死刑囚...告発するは凶悪の 極みなりけりシリアル・キラー
「凶悪 ある死刑囚の告発」 新潮45編集部 新潮文庫
死刑囚の告発が端緒となり、記者の調査により...連続殺人の実態が判明していくルポ。
こわい。金のために殺人を重ねるなんて、信じられない。
解説は、佐藤優。
死刑囚...告発するは凶悪の 極みなりけりシリアル・キラー
「凶悪 ある死刑囚の告発」 新潮45編集部 新潮文庫
死刑囚の告発が端緒となり、記者の調査により...連続殺人の実態が判明していくルポ。
こわい。金のために殺人を重ねるなんて、信じられない。
解説は、佐藤優。
警官のOBつかう福祉課なり 怖いじゃないか生保は罪か!?
生活保護相談窓口:警官OB、資格なし 人手不足で8自治体が配置 毎日新聞6月26日
>生活保護業務のトラブル対策のために警察官OBを雇用した全国74自治体のうち、8自治体が必要な資格を取得させないまま、警察官OBを面接相談員やケースワーカー(CW)として配置していることが毎日新聞の調査で分かった。
まえから指摘されていたが、具体的な数を調べた毎日新聞...えらいぞ。
>無資格者の配置は違法状態
そりゃないぜ。
>国は、暴力団員らによる不正受給を防いだり、窓口でのトラブルを処理するため、警察官OBを雇用した自治体に人件費を全額助成している。10年度は1道4県69市が制度を利用した。
国が推奨してるのか。とんでもないことだ。
警官は犯罪を犯したひとを捕まえるのが仕事。福祉課に、わざわざ無資格者を入れるなよ。
最高裁まで争いし石田医師 奴らを呼ぶは「法匪」なりけり
冤罪司法の砦!ある医師の挑戦 石田文之祐 現代人文社
>検察に立件され公判の審理を受けて以来、私は私の行為の有罪性の根拠を求めて手探りの活動を始めた。
>書店で関係書籍を探し、時あたかも司法制度改革を喧伝する公開討論、研究集会、講演会が盛んに開催されており、私はそれらの集会に頻繁に足を運んだ。
>いわば門外漢が日本司法の探検を始めたと言ってもいいだろう。
>しかし法曹三者が主催する集まりは、裁判員制度の普及宣伝に徹するのみで、なぜ司法制度改革が必要なのかというような問題提起も、日本司法の問題点を克服するような議論もなされなかった。
>私はしばしば席を蹴って退場した。 3-4頁
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わかるような気がする、歯がゆい気持ち。司法の世界は、まさに惨状だと。
なにしろ著者の裁判に関わった裁判官は、全員懲戒免職に相当する...だもんね。
>彼らは「法の番人」ではなく、「法匪」という名のほうが似つかわしい。253頁
法匪! さすがに、わたしもそこまで言ったことはない。
>解説「精密司法」という名の冤罪生産システム 土屋公献
ありがたいことに、元・日弁連会長が解説している。
ほかにも覚書メモを取ったのに、小さな紙が行方不明になってしまった...冤罪司法の砦。
またのびた...どさくさまぎれ作戦は 骨子リークで延期なりしか
田代検事処分、27日以降に特捜部の虚偽報告書問題 福島民報6月25日 ←あっというまに、リンク切れ
虚偽捜査報告書 検事処分27日以降に 日刊スポーツ6月25日
心から心から心からと虚しく叫ぶ野田。26日とは、今日な野田。
なんて駄洒落を言ってる場合じゃない。「社会保障と税の一体改革」という怪しげ名前の法案どさくさまぎれで、ストーリー田代の処分を発表する筈だったのだが...また、のびた。
山下幸夫弁護士には「今日発表するのが姑息だという批判を受け入れての先送りのようですね。」と呟かれた。落合洋司弁護士も、リツイート。
>再発防止策を策定。
(1)再捜査時の取り調べに録音・録画を導入
(2)再捜査は捜査段階と別の検事が担当
(3)捜査報告書は原則作成しない
(4)検審への提出書類を捜査に関与していない検事がチェックする―などが盛り込まれる見込み
一番の可視化については、すでに郷原信郎弁護士が批判しているのは、昨日書いたとおりね。
いまだ防止策全文は公表されていないけれども、ピント外れじゃない?
さあ、徹底批判されるぞ。どうする...ガダルカナル検察。
「取調べ可視化」の問題は、陸山会事件をめぐる検察不祥事の本質ではない 郷原信郎ブログ
>「陸山会事件の虚偽捜査報告書作成問題を受け、最高検は23日までに、再発防止策として、検察審査会の起訴相当議決を受けた再捜査の取り調べを、録音・録画(可視化)することを決めた」(時事通信)。
えっ、なにそれ。「虚偽報告書で再発防止策」の見出しに、すごい違和感。
>検察は、この問題の本質を全く理解していない
元特捜検事の郷原信郎弁護士に、言われちゃったぜ。
>取調べの可視化は、特捜検察にとっても重要な問題だ。過去に「特捜検察の暴走」を招いた不当な取調べを防止するために、取調べの可視化は有力な手段だ。
そもそも取調べの全面可視化は、必要なものなの。
>しかし、そのことと、今回の事件を、田代検事の取調べの不当性の問題として捉えるべきだということとは全く異なる。
そうなの。以下、郷原弁護士が詳述してるね。
日にちまで特定してのリーク記事 26日...ガダルカナル検
そんなに恥ずかしいですか? あたくしは胸を張っていますけど 八木啓代ブログ
>26日に予定される社会保障と税の一体改革関連法案の衆院採決が延期された場合など、政治日程によっては、処分がずれ込む可能性がある。←共同通信
>26日には「社会保障と税の一体改革関連法案の衆院採決があるから」なんですね。
で、もしそれが延びちゃったら、それに会わせて、とにかくこの日になにがなんでもぶつけちゃおうと。
なんどもリーク報道があったけれども、今度は日にちも理由も...出ちゃってる。
要するに、どさくさまぎれってことか。
恥ずかしいわよ、秋霜烈日。
首を洗って待ってなさい。
第三者委員会とは何ぞやと 予習するのは郷原本ね
第三者委員会は企業を変えられるか -九州電力「やらせメール」問題の深層- 郷原信郎 毎日新聞社
>第一章 東日本大震災による環境の激変とコンプライアンス
「検察の正義の神話」と、「原発の絶対安全の神話」の共通性。
なるほど。正義というのも今や輝きを失いつつあるけれども、絶対安全というのも誰も言えなくなってしまったわね。26頁
>第二章 九州電力問題から第三者委員会の問題を考える
いやはや驚き。
天下の電力会社、九電の社長室長って、こんなに「おまぬけ」だったの? 社長は呆れた独裁者ぶり。
事実は小説より奇なり。ほかの電力会社も、こんなの多いのかなあ。
そういえば威張りまくりの東電。90年代に地球環境室の下請けの仕事をしていたさいに、「報告書は再生紙を使え。なければ色紙を使え」と指示されたっけ。当時はエコロジーが普及してなくて、再生紙は数少なくて高くて、だからと言ってクリーム色の紙を利用するのは本末転倒なのだが...見た目だけを考える奴らだった。
「やらせメール」問題に、「引責」であることすら認めない「開き直り辞任」。呆れたもんだ。154頁
>第三章 過去の第三者委員会の事例との比較
いろいろあるんだ、最近は。
>不二家 / キリンHD / 新日本監査法人 / 東京医科大学 / NHK
不二家に対する「メディア・スクラム」は誤解を生む場合があるので、わたしは浅野健一・同志社大学教授の推奨する...メディア・フレンジーという言葉を使うようにしている。
改革が絶望的な状況となった東京医科大学は、契約終了で報酬の半額を放棄か。201頁
>第四章 第三者委員会は「変革のエンジン」となれるか
なれるのだろうか。いや、変えなければ...この国は、どんどん腐っていく。
>「第一章」で検察組織の問題、「あとがき」で最新の検察問題についても言及。
それもあって本書を開いた。ガダルカナル検察にも、第三者委員会は必要だもの。
ちなみに...われらが会も、でてくるもんね。232頁
停職う戒告ううう...なによそれ 検察リーク騙しのテクか
軽々しく法務省の言うことなんか聞かないでくださいね。だって常識無いんだもの 八木啓代ブログ
>あらあらあら。 停職? 戒告?
読売リークに、びっくり。幕引きへの筋道かい。うちらの告発、なんだと思ってるの?
>あの~、民間の会社でしたら、取引先を騙すために、社の方針にまったく逆行するような偽文書を作って、取引先の結論を誤誘導して、貴重な時間と金をドブに棄てさせ、多くの人に多大な迷惑をかけ、その結果、会社の信用を徹底的に失墜させるようなことをしたら、どこの会社だって懲戒解雇ものだと思いますけど。
そうよねぇ。文字ポイント増やしてゴシックにする気持ちわかるわ。
>とはいえ、検察審査会を騙しても悪いと思っていないらしい人たちですから、法相を騙すなんてわけないでしょう。
それくらい信頼が失墜してるからなあ。ガダルカナル検察。
>ですから、法務大臣にはきちんと事実を知っておいていただく必要がございます。
あららん、引用した大文字ゴジック強調が直らなくなってしまった。わたしのパソコンも怒っているのだろうか。
>それがこの要望書。
ん、なにやら難しい。
>「悪いことをした検察官の処分については、軽々しく法務省の言うことなんか聞かないでくださいね」
>「検察とか法務省が干渉しないような第三者機関で、真面目な捜査をしてあげてください」
ポイントは、ふたつ。ふむふむ。
いま第三者委員会の勉強をしている、わたくし。猫の手しなくちゃ。
店頭にハイビスカスの鉢ならび 量販店も夏至の彩り
夏至だ。遡ってみよう、1年ごとに。
何度でも言う此の放置「獄殺だ」 医療刑での丸岡修 2011年
咎なくて閉じ込められしスーチーさん 誕生日でも接見不可だ 2009年
各々が、わたしらしい話題だな。
朝日紙のベタ記事に見る検察の 嵐どうなる...田代ら検事
嵐が吹き荒れています:検察庁の外にも、中にも。 八木啓代ブログ
>ネット版で見られないところが、ツイッターで大拡散されるのを恐れるデスクでもいらっしゃったのでしょうか。
ベタ記事をネットに出さない朝日って、ケチね。有料化というのでは日経もか。
ニューヨーク・タイムズ紙もBBCも、有料化に頓挫したのにねえ。
検察のなかの嵐については、リンクしたブログ見てね!
>小川前法相も、参院法務委員会で、ばりばりがんばってくださっているようです。
http://togetter.com/li/323394
これも注目だ。
木造の築30年のアパートで 端から捜索...証拠隠せる?!
児童ポルノ法が私に及ぼした実害と、今後増えると予想される家宅捜索令状 seraphyの日記
>早朝の6時から警察に叩き起こされて、3人がかりで四畳半のアパートの家宅捜索を受けました。
なまなましい家宅捜索については、リンク例示した「seraphyの日記」ブログ本文を参照あれ。
>会社が借りてくれた、このレオパレスは、アパート全体で1個のIPしかない共有型らしく、外からみたら、だれが送信もとかはIPアドレスだけでは分からないので、レオネットに契約している全住人の部屋を調べるとのことでした。
なんと大雑把な。そんな括りで裁判官は令状発付するのか。やはり自動販売機。
>この木造築30年のレオパレスは壁も床もうっすいので隣の人のしゃべり声は聞こえるし、朝の6時からドタバタやれば、このアパートの全住人に気づかれると思うんです。
あらら、捜査の密行性は?
>朝の6時から7時まで私の部屋で捜索していたので、異変に気づいた犯人は、ヤベ警察来た!?と感づいた時点でファイルを消すのに十分な時間はありましたよね。
余裕で、証拠を隠せるじゃないのさ。
ほんとに調べる気があるなら、全戸を同時にやらなければ...意味ないじゃん。
蛇にょろんにょろにょろにょろりん...アスファルト農道こえて反対側へ
日曜日の午後、暑いなか野州大塚駅に続く田舎道を歩いていると...「うっ、へび」。
まさに蛇行していくのだ。まれに見るときは林の中なので、動き方をはっきり見ることは...今度が初めて。
アスファルトの道を、全長1メートルほどの細い蛇が...ざざっざざっと横断していく。
一瞬、のげぞりそうになった。しかし、わたしから遠ざかっていく姿に「ほっと、安心」。
すると自動車が向かってくる音が聞こえた。えっ、次は蛇が弾き殺される場面に出くわすの?
恐ろしさに顔を背ける。なんで、2回も不幸に出くわすのよお。
すると、軽自動車は止まった。蛇に気付いたのだ。いや、もしかしたら不審な動きの歩行者に異変を感じて、路面を注視してくれたのかもしれない。
すすっと子蛇くんは反対側へ渡っていった。思わず、運転者さんと笑顔を交わした。
アスファルトの道の両側は、田植え前の水を張った田圃、植え終わった小さな苗が並んだ田圃が面々と。
(反省: 冷静に考えると、小さな蛇くんのために私が精一杯の行動をして進入車を止めるべきだった。しかし、怖くて怖くて...よもや及びも付かなかった。運転手さんが気付いてくれて、そして優しいおじさんで良かった。)
特捜に嵌められたすえ殺された 柴野 たいぞう手記があるんだ
「検察に死の花束を捧ぐ 国会議員が命を賭して言い遺したこと 」 柴野 たいぞう 三五館
>2011年9月5日、ある元・国会議員が自殺――。
>2010年に電磁的公正証書原本不実記録の容疑で逮捕され、200日にもわたって東京拘置所に勾留された柴野たいぞう氏は、東京地裁で第一審判決がくだされることになっていたその直前、自ら命を絶った。
死の花束って...なんという題名だろうと思っていたら、特捜検事に追い詰められたあとに...小学生の娘を残して自死した社長の記録。嵌められて殺されたともいえる。たいへんに痛ましい。
いきなり逮捕され、9日間「着たきり雀」 40頁
看守を、先生と呼ばせられる 41頁
弁護士から黙秘は駄目だと 65頁
特捜不況 思わず検事に言った言葉 216頁
保釈後、3日間一睡もできない 240頁
看守の都合で夕方5時に夕食。仮就寝も可のあと、9時に消灯。眠れないので睡眠薬を飲むしかない日々が続いた。