてください」と指示。山口貴士弁護士が意見陳述の制限に異議を述べたものの却下される、という一幕があった。
意見も自分の言葉で言えないのね。
>それでも、ろくでなし子さんは2回「まんこ」という言葉を使った。すると、裁判官が「それ以上続けると意見陳述を制限します!」と声を荒げた。結局、ろくでなし子さんが「では、性器と言い換えます」と折れて、陳述を最後まで続けたという。
最後通牒を突きつけられたんだ。
>ろくでなし子の公判、意見陳述が面白過ぎ。被疑者「体の一部であるマンコが…」裁判官「公開の場ですので、名称は工夫を」弁護人「それは本件の本質で…」 裁判官「工夫して下さい」被疑者「TVでチンコと出演者が言うのはいいのに、マンコは…」裁判官「あ!制限します!」チンコはOKなのかよww
こんな裁判官たちに裁かれるのは到底承服しかねるが、気を取り直して応援しようぞ。
受刑中の元弁護士が証人保護プログラムにより、身分を変えて外にでる。
連邦判事が殺された事件の証人になるからだ。
名前を変え、経歴を変え、顔を変える。そうか整形手術は軍隊のなかでやるんだ保秘。
グリシャム本の原書。1頁に3個くらい知らない単語がでてくる。
有名なリンドバーグの子供の誘拐事件では、150人以上が自白したんだって。
はやく翻訳でないかなあ。
デンゼル・ワシントン主演の映画もできるらしいぞ。
震災復興した三陸の牡蠣。純米酒の数々。
芝浦屠場の組合員の特製煮込み。
差入れの絶品ローストビーフ。
会費2千円に溢れる感動。
(写真を撮るのを忘れちゃったので、旗開きのときの。平賀委員長と)
さて来週は、パワーハラスメント・ケーキ配布だ。
(敬称がついてないのは、短歌形式だから)
>ろくでなし子さん御本人も出廷し、意見陳述をする予定です。傍聴席に支援者が大勢いると御本人も心強いと思います。
>12月22日(月)午後4時~ 東京地方裁判所第429号法廷
429号法廷って、悪名たかき警備法廷じゃん。
経産省テント裁判とか、大法廷が空いてるのに小さな法廷。籤引きで当たったひとしか入れないし厳重な荷物検査するとこ。
>それ以上に驚いたのは、逮捕に関してメディアをはじめ世論に反発する声がほとんどなかったことだ。「政権に対する恐怖心がない。僕は怖い。はっきり言って今のやり方は怖いんだ」
まさに「内なる特高」だ。
「NOヘイト! 出版の製造者責任を考える」 ヘイトスピーチと排外主義に加担しない出版関係者の会 ころから
本屋が汚れてしまったようで悲しい日々が、いつのまにやら続いてた。
そうだ。製造者責任か。
夕刊フジの見出しの8割!が韓国や中国をネガティブに扱ってるって、そんな時代になってたんだ。38頁
よくぞ出してくれた本。
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この本を手にされた方へ
ヘイトスピーチと排外主義に加担しない出版関係者の会 趣旨文
第一章 現代の「八月三一日」に生きる私たち (加藤直樹)
第二章 書店員は「ヘイト本」をどう見ているのか?
第三章 出版業界の製造者責任
第四章 ヘイトスピーチと法規制
表現の自由と出版関係者の責任 (神原元)
人種差別禁止法とヘイトスピーチ規制の関係を考える (明戸隆浩)
あとがきにかえて