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千恵子@詠む...................

リンクにて開く世界は万華鏡 あれやこれやと交差の果てへ

むむ「蝶の眠る場所」ってそうなのか死刑冤罪...水野梓と

2021年07月30日 | 詠む

「蝶の眠る場所」 水野梓   ポプラ社

序章、DNA鑑定で絞首刑になったひと。そそ、有名な実話を前提にしてる展開。

人気の本をやっと手にとった。なにやら主人公シングルマザーは、調査報道を続けていく。すごい展開。

はやい展開。つじつま会いすぎ。みっつくらいの話を強力接着剤で付けたみたい。

流行りゆえかLGBTねたをくっつけてるけど、なんか差別的だったりする。権威におもねる感が強い。

などと書きつつ死刑冤罪ねただから超越に貴重なのであーる。

 

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「万引」の犯人像から見えてくる 社会の陰よ伊東ゆう本

2021年07月29日 | 詠む

万引き 犯人像からみえる社会の陰」 伊東ゆう 青弓社

万引の保安員20年のベテラン、5年前には「万引老人」を読む詠む。リアルな現実に圧倒された。

そして映画「万引き家族」の監修役もしてた御仁の最新本。

いやあ、まさに事実は小説より奇なり。なんだかすごいことになってる。冒頭の「釣り堀」に圧倒されたり、しみじみ「ああそうなのね」実態、子供に万引させる親には絶望し、3時間あっというまに読了。

ーーーー 目次 ーーーー

所轄警察署を疲弊させる万引き多発店舗の一日
 釣り堀

レジ袋有料化が生み出す歪んだ節約心
 レジ袋泥棒
 エコバッグ泥棒
 カゴパク

コロナ禍のなかの万引き
 コロナ対策万引き
 コロナ失業万引き
 出入り禁止の女

コロナ禍で急増する万引き店主の実態
 居酒屋店主
 カフェ店主
 パン屋
 銀座のJUJU
 ラーメン屋

映画をしのぐ万引き家族の実態
 万引き隣人
 リアル万引き家族
 悪い夫婦
 子連れ万引き

困窮と貧困――万引きせざるをえないような人たち
 若年貧困層による万引き
 被災者
 遺影
 緊急事態宣言下に捕まえた女装ホームレス男

老女たちの悪事
 フードコートに巣くう老女
 店長の葬式
 電動車いすの老女
 老女の恨み
 シンクロナイズ

外国人万引き事情
 ベトナム人による万引きの特徴
 ドラッグストアで事後強盗
 外国人観光客による万引き
 うまい棒の女

犯罪と迷惑行為の境界線
 ショッピングモールの迷惑客
 チャリ
 セルフレジ不正
 付け替え詐欺
 シール泥棒
 エセ保安員

従業員の裏切り――頻発する内部不正の実態
 商店での内部不正の実態
 保安員の息子

万引きする女たち
 お別れ会
 おもらし
 8番の女
 摂食障害と万引き
 色仕掛け
 スナックの少女
 出会い系不倫の女
 万引き商人

少年万引きから考えるガラウケの重要性
 お年玉
 サッカー少年

報復行為で得られるもの――「あとがき」にかえて

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写真集「わたしは最強の女の子」 ケイト・パーカー海と月社

2021年07月28日 | 詠む

「わたしは最強の女の子」  ケイト T. パーカー   海と月社

いろんな「つよい」おんなのこたち、まんさい。

4歳から18歳までの女の子たちの、すてきな写真とメッセージ。

糖尿病の子も、癌の子も、つよいのだ。

1.「自信がある」は、つよい

2.「ワイルド」は、つよい

3.「立ちなおる」は、つよい

4.「クリエイティブ」は、つよい

5.「決めたら続ける」は、つよい

6.「やさしい」は、つよい

7.「こわがらない」は、つよい

8.「楽しめる」は、つよい

9.「ひとりでできる」は、つよい

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再審「大崎事件と私」 アヤ子と祐実の四十年

2021年07月27日 | 

救援連絡センター発行「救援」紙の、2面の連載コラムより

再審「大崎事件と私」    アヤ子と祐実の四十年

大崎事件て、ご存知? 山手線の駅じゃないのよ。鹿児島県曽於郡大崎町にて四十年以上も前に起きた冤罪事件。警察ストーリーは保険金殺人、ちょこっと林眞須美さんを連想する。現在進行形のアヤ子さん、九四歳。

服役後に、自白した夫に問う。謝るけど再審を拒絶した夫と離婚する。壮絶な決意なり。かたや再審の道を選んだ甥は、弁護団会議の内容が理解できなかったらしく中座して自殺。なんということだ。あまりにも痛ましい現実。くそ弁護士、くそ司法。

そんなこんなの間も、ずっと闘い続けてる。熱涙。

その四十年の有り様を、弁護士の著者の人生と重ね合わせた。演劇少女から幾星霜、四十歳で司法試験に合格。小学生の息子がいるので鹿児島修習、そして大崎事件との出会い。現在は再審の弁護団事務局長なり。

 アヤ子さんと一緒に捕まって自白した三人ともが知的障がいをもっている。供述弱者という言葉があるんだ。よってたかって彼女に罪をなすりつけたんだ警官検事と裁判官。

また、再審格差という言葉も凄いな。なるほど。それほど厳しい状況で生きて再審無罪判決、一号青木恵子さん、二号西山美香さん、そして三号アヤ子さんへと邁進するぞ。ネーミング抜群。女たちの輪が心に響いてくる。うるうる。

女たちといえば被告人は勾留施設内でブラジャーを着用できない。公開の法廷でノーブラで出廷するんだって、ひどいじゃないの。

読んでいるうちに八面六臂のさまが切々と伝わる。大切だよねえマスコミ対応、大物弁護士の確保の手腕は猛獣使いとも言われてるとさ(微笑)。

ずっと鹿児島から全国&台湾などなど回っていたが、このたび拠点を京都に移した。更に強力に活動するためぞ。まじ本気。

ここまでしないと再審の門は開かれない。肝に命じておかなきゃ。祐実らぶ。

さらに雑誌「創」に連載が始まる。再審弁護人のベレー帽日記、と。第三回目では、「さすらい鴨とコロナ」なの。事件と刑事司法を巡って十五大学、各地の弁護士会、支援団体を講演して廻る。コロナの今はネット、観客の反応が、はっきり分からない。そんななかでも奮闘してる。

新たに参加した亀石倫子弁護士の「六分動画」は六万回も再生された。更にクラウドファンディング募金は千二百万円を集めたなどネットパワーも驚き。

★「大崎事件と私 アヤ子と祐実の四十年」 鴨志田祐美 LABO・刊

★月刊誌「創」の連載 再審弁護人のベレー帽日記
 

 

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映画「かば」中学校は西成の 実話を基に青春ものと

2021年07月26日 | 詠む

映画「かば」

ぱぎやんが出るから見た。叔父貴の役なのに一割ほど初老感あり、わしより年下なのに。

中山千夏は分からなかった餃子屋(涙)。予告編ナレーションは声で分かるし、書いてあるしだが。

大阪は西成の中学校。と在日と沖縄しかいないって、生徒が言ってる。驚愕する新人教員。

貧困と家庭崩壊そして療育放棄など重なり合っているさま。子どもたちの、ありよう。

題名の「かば」は先公(教員)の名字。1985年の夏の設定の実話を基にクラウドファンディングした作品。

最初に通天閣が画面の脇にでてくる。あの場所だからこそ、言葉が演技が伝わってくる。

一升瓶のマッコリが飲みたくなるねえ。

 

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映画だよ「復讐するは我にあり」 今村昌平こう描いたと

2021年07月25日 | 詠む

映画「復讐するは我にあり」

原作が衝撃的だったので、ついつい今村昌平監督の1979年作品を見た。

緒形拳の怪演。逃走中は、大学教授やら弁護士を名乗って詐欺も重ねる。結局、5人を殺す。

父親の三國連太郎の苦悩。でも、2回めに見たら狡い奴。

女優たちの力演、なんだけど「そんなもんかなあ」感あり。

監督の視点で、独自に構成したって感じ。題名は聖書からとっている。

 

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そそる題「もう革命しかないもんね」 森元斎の晶文社本

2021年07月24日 | 詠む

「もう革命しかないもんね」 森元斎 晶文社

雑誌「文學界」に連載してたときから、気になってた。すごい題名になって本になった。

でもさあ、1 若さがあって 2 伴侶がいて 3 こどもがいて 4 保育園は里山の野性味あふれるとこ 5 車の運転ができる なあんて金がなくても幸せそう。革命なくてもいいじゃん。

5個とも未来永劫ないわしは、思ったのであった。こちとら孤独死しか先にないもん。

難しい本がんがんでてくるけど、223頁に唐突に浴田由紀子ねえねえの言葉がでてくる。「革命後の世界を生きる」だってさ。

各章も、これまた「そそる題」になっている(微笑)。売れるといいねえ。

第1章 家探し――まず、拠点をつくる
第2章 農作業――食料を確保する
第3章 仕事――活動資金を得る
第4章 料理――活きる力を養う
第5章 旅行――ぶっ飛んで日常をずらす技法
第6章 カネとリャク――この世の仕組みを考える
第7章 音楽――music unites everything?
第8章 映画――日常を脱構成せよ
第9章 本――言葉で戦え
第10章 子育てと教育――革命を「育成」するということ
第11章 革命――自分の居場所を作るということ
第12章 家探し、再び――ずれて、拠点を作り、またずれる

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なまなまし「復讐するは我にあり」5人殺す記...佐木隆三と

2021年07月21日 | 詠む

「復讐するは我にあり」 佐木隆三 文春文庫

 直木賞だから読んでいるはず、だけれども覚えてない。40年以上も前だからか。

専売公社、いまはもうない三公社五現業なんて教科書で習ったけど耳で聞いたことは朧だなあ。その煙草の集金トラックから強奪2人殺。

少年のころから監獄を行き来してた主人公。死刑囚の世話もしたことがある。国に殺されるって分かったから、死にものぐるいで逃げるのか。

逃亡中に旅館というか売春宿の母娘を殺す、老齢の弁護士を殺して暫く留まる。そこまでで計5人。最後は死刑囚の冤罪を訴える教誨師宅に乗り込む。そのかん詐欺やらなんやら膨大な余罪の数々。すさまじい。

それをまた、よくもまあ取材したもんだ。いまでは絶対にできないだろう。拍手。

 

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あはははは「ブルース・ブラザース2000」とな 監獄でたら大疾走さあ

2021年07月20日 | 詠む

映画「ブルース・ブラザース2000」

音楽映画警察もイリノイ・ナチも蹴散らして 疾走するよ「ブルース・ブラザーズ」 の続編。

こんどは、ロシアン・マフィアが追っかけてくる。ちゃんと時代を捉えてるんだねダン兄、脚本。

お決まりのブルース・モービル(中古のパトカー)は警察車群に追われても、ぐんぐん疾走する楽しさ。前回は56台を破壊したが、今回は60台だと(爆笑)。

18年後に出所したら義兄弟は亡くなっていた。あらたな相棒を得てブラザーズ再結成だ。またも、アレサ・フランクリン姉が歌う(微笑)。

BBキングって、知らなかった。なぜかクラプトン演奏もあり。超豪華メンバーがノーギャラで参加したらしい。

 

 

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「プロミシング・ヤング・ウーマン」強姦の 復讐映画さいしんばんと

2021年07月19日 | 詠む

映画「プロミシング・ヤング・ウーマン」

強姦。

76年の映画「リップステッィク」では、強姦野郎を射殺するマーゴ・ヘミングウェイ(あの大作家の孫)。

84年の「ダーティハリー4」クリント・イーストウッド監督では、強姦野郎のペニスに銃弾を打ち込むヒロイン。

89年の「告発の彼方」は有名だったけど、あんまり覚えてない。

日本で強姦というと、東大生強制わいせつ事件をば ものがたるなり姫野カオルコの印象が強い。エリート大学生野郎の強姦実話から触発された、生々しい小説。

本作の被害者は、頭が悪いどころか優秀な医学部の女子大生という設定。

はてさて今様映画は復讐エンターテインメントと名乗っているが、夜な夜な男漁り軽薄ねーちゃん脱力。

たらたらやってるかと思ったら、「同調圧力おんな」とか「わきまえるおんな」への鉄槌!らしきものもでてくる。

第4章、そして大団円というか大爆発している第5章が痛快。でも国家権力の手を借りるのは、やだな。

マーゴット・ロビーが製作をしてるせいか、かわいい系ファッション多々のヒロイン。

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カンカラを鳴らして政治「演歌」する  岡大介の泪橋ホール

2021年07月18日 | 詠む
なんと7月に本がでたって。
めでたいので、いく。
仕事の後に駆けつけるので、ぎりぎりにつくかんじ。
 
日時 8月 7日 (土), 14:00 ~ 15:00 
 
泪橋ホール 投げ銭
 
【岡大介】 高校時代に吉田拓郎を聞き影響を受けて20歳から歌い始める。 その他にも高田渡、岡林信康、なぎら健壱などフォークソングを聞き、ルーツを追求し明治大正演歌、昭和歌謡と出会う。 その頃からカンカラ三線を手にして「かんからそんぐ」として社会風刺演歌を歌い始める。 日本の昔の良い歌を掘り起こし、歌い続け、世界一の歌は日本の歌だと知らしめる為に 様々な場所で活動中。

画像は、近著 カンカラ鳴らして政治を「演歌する  dZERO

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オリンピック終息宣言〈緊急〉展 またやるのだよ神保町にて

2021年07月17日 | 詠む

今回は、安富歩東京大学教授、与那覇大智にーにー。
出展しないんだ。残念。

どっちにしろ、行くのは決めてるんだけど。

オリンピック終息宣言〈緊急〉

私たちは「オリンピックの終息」を宣言する――。

開催日程

2021年7月20日[火]〜26日[月] 会期中無休
12時〜19時(初日16時開場、最終日17時まで)
日本教育会館 一ツ橋画廊

主催 オリンピック終息宣言展実行委員会

参加アーティスト

阿部尊美 越智祥太 カナリア 川村紗智子 戸山灰 近藤あき子 櫻川豊敏  ダヴィッド−川内綾子 タジマカズコ 田島伸二 多田正美 DocuMeme 花田伸 土方美雄 平井勝正 増田尚子 三木祥子 宮田昌作  森田直子 八木絹 山崎春美  山田葉子 吉川和江

東京メトロ新宿線・半蔵門線 神保町駅(A1出口)徒歩3分
都営三田線 神保町駅(A8出口)徒歩5分
〒101-0003東京都千代田区一ツ橋2-6-2 道案内専用電話 03-3230-2833

取材対応(Press Contact) 080-9286-7216
TLESSOOR[a-t]eos.ocn.ne.jp
twitter.com/@end_of_olympics

 

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百人の死刑囚たち見送ると 免田栄の「獄中ノート」

2021年07月15日 | 詠む

「免田栄 獄中ノート  私の見送った死刑囚たち」 免田栄 インパクト出版会

埼玉弁護士会の映画「獄中の生」34年間を見て、急遽よむ読む詠む。なまなましい。

刑事の拷問、ろくでもない弁護士、薄笑いをしながら死刑を言い渡す裁判官。

そして死刑囚になる。56人と刑場で別れの握手を交わし、見送った。ほかに見送ったひとも含めると150人を超える。ばしばし殺してたんだ国。一日に2人、1週間で7人ということもあったと。

自らも、いつ殺されるか分からないなかで再審請求を繰り返す。罫紙がないから、ちり紙に書く。冤罪で34年て長い長い時間。やっとこさ再審の扉が開く。

辞世の句の「叫びたし、寒満月の割れるほど」で有名な福岡事件の彼は、恩赦を期待して裁判を取り下げたから殺されたくだりとか。いろいろな死刑囚の姿が書いてある。

自殺者が出て管理強化。それから随分と監獄は変わった。

なんという国だ、ここは。あらためて思った。

 

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左腕じんじん痛い半日も わたし若いか副反応よ

2021年07月14日 | 詠む

浦和競馬の「駐車」場に、「注射」用の仮施設ができてた。チュウシャdeチュウシャ。システマチックに並んで椅子に座る。

なにやら徴兵検査みたいぞ。予診票に「副反応について理解したうえで、接種を希望しますか」、うーん。ここまできたら「希望する」しかない。どこが「希望」だよ。ばーろー。地獄への道は善意で敷き詰められているってか。

そもそも仕事が接客(コンビニのレジ業務)ゆえ、クラスター起きたら収入激減。そんななかで接種してないって発覚したら、全従業員から白眼視されたうえ馘首の道まっしぐら。誰も守ってくれない。

前職10年ほど働いてたときは組合加盟したけど、いまや組合費さえ払えない現実だもの。

あーあ。苦労してインフルエンザ予防接種の拒否を続けてきたのに。いまさら意に染まぬことをするのは、精神衛生上すこぶる悪い。ぷんぷん。

注射したとこ半径5センチ、じんじん痛い。副反応でたから、やっぱり若さかなあと思いつつ。帰り際に貰った資料を見る。

84%が2日間も痛いと。えー、そんなの皆んな我慢してるんだ。信じられない。なんて従順なのかしら。そしてまた、2回めのほうが重篤という文面に脅かされるの巻。

せっかく競馬場に来たので、お馬さんを見て帰りたかっので「ぐるぐるコース」散歩してみた。競馬やってない日だったせいか一頭も見られなかったのが残念。

画像は、競馬場で抗議自殺した女がでてくる映画

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「身分帳」庄司弁護士でてくるよ 佐木隆三の実話小説

2021年07月13日 | 詠む

「身分帳」 佐木隆三 講談社文庫

13年の刑期を終えた元・殺人犯。少年時代から数えると23年も監獄にいたひと。

ヤクザ出自なんだけど、なぜか獄中統一獄中者組合に関わったり、検察審査会に申立したり、いろいろしてる。

連合赤軍事件絡みの紹介なんだって、なんと身元引受人が庄司宏弁護士。お洋服やら鞄やら旭川刑務所まで送り、東京の自宅に迎え入れ病院の手配までしている。うわー。

本書は映画『すばらしき世界』(2021年2月公開)原案である。この監督の庄司弁護士の伴侶ひろこさんへのインタビュー。「大変な人だったけど、あれより他にもっとひどいのがうちにいたこともあったからね。」って、ひろこさんらしい(微笑)。

その後の経過「行路病死人」も収録されている。ここで著者が庄司弁護士のことを救援連絡センター代表と書いてるけど、間違い。代表弁護士だよん。Qは民衆組織なので代表を弁護士(職能人)にしないの。国家権力との関係において代表弁護士なのだよ。

 

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