千恵子@詠む...................

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国は変わる 旗は変わる

2008年01月01日 | 国は変わる 旗は変わる

 南米大陸のカリブ海・大西洋に面したベネズエラって知っているかしら。たくさんの石油が出る国で、最近は北米の横暴に異議を唱え、南米独自の通貨基金やスペイン語放送網まで作っている意気軒昂なチャベス大統領が、たびたび話題になる国。

 その国旗を見たことがおありか。黄は豊かな資源と祖国愛、青はカリブ海と不屈の精神、赤は独立闘争で流れた血と勇気を象徴する。そして紋章がついていて、葉っぱと馬の組み合わせだ。  その紋章の馬の向きを「右」方向から「左」方向に走るデザインに変更した。チャベス大統領いわく「馬は急に立ち止まらされ、振り向かされている。これはベネズエラの馬ではなく帝国の馬である」。この馬が主体性を持たないと喝破し、前向きで解き放たれたものへの変更を主張した。ををっ、なんと強気のことか。

 英国の旗は、ごぞんじ。赤青白斜線の、連合王国の象徴であるユニオン・ジャック。どれがどういう経緯だったか、記憶が定かでなかったので調べてみると、イングランド(白地に赤十字)とスコットランド(青地に白の斜め十字)の組み合わせで原型ができ、アイルランド(白地に赤の斜め十字)が加わった。ようするに、ごちゃまぜの線なのね。

 仔細に観察すると、スコットランドとアイルランドの扱いを平等にするために斜線がずらしてあるんだ。そう、左右・上下が非対称なの。国防省の式典で上下逆さまに掲揚され、退役軍人に指摘されたこともあったって。きゃはは。

 しかし現状では三地域の象徴で、四つの連合王国なのにウェールズが抜けていると地元の国会議員が訴えたそうな。「ウェールズ旗の赤い龍も入れろよ」ということだ。すわっ、レッド・ドラゴン登場か。ホッジ文化大臣は「すべての国民が望むデザインを考えることはより大きな課題だ」と語り検討中、注目を集めている。

  すでにテレグラフ紙は、新国旗案を募集し、日本からの案も人気投票に登った。二百年ぶりに変わるかもしれない。国は変わる。旗も変わる。  

 翻って、この国はどうだろうか。わたしたちの未来は、わたしたちが決めるものでありたい。

 

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