千恵子@詠む...................

リンクにて開く世界は万華鏡 あれやこれやと交差の果てへ

リアルに立つ 法務省の門前

2011年01月31日 | 

死刑停止を求めて、法相が代わるたびに昨年10月から柳田稔法相に対し、12月には仙石由人法相へも申し入れをした「死刑執行抗議行動」という新たな集団を知った。「執行日に終日法務省前で抗議行動を行います」と謳っているひとびと。

声明文は、こう呼びかける、「私たちは、死刑執行日に終日法務省前で抗議行動を行います。死刑執行に対する怒りや、悲しみ、様々な思いと共に、様々な表現で抗議の声をあげます」その日に、という直接抗議意思を表明。この速効性は、インターネットならではの運動スタイルだ。

「抗議行動には、どなたでも自由に参加することができます。終日抗議を行えなくても、1時間でも、10分でも、1分でも法務省前の抗議行動に参加して下さい」1分でも良いのだ。

「法務省前に抗議のためにリアルに立つという、あなたの行動が、今後の死刑執行を止めます。また、死刑執行日に、法務省前で執行に抗議する署名を集め、翌日法務大臣に届けます」リアルに立つ、か。チラシを見て、ただちに呼びかけ人になった。

今度の法務大臣は、江田五月。請願行動を行なうと知り駆けつける。1月28日、午後一時めざして法務省まで歩いていくと、拡声器の声「死刑執行を停止しろ!」と。おー、若者はりきっているなあと近づくと、ひとりしかいないじゃん、集合時刻なのに。

しかし装備が凄い。組立式拡声器台が、銀色に光っている。しっかり声が通る。そのうえ、青年は魔法瓶に紅茶を詰めて持参している。紅茶をいただく。ありがとう。

法務省前。目の前にはガードマンが数人。警官みたいな服装の男達に守られた「法務省」って、へんなかんじ。

三々五々、若者が増えてくる。黒いチャドルをすっぽり被って、メッセージ板を胸に掲げて佇む女性も。ウーマン・イン・ブラックというのだそうだ。黙って立ってるだけで、インパクトあり。

リアルに立つイメージが湧いてきた。少数でも、やれることはあるんだ!
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救援連絡センター機関紙「救援」 2面の連載コラム 12字×66行 あと2行、削らなきゃ。

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しもやけの房子さん

2011年01月30日 | 

寒波である。例年になく寒い日々が続く。

先日は、高級労働者には暖房器具の配慮があり、一般労働者にはないという肌寒い事業所のことを書いた。毛布を被ってパソコンに向かう女性事務員がいる話だ。

こんどは、毛布を被ることも...ままならないひとたちの話。

八王子医療刑務所に収監されている房子さんから「オリーブの樹」第103号が届いた。

彼女は小腸癌抗癌剤治療を受けているが、寒さに関する記述が余りにも酷烈なので、以下に抜き書きする。

12月1日 防寒対策を改善するよう要請。襟のあるパジャマやジャケット、カイロ使用許可に関しては、全国一律受刑処遇でやっているので、それに沿うこと、一般社会と違うので頭を切り換えなさいと却下。

12月10日 新品の毛布が一枚配布され安眠できるようになりました。これまでの毛布は清潔なのかもしれないが、平成8年平成12年と古いためか、すごく臭く、寒くても首のところまで毛布を持ってくると臭うので、寝付くまでが大変でした。昨夜は首のまわりに掛けても臭わず安眠。ホツ! 寒いため靴下3枚はいても足・手冷たくて、すでにしもやけになってしまいました。血圧は上がるし、病院に来てしもやけまで・・・・・・。

12月13日 診察時にDr.にしもやけをみてもらいました。そして東拘では血圧は高いほうが110-130台だったのに、八王子に来て140-180台になり、体温も36度台が35度台になっていて、病院に来て悪化していること、防寒環境の基準値を再考してほしいと話しました。すでに「処遇」の方では却下されていますが訴えました。

Dr.も困っていて、処遇の防寒基準には口出しはできないのでしょう。凍傷軟膏をしもやけ用にだしてくれ、降圧剤を必要なら出しましょうと言ってくれますが、病室の寒さを改善してほしいと言いました。Dr.によるとスチームはこの施設の「定点観測点」で4度以下になったら病房にもスチームが入るらしいけど、なかなか4度いかにはならないらしい。それも10度を基準にしてほしい。診察室などは暖房ですが、病房はあまりに寒い。病人がすごせる環境にしてほしいですが、弁護士や外から相談する以外ないのかもしれません。

1月2日 (食事や文書作業) 首にタオルを巻いたり、スツールにタオルを巻いたりは禁止。毛布を腰に巻いたりはいけないが、四つ折りにして膝の上に乗せるのだけ許可ときびしい。床やドアからの冷気のために、手足はしもやけになってしまうのです。

1月7日 (これまで北向き、引用者註) 南向きの部屋に替わりました。あまりにもしもやけなので、処遇の方で考慮してくれたのでしょうか。けれど、他の患者さんも北側の人は大変でしょう。

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1月14日 (面会者の文章) 椅子から立ち上がり両手のかなりひどいしもやけを見せながら元気に退室でした。

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これが医療施設だろうか。しもやけは悪化したまま治っていないようだ。

部屋を暖かくして、みかん(ビタミンC)を食べて、ワセリン(でなくとも保湿するもの)を付ければ...自然治癒に向かうものを....寒いまま凍傷軟膏(ステロイド剤入ってる?)というのは、拷問だよ。

北側の病室のひとは、もっと辛い思いをしているのだろう。

 

 

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茉莉の香は

2011年01月29日 | 詠む
茉莉の香は吹きわたるべしエジプトへ 国境こえて溢れる共感

付け加える言葉は、ない。

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死刑廃止と ホームレスと

2011年01月28日 | 

きのうおとといのブログで書いた、アクション。

1時めざして法務省まで歩いていくと、拡声器の声。死刑執行を停止しろと。

おー、若者はりきっているなあと近づくと、ひとりしかいないじゃん。集合時刻なのに。

しかし装備は凄い。組立式拡声器台が、銀色に光っている。しっかり声が通る。そのうえ、青年は魔法瓶に紅茶を詰めて持参している。紅茶をいただく。ありがとう。

目の前は、ガードマンが数人。警官みたいな服装の男達に守られた「法務省」って、へんなかんじ。

三々五々、若者が増えてくる。チャドルを被って、メッセージ板を胸に掲げて佇む女性も。ウーマン・イン・ブラックというのだそうだ。黙って立ってるだけで、インパクトあり。

道端で請願書を渡した。中にいれてもくれないんだ。

帰りがけにみると、私服の公安と車があった。

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次は2時から、新宿区ホームレス生活保護裁判。

103号法廷は、満員だ。

福祉事務所相談員・田代の証人尋問。

被告・新宿区の主尋問。原告側の反対尋問。若手の弁護士が何人も。ひさしぶりに傍聴したが、裁判って...まだるっこしいのね。

2時間の尋問のあと、ぞろぞろ歩き弁護士会館ロビーにて報告集会。会議室を取れなかったそうだ。なにやら流浪の民の気分。

そのあと、回数券を配っていた。交通費すら厳しいひとたちが来ているもよう。おにぎりも、手渡していた。

解散後、弁護士会館地下一階のブックセンター。入り口にある、お薦め図書をチェック。インパクト出版会の「冤罪をつくる検察」、現代人文社の「市民が見た刑務所」が飾られていた。

店長と今日の顛末など雑談。感心された。

 

 

 

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新宿区ホームレス生活保護裁判 いくぞ

2011年01月27日 | 

有給休暇を取った。木っ端役人の証人尋問を傍聴したあと、となりの弁護士会館で報告会。

新宿区ホームレス生活保護裁判(新宿七夕訴訟

事件名:新宿区ホームレス生活保護裁判 (新宿七夕訴訟)
「ホームレス」 だと生活保護を受けられないの?
~アパートでごく普通に暮らす生活を求める裁判 (東京)~

係属裁判所:東京地方裁判所民事第2部
事件番号:平成20年(行ウ)415号
生活保護開始申請却下取消等請求事件
平成20年(行ク)146号
生活保護開始仮の義務付け申立事件

次回期日:1月28日(金) 午後2時~午後4時 東京地裁103号法廷。
傍聴希望の方は直接法廷に。

内容:新宿区福祉事務所相談員T氏に対する証人尋問。
終了後、報告集会。16時ころから弁護士会館 (予定)
紹介者:戸舘圭之弁護士
連絡先:ホームレス総合相談ネットワーク (代表:森川文人弁護士)

担当弁護士 戸舘圭之
〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-42-4
代々木総合法律事務所
TEL:03-3379-5211  FAX:03-3379-2840

>相談員は、生活保護申請をする意思が明確である原告に対し、 執ように法外の制度である緊急一時保護センター等への入所をすすめ生活保護申請を直ちに受け付けようとはしませんでした。

ありがちー。窓口規制。

>新宿区福祉事務所は、申請は受けつけたものの 「急迫」 を理由とする職権保護は行わず、 そればかりでなく 「調査」 と称するさまざまな形での嫌がらせを原告に対し行ったあげく、 「稼働能力を活用していない」 という理由で生活保護申請を却下するという暴挙

ひどいじゃん。

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殺さない

2011年01月26日 | 詠む

殺さないましてや国の名の許に 江田に文だす金曜の午後

2回の不当逮捕で警察の酷さを体験し、10年近くもの裁判官生活で冤罪についても知っている筈の江田五月。

裏切り千葉景子・元法相の二の舞は、だんじて阻止せねば。

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法務大臣江田五月に死刑執行停止・死刑制度廃止の声を!

1月28日(金)13:00法務省前集合 13:30請願行動

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「プリズン・トリック」 遠藤武文 講談社

2011年01月25日 | 

2009年の江戸川乱歩賞。受賞時の作品名は、『三十九条の過失

本書の扉を開ける。受賞の言葉に「私の周りには立派な人たちが大勢いる。酔って火の見櫓に登って大騒ぎをし、引きずり降ろそうとした警官の頭に小便をした人。」、入力するのが面倒なので省略するが、「立派な人たち」に魅かれるものを感じた。

刑務所。それも交通刑務所が舞台。ほー、なるほどと読み進む。最初の展開は面白い。著者が損害保険会社に勤めていたせいか、交通事故の叙述にリアリティあり。

じつは行政書士に復活したら交通事故案件しなくちゃ路線もあるため、加茂 隆康弁護士の良書「審理炎上」で味をしめ、らくらく勉強二匹目の泥鰌を狙ったが、うまくいかないもんだ。ちなみに加茂弁、いま調べたら懲戒くらってるんだ。あー、話どんどん脱線していく。

本書は、中盤から人物が多すぎて判りにくい。しかし期待して進む。わたし、しつこいもん。そして最後の1行に、へこんだ。

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近未来

2011年01月24日 | 詠む

近未来GPSで管理する 警察国家あと何歩かな

性犯罪前歴者にGPS ~ 宮城県条例で 杉浦ひとみの瞳 ブログ

性犯罪についていうと、実はまだまだすべきことがあるのではないかと思っています。

そうそう。性犯罪に誘われるような仕組みになってるもの。日本に限らず、強姦文化だからなあ。米国では、6人に1人が強姦されてる。お金があれば買春できるが、なければ無理やりしかないということか。

性犯罪の被害者を思うと、何とかしてあげたい。未然に防ぐ措置を講じたいという気持ちは...共感を呼びやすいので、反対しにくい。宮城県は、先駆けか。議論を呼んで試行錯誤も含めて進行していくだろう。

犬猫の埋め込みチップは、自治体の補助金がでても広まっていないようだ。削りとるとか、室内で飼うとか逃げ道があるからか。

弥縫策GPS(全地球測位システム)。だんこ反対の主張をしない限り、われわれの外堀を埋められていくだろう。

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フェイスブック

2011年01月23日 | 詠む

フェイスブック映画としては眠かった 現実としては如何なりきや

映画「ソーシャル・ネットワーク

宣伝のポスターは、まるで指名手配写真のようだった。これは売らんかな精神で背徳的な言葉を、創始者の写真に貼り付けているのか。実際のかれは、そんなに奇矯なひとではないと思う。

満腹ご飯のあとだったせいもあり、10分毎に睡魔に襲われてしまった。デビット・フィンチャー監督「セブン」の時は、怖がり屋ゆえノベライズ小説を先に読んでから何処で殺されるかを把握してから観たものだった。人が死なないと眠くなるのか。うーん、ディスカッション・ドラマは苦手なのさ。

映画については、リンク貼った粉川哲夫が鋭く分析している。付け加える事柄があまり無いのだが、ひとつ言わせてもらえれば、あとから出てくる姐さん下品なのに閉口した。創始者らを貶めようとしているかんじ。

実はソーシャル・ネットワーク・サービス「フェイスブック」をやるのに、機械音痴者(吾)は映像で安直に予習をしようという魂胆だったの。で、その国際友人サービス。いちおう入ったけど、現在お友達は音楽家ひとり。

ミクシーも廃れてきたけど、フェイスブックも日本では...あまり流行らなさそうね。ツイッターは一時的に盛り上がっているようだが、140字という制約では深みに達しにくい。

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江田五月

2011年01月22日 | 詠む

江田五月逮捕歴あり元判事 新法相に「死刑廃止」を!

来週にも江田法務大臣に死刑廃止を求める請願を提出の予定。どんな御仁なのか、少し調べてみた。

ウイキペディアで逮捕歴ありとあったので、検索したら本人曰く...2回も。ふーん、それでも裁判官になれるんだ。

ともかく、裏切り千葉景子の二の舞は、なしね。3回も歌を捧げて応援したのに...。

http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/288f67b0aced0242723e7dcfefbbb81a

http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/8dbc2dc8fd64de230a57f11733a8335e

http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/5acbac5049782a55f1eb53510eeda8fb

 

 

 

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秋霜烈日

2011年01月21日 | 詠む

秋霜烈日そは何めざす...究極の 問いに彼らは応えられるか

検事の控室  出射 義夫 中公文庫

08年のJCLU忘年会で逢った「記者 ときどき歌詠み」さんブログに、この随筆集のうち「レールの行くえ」が紹介されていた。それも最高検の報告書、村木さん事件絡みだ。これは読まねばなるまいと。

良心的な検事と思いつつ...、やはり何か違う。精神障碍に対する見方にしても。

著者が帝銀事件当時の東京地検刑事部長というのも、時代を感じさせる1冊であった。

帝銀事件の問題点」に注目したい。筆者は当時東京地方検察庁の刑事部長

 

帝銀事件の問題点」に注目したい。筆者は当時東京地方検察庁の刑事部長

 

帝銀事件の問題点」に注目したい。筆者は当時東京地方検察庁の刑事部長帝銀事件の問題点」に注目したい。筆者は当時東京地方検察庁の刑事部長
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名護市への

2011年01月20日 | 詠む

名護市へのカンパ納税したい吾 だけど国税ふえるのは

名護市に「ふるさと納税」しませんか? 池田香代子ブログ

昨年から懸案の事項。朝日新聞などでも話題になっている。

しかし、酷税総額ふえるのは...いまは厳しい。考えどころ也。

 


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イケメンの

2011年01月19日 | 詠む

イケメンの育メン刑事に期待しが しかれどやはり脅しの習い

                デカ

アナザーフェイス 堂場 瞬一・著 文藝春秋

イケメンという流行語は苦手だ。面妖な片仮名の新語、とくに四文字系は大和言葉の美しさが失われていくようで使いたくない。

しかし本作では、「イケメン」が強い個性として立ち露われるゆえに使わざるを得ない。そして、もうひとつの特色は「育メン」、8歳の小学生を養育する男ということ。

体育会系でない刑事というキャラクター。宣伝では「堂場警察小説史上、もっとも心優しき主人公」だそうだ。まあ、少し差し引くとしても...期待してしまう。

ところがどっこい。事件を追いかけ捜査が進み...情報を得ようとすると、イケメン育メン刑事! 逮捕するぞと脅して無理やり喋らせるんだよ。犬根性丸出し...どっちらけ。違法捜査で解決するなんざ卑怯極まりない。こいつの本は、ぜったい禁止。

新宿鮫」の爪の垢でも舐めてほしいね。

 

 



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チュニジアの

2011年01月18日 | 詠む
チュニジアの長い夜あけて 茉莉の風ふきわたるらん

かなり心をこめてリンク付けたのに、なにゆえか本文が全部消えている。いま気がついたが、悄然としたまま回復する気力がない。
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ヒロヒトの

2011年01月17日 | 詠む

ヒロヒトの意図のありよう気になって 満州ものを読むが...落胆

マンチュリアン・リポート」 浅田次郎 講談社

じーつーはー、船戸与一の大作「満州国演義」を4巻くらいで挫けた過去があるために、浅田だったら楽にこなせるかなあと安直な魂胆で臨んだのであった。

ヒロヒトの密命を帯びてという筋書きが宣伝されていたので、殺戮帝王の真意が出るのかと思いきや...奴は聡明な君主という凡百のパターン。AはAだからAであるという、トートロジー。わたしの知的好奇心は、まったく満たされなかった。

過去の歴史物の、リサイクル商品。またの名を、大サーガというのか。ほー、ものは言いよう。

 


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