著者は刑事裁判の分野で知る人ぞ知る、女性弁護士なのだ。
冤罪の作られかた、裁判の仕組みがよく分かるミステリー。
文庫本の解説では、栗本薫が激褒め。
著者は刑事裁判の分野で知る人ぞ知る、女性弁護士なのだ。
冤罪の作られかた、裁判の仕組みがよく分かるミステリー。
文庫本の解説では、栗本薫が激褒め。
猛烈に濃い内容なのに、2時間で収まるのか!?
ともあれ、日弁連に行く。
日時 |
2023年9月6日(水) 18時00分~20時00分 |
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会場・開催方法 |
【会場参加】弁護士会館2階講堂「クレオ」AB (東京都千代田区霞が関1-1-3) |
参加費・受講料 |
無料 |
参加対象・人数 |
会場参加定員は先着140名 |
内容・講師 |
【第1部~事例報告、取調べの可視化の現状報告】 事例①:和歌山事件(赤木俊之さん〔弁護士・和歌山県〕) 【第2部~パネルディスカッション】 パネリスト 村木厚子さん(元厚労省局長事件えん罪被害者、元法制審特別部会有識者委員) チラシ (PDFファイル;854KB) |
申込方法 |
会場参加(定員140名)・オンライン配信とも事前申込みをお願いします。 |
主催 |
日本弁護士連合会 |
複数の集会があるが、女たちのに行こう。
漁船は船は突然、深海へ消えた。
沈みようがない状況で――。
実話であり、ミステリー。
2008年、太平洋上で碇泊中の中型漁船が突如として沈没、17名もの犠牲者を出した。
調査報告書はなぜ、生存者の声を無視した形で公表されたのか。
その後の福島漁協、海に蠢く潜水艦と核、原発の汚染水まで繋がる謎を追う。
公安。鬼畜と言ったら、鬼や動物が怒るぞなもし。
最低にして最悪。その手口が満載。とっても強烈な小説。
沖縄現代史が、しみじみ分かるサスペンス。
目標とされた瀬長亀次郎、暗殺予告にも屈しない姿に感動。
(でも公安が人権に目覚めるってのは、ファンタジーだぜ)
フランス映画「シモーヌ」
収容所--生還と回復と前進
「私たちはあなたを愛しています」|フランスで最も愛された政治家シモーヌ・ヴェイユの生涯は、揺るぎない勇気に支えられた「戦い」と「正義」に貫かれ、彼女の情熱はフランスを変えた。
フランスの女性を自由にした彼女の名前が冠された法律はフランスの誇りである。
偉大な女性の一生を描くこの素晴らしい映画が日本でも公開されることは何よりも嬉しい。
米 米
上記はフランスの法曹資格も持つ金塚綾乃弁護士のコメント。
へええ、シモーヌ・ヴェイユって哲学者だと思ってた。ものすごいインテリなのに工場で女工として働いて思索したひと。片仮名で書くと同じ名前なんだ。別人。
その法律とは何か。七四年、パリ。カトリック信者が多数を占め更に男性議員ばかりのフランス国会で、彼女は強姦による悲劇や違法な中絶手術の危険性、若いシングルマザーの現状を提示し「喜んで中絶する女性はいません。中絶が悲劇だと確信するには女性に聞けば充分です」と圧倒的反対意見をはねのけ、後に彼女の名前を冠してヴェイユ法と呼ばれる中絶法を勝ち取った。
背景には年間百万件もの中絶手術があった。女たちはヤミ中絶で危険な目にあっていた。ボーボワールが起草した署名は、サガン、カトリーヌ・ドヌーブ、ジャンヌ・モロー達も参加し、三百人以上が自ら中絶したと宣言した。これは市民的不服従であり、誰ひとり処罰されなかった。
彼女の信念のもとはアウシュビッツ収容所体験である。両親と兄の死を経て、それでも生き抜いた少女。しかし語ることは憚られたフランスの戦後。
五十年代、刑務所の執行官になったときは女だからと視察を拒否された。令状を手に入れ、財源を確保し、不衛生な環境の改善や診療所と図書館の設置に奔走する。アルジェリア独立運動で収容された女たちへの拷問を知り、現地からパリの刑務所に移送する。
七十年代には保健大臣のあと欧州議会で女性初の議長に就任。猛反対のなかで「女性の権利委員会」の設置を実現。
九十年代には社会問題・保健・都市計画大臣に就任。回想のなかに挟み込まれた収容所の地獄。そこからの生還と回復と前進。
★ 映画 「シモーヌ フランスに最も愛された政治家」
ポレポレ東中野!
観客5万人突破記念!
8/26(土)〜9/1(金)12:00
<イベント>
8/26(土)12:00の回上映後 舞台挨拶:谷津賢二(監督)
8/27(日) 12:00の回上映後 トークショー:金平茂紀(ジャーナリスト)×谷津賢二(監督)
8/28(月) 12:00の回上映後 トークショー:高野秀行(ノンフィクション作家) ×谷津賢二(監督)
8/29(火) 12:00の回上映後 トークショー:松元ヒロ(コメディアン) ×谷津賢二(監督)
8/30(水) 12:00の回上映後 舞台挨拶:谷津賢二(監督)
8/31(木) 12:00の回上映後 舞台挨拶:谷津賢二(監督)
9/1(金) 12:00の回上映後 トークショー:平野啓一郎(小説家) ×谷津賢二(監督)
朝鮮戦争まっさかりの1950年。
九州、小倉の祇園太鼓の祭りの夜。米軍キャンプの土堤にはめこまれた排水孔の土管を通って、自動小銃&手榴弾の黒人兵士たちが大量に数々の村落に散っていく。
弱者が弱者を襲う。恐ろしき短編。
死体は冷凍にして送るんだ。最後は、凄惨な場面。
佐木隆三は「『黒地の絵』は清張文学の最高傑作と思っています」と述べている。
恒例の「救援」紙の名刺広告。秋にもやる!?
絶滅危惧種。財政逼迫、極まれり。
心優しいかたは、救援連絡センターにカンパ広告を!
五千円なのだよ。よろぴく!!
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「ガサ子ちゃん倶楽部」平井は鬼界へ
「千恵子@詠む」ブログは展開ちゅう
前2作により期待していたのに、楽しめなかった。
「ツァラトゥストラはかく語りき」でバービーが出て来ると、古代の娘たちが赤ちゃん人形を足蹴にするのが嫌。
皮肉は効いてるようだけど、フェミニズム映画なのかねえ。
使ってたパソコンが動かなくなった。
しょうがないから数年前に買ったのを無理矢理、使ってる。
ウイルス対策ソフト。マカフィー使えってでてくるけど、どうしよう。
電気屋に行ったら、全部3台セットなんだねえ。
みんなは何を使っているのかなあ。
どちらにしても設定が鬱陶しいのお。
画像は、関係ないけど「ショック・ドクトリン」。
8月15日に読むに相応しい社会派ミステリー。
自衛隊機が墜落した。必死に隠そうとする、なぜ?
核を積んでいる? とにかく、やばやば。
レンジャー部隊がやってくる。回収と、証拠隠蔽殺人のために。
過疎の村には老人ばかり。想定外の民宿に客が数人。
殺戮されるのか? どきどき展開。
ありえないけど、ありえるかもかも。
緊張感を持って読んだ、今の御時世だし。
警察小説の手練れと思っていたけど、戦争青春小説の傑作。
最後のあたり電車にて...あられもなく滂沱の涙。
なんともはや凄い。言葉もないくらい。
役立たずの魚雷に人を入れて、攻撃す。
無理矢理やるから事故で死ぬ青年も多々。怒り。
映画にもなったが、脚本を書いた山田洋二が文庫解説。痛恨。
題名、表紙絵の幻想的な女の子の絵から縁がなさそう。
でも6年前に詠んだ毒婦かな「BUTTER」濃厚小説だ 死刑女囚と柚木麻子とが気になって、ふと読む。
のんびり主婦のブログに共感する、エリート女。実際に逢ってからの交錯、変容、泥沼、シスターフッドって何だろうと考えさせられる小説。
刑事の父と東京の下町に引っ越した順、シングルファーザーなので家政婦ハナ。
中学一年生、ハンドボール部。友達の慎吾。
宮部らしい、ういういしさに溢れた初期傑作。
1989年の設定だが東京大空襲が鋭く描かれている。
「東京下町殺人暮色」の改題。