千恵子@詠む...................

リンクにて開く世界は万華鏡 あれやこれやと交差の果てへ

革命で

2011年02月28日 | 詠む

革命で死刑を廃すチュニジアに 79年ニカラグア思ゆ

チュニジアが死刑廃止に向けて前進」 村野瀬玲奈の秘書課広報室ブログ

>チュニジアが死刑廃止、国際刑事司法の採用、強制失踪との闘いに向けた歩みを進める

>独裁者を追放し、民主化革命をなしとげたチュニジアが第一に手を付けようとしていることの中に死刑廃止があるという事実は、独裁政治と死刑制度は一体的な関係で結びついていることを雄弁に物語っており、民主主義と死刑制度が相容れないことを示す証拠でもあります。

然り。

飛行機で1時間の近さのEU諸国と対等につきあうためには、ちゃんと民主化して...野蛮な死刑制度を無くさなければという本音もあるかもしれない。

そしてまた、79年のニカラグア革命の熱い息吹を想いだす。

参考:八木啓代ツイッター

>自分の友達で「殺された」人の数を数えていたら、ちと気が滅入った

>死刑賛成論者は簡単に「『人権派』は自分が大した被害に遭ったことがないから、被害者の苦しみが解らなくて平気できれい事が言える」などとほざくが、それ は逆だ。修羅場を体験すると、死刑で問題は解決できないということが骨身にしみる。だから平和ボケ日本で死刑推進派が多く、世界では死刑廃止が主流なのだ。

これもまた、然り。

日本や米国で革命が起こって死刑廃止...なーんて「たられば」は、果てしなくありそうにないのも現実。

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「エッジエフェクト 界面作用」

2011年02月27日 | 

エッジエフェクト 界面作用」 福岡伸一対談集 朝日新聞出版

最近の注目科学者福岡の対談集。というより、伸一くんのファンなので読んだ。賢くないわたしには、森村泰昌のくらいしか琴線に触れなかった。成果主義と美術。科学。

筆頭のVS桐野夏生は、彼女を初作(10割理解)から追いかけてきたわたしが、苦手とする最近(悲しい9割理解)心理描写系統ゆえに頭が痛かった。

巻末の「おまけ」が、高感度大なり。ぼやきもまた魅力的。童顔しんちゃん、かわゆい。

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商品券

2011年02月26日 | 

商品券つかえなくなるかもしれない 時代の流れ矢の如し

消える商品券が続々 資金決済法で加速 放置すれば「紙くず」の危機も 東京新聞2月7日

>消費の低迷に加え、昨年4月に施行された資金決済法が原因

うーん。なにかないかなと金券店に行っても、全然いいことないしなぁ。

ICカードの電話カードの残があるのだが、見つからない。いくらも入ってないけど。

携帯電話を使いたくないので、公衆電話用のカード2種を持って歩いていたが...公衆電話の設置数が激減してしまった。厚みがあって重いICカード用を財布から抜いたまま、所在不明。

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資金繰り

2011年02月25日 | 詠む

資金繰りあれしてこれして如何にせむ ひと晩ねたら奇策がでるか

煮詰まってきた。

OUT」ペーパーバック版は、3分の2まで進む。微妙な描写が知りたくて、文庫本も併読することに。MASAKOの心理に、近づいていく。

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警官暴言は、特別公務員暴行陵虐罪

2011年02月24日 | 

」警部補暴言は暴行陵虐罪、付審判請求は棄却 落合洋司ブログ

短歌にしようと指を折って数えていたが、「ぼうこう・りょうぎゃく」とか字数計算が難しいので...挫けた。

ああ、もう経団連いかなきゃ。春闘一日行動。

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はじめての

2011年02月23日 | 詠む

はじめての春闘行動なるものを いってみようか24日ぞ

木曜日は、2種類のコースの全日「東京総行動」なのだ。昼の経団連のとこに行ってみようかな。キャノンは、考えちゅう。

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リビアまで

2011年02月22日 | 詠む
リビアまで吹きわたるジャスミンの風 空爆との報に...やきもきの夜

リビア:反政府デモ、首都に飛び火 街で激しい銃撃音 毎日新聞2月21日

ベンガジって、73年丸岡修さんたちが行ったとこ。

インターネットで「アルジャジーラ」放送を聞いたり、ツイッターしていると、新聞が古く感じる。

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成龍の

2011年02月21日 | 詠む

成龍不戦あらわす作品に やはり拍手だ「大兵小將

ジャッキー                        ラスト・ソルジャー

封切り時に見そびれ、新橋名画座で鑑賞。

チラシの表に「逃げるが勝ち!!」、裏面には「構想20年」と大書。うん、こういうのが遣りたかったんだろうな。

併映は、フェアウェル さらば哀しみのスパイ」。態度の大きい大佐は誰だと思ってたら、クストリッツァ。こういう顔してたんだ。

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名画座の

2011年02月20日 | 詠む

名画座の灯は少なくもこだわりの 老舗それぞれ個性あふるる

魅惑の名画座サイト

昨日いったのは、新橋名画座。女性は800円。女男ペアも、ひとり800円。2本立ての入場料。

ここは、上映中の作品のチラシが置いてある。普通の映画館は、パンフレットを買わせるためか...そういうサービスをしないのに較べて良心的だ。

新橋のガード下なので、電車の音が聞こえる。さほどは、気にならない。トイレが銀幕の左右にあるので、扉が開くと明かりが漏れてしまう。最近は映画好きが多いせいか、途中で無粋な客はいない。

見逃した作品を廉価で見られるので、たまに行く。貴重な名画座を応援したくて書いてみた。ほかの個性館も、紹介していきたい。といっても、そんなにないか。

シネマ・コンプレックスの無機質な感じは、いやだ。大資本系というのも、いや。豊かな文化を育んでいきたいものだ。

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ロックフォール

2011年02月19日 | 詠む

ロックフォールやはり美味なり千円は 3割引をぺろりと食す

イトーヨーカ堂が模様替えした「ザ・プライス」食品売り場を漁っていると、ロックフォール。切り売りパック。

ナチュラル・チーズ好き、黴チーズ好き、青黴チーズ好き。フランス最古のチーズが、なぜ安売り店の棚にあるの。動揺しながら、目はロックフォール君から離れられない。

2000年以上前のフランスのロックフォール村。夏の暑い日、羊飼いが岩山の洞窟の中でパンとチーズで昼食を取っていたときに、近くを通りかかった娘の歌声を聞きつけて食べかけのものを置いてその娘の後を追っていった。

すっかり忘れて約3カ月後に洞窟に戻ってみるとパンもチーズも青黴で覆われていて、チーズはとても美味しく変化していた...という由縁。

千円の3割引だと、100グラムで700円か。透明包装を通して、青黴くんが蠱惑してくる。絶えられない。買ってしまった。

ひと晩で食べたら、もったいないのだけど...ついつい美味しくて大半を費消してしまった。

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「OUT」をば

2011年02月18日 | 詠む

「OUT」をば紐解きたれど...まだ序章 道は遠いぞ険しい「英書」

先日は図書館の予約リスト30冊を超えて、しかし予約本は届かない状態だった。そこで英語本の棚に行き、「エルマーの冒険」を借りて読んだ。ひさしぶりに原書を読んだら、さくさく3冊。あたりまえだ。9歳児の冒険だもの。

次はどうしようか。十数年前に桐野夏生の名作「アウト」は読了したし、駄作の映画版も見たし、ペーパーバック版「OUT」にした。

一日一殺、じゃなかった一日一冊ペースが綻んだ。やはり、なかなか進まない。やっと、DV男を殺したとこまで辿りつく。微妙なところを味わいたくなり原作を読みたくなるし、そうすると英語版は挫折省略するだろうしぃ。

なんて言ってるうちに、次の図書館リクエスト本が届いてしまった。淑玉ちゃん本も早く読みたいし。

Comments (2)
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阿佐ヶ谷の

2011年02月17日 | 詠む

阿佐ヶ谷のロフト行かずに臨場感 ユーストリームニコ動もあり

浦和からだと、新宿ロフトですら遠い。数年前に東郷健さんから招待券もらって行ったときが最後かな。ずっと、ライブハウス行ってない。

お金がないせいもあるうえに、そういう店では仁義として「それなりに注文」して散財するようにしていたのもある。

ゆっくり家で見られるというのも、いいなあ。無料だし。

話題となっていた映画『ミツバチの羽音と地球の回転』は、応援するが観に行く金が...。

 

 

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梅の香に

2011年02月16日 | 詠む

梅の香に近づきたりし如月に いまだ出逢わぬ吾が身の春

花の香り、それも素朴なものが心やすらぐ。春の始まりを予感させる梅の香りは、ささやかで嬉しい徴。

いつもは散歩のついでに香りを満喫するのだが...あわただしくって通りすがりに眺めるだけの今日この頃。

人の家の庭の樹木に、接吻せんばかりの態様は...さりげなくしかできないもの。余裕がないと、はばかられるし。

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奇岩城

2011年02月15日 | 詠む

奇岩城その暗闇に光あれ ぱらりぱらりと朝日の新書

最高裁の暗闘 少数意見が時代を切り開く (朝日新書)

行政書士を登録抹消してから、公私ともに法律書を開く時間が減っている。この本も、5行を精読しようとすると眠気に襲われる。以下、メモ。

そうか。払い過ぎた金利、灰色金利。その息の根を止めたのは06年最高裁第二小法廷の判決。11頁

光市事件、安田弁護士。62頁

80年代、自白の信用性に疑問を挟み有罪の原判決を破棄した判決が続く...われらが木谷明調査官。 79頁

野生のカモを手網で捕らまえ放鳥する鴨猟、皇室行事にも招待される最高裁判事。138頁

米国の事例。決起した原告リリー、少数意見を述べた判事ルース、法案に署名する大統領バラク。 193頁


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リサ・ルーは

2011年02月14日 | 詠む
リサ・ルーは80代には見えないわ 人生の機微上海の街

映画「再開の食卓

女主人公は、パンフレットによれば27年生まれの女優。チラシでは、60代にしか見えない。その謎が知りたくて、シネ・シャンテに行く。

『ラスト・エンペラー』、『ラスト・コーション』にも出演したという盧燕。リサ・ルーって気付かなかったわ。

舞台は上海。47年、映画の設定となる90年代、撮影時点での現代高層ビル。

中国について台湾についてアジアについて、家族について...考えさせられる作品。

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