千恵子@詠む...................

リンクにて開く世界は万華鏡 あれやこれやと交差の果てへ

ピンク色トライアングル...意味ちがう LGBT支援ラッシュ社なり

2014年01月31日 | 詠む

WE BELIEVE IN LOVE 愛でつながろう - LUSH ONLINE

びっくりした。

「ピンクトライアングルは、LGBTのシンボル」・・・? ラブピースクラブスタッフブログ1月28日

 >ピンクトライアングルって普通逆三角形▽なんですが、

>なんでこれは△?

何も考えてないかんじ。

>「ピンクトライアングルは、LGBTのシンボル」??

うそ。

>全然そんな気がしない・・・

そうよね勝手に決めないで!

ピンクトライアングルは元々ナチスドイツがゲイ男性を「差別」「判別」するために取り付けさせたワッペンが由来。

そう、ゲイ差別の象徴。

この印を見て今も苦しむひとがいるってことが想像できないのか? ラッシュ

ところで、さすが「ラブピースクラブ」スタッフ、よく理解している。


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ワーキング・マザーの味方...カツ代さん 料理てきぱき息子もナイス

2014年01月30日 | 詠む

「きょうの料理」小林カツ代さん死去…76歳 読売新聞1月28日

>手早く作れる家庭料理を提案し、テレビ番組などで活躍した料理研究家の小林カツ代(こばやし・かつよ)さんが23日、多臓器不全のため死去した。

彼女の、てきぱき料理は女たちの強い味方だった。とくに働く女たちの。

>2005年にくも膜下出血で倒れて以降は、療養を続けていた。長男は料理研究家のケンタロウ氏。

療養を続けていたんだ、カツ代さん。

息子のケンタロウ料理も、良いよね。ナイス・ガイは交通事故に遭ってしまったけども。

合掌。

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愛の亡霊に見る日本という国家

2014年01月29日 | 芸術
クリエイティブ・コモンズの了承を得て、転載。

救援連絡センター発行「救援」紙の、2面の連載コラムより。

愛の亡霊に見る日本という国家

 
大島渚監督の映画『愛の亡霊』を再見、大島監督の国家に対する厳しい眼差しに改めてたじろいだ。ぼやっと観ていたら単なるメロドラマもどきの悲恋物語だが、その背景の設定が凄い。
 
舞台は山奥の農村、時代設定が明治時代。ちょうど農村の共同体規範が国家規範に移り変わる時代。これが絶妙。当時、日本は共同体規範を壊し、国家規範を人々に強要して「富国強兵」政策に全力を注いでいた。国家管理の戸籍制度を導入して徴兵と徴税を確保する。
 
農村に車夫とその妻・せきがつましく住んでいた。そこへ日清戦争から復員除隊した若い男・豊治が帰国。豊治が、せきを車夫から奪おうとし、思いつめた豊治とせきは車夫を殺してしまう。物語の本筋はその三年後、車夫の不在を不審に思った村民が口々に噂を振り撒く。この噂が、せきと豊治を心理的に追い詰めていく、その描写は鬼気迫る。
 
そんなある日、噂を聞きつけてか巡査がやってくる。そしてさかんに、せきにカマをかけるのである。村の噂と警察とで二人はさらに追い詰められていく。ノイローゼとなったせきは、自殺を図ったりと、さらに追い詰められ、一日中それ以外のことは考えられなくなってしまう。
 
そんな二人の前に、車夫の幽霊が登場。その幽霊が可笑しいのだが、二人を恨むでもなく生前同様に酒を飲んだり芋を食ったり淡々と振る舞う。最初は幽霊におびえた二人だが、幽霊を恐れることもなくなる。二人にとって幽霊よりも村の噂や警察の追及の方が恐怖なのだ。
 
終盤、村の若旦那が、縊死体となって発見され、当初は若旦那が車夫を殺してそれを苦に自殺したのでは、とこれまた噂が流れる。実は若旦那に猜疑心を持った豊治の犯行であった。若旦那の妻は「怪しい奴は捕らえて、締めあげて白状させろ」と巡査に迫るが、巡査は「文明開化の時代だから慎重を期さなくてはならない」と答え、思わず笑った。ともあれ国家規範は知らず知らず人々に浸透していく。
 
二人は自分たちだけの世界に閉じこもっていく。そこへ警官(=国家)が大挙して二人を襲い、逮捕。
 
結局二人は村民一同の面前で拷問を受け、自白を迫られる。何が文明開化なんだか。証拠は何もないのだ。
 
既視感覚に襲われないだろうか。村民の噂を現代のマスメディアに置き換えれば、まるきり同じ構図だ。メディアの扇動で一般市民が断罪し、国家に刑罰を強要する。国家を支えるこのような日本人のメンタリティは百年以上経っても、何一つ変わっていない。
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第一作ジャック・リーチャー活躍す 「キリング・フロアー」リー-チャイルド本

2014年01月28日 | 詠む

キリング・フロアー」 リー・チャイルド 講談社文庫

映画となった「アウトロー」の原作が面白かったの。

元・軍人、ジャック・リーチャーシリーズ第1作だ。97年のデビュー作品。

英国人の作家が描くディープ・サウス。

上巻は、へええと思いながら進み...下巻で炸裂しまくり。

ハードボイルド。

--------------------- 備忘メモ

上10 みごとなミランダ通告 しかし黙秘すると苛立つ巡査部長(苦笑)

上97 州矯正局の施設 職員が半分に減らされる 人出が足りない 友人は失業手当を貰ってる状態 まるで「ルポ 貧困大国アメリカ Ⅱ」だね

下307 KGBタイム 午前4時 そういう呼び名があるんだ

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ケツァールは美しい鳥...夢のよう グアテマラの空とんでいくんだ

2014年01月27日 | 詠む

手塚治虫「火の鳥」のモデルとなった鳥の話

 

>ケツァールは和名ではカザリキヌバネドリ。とても美しく長い尾を持っています。

>「捕まれば死ぬ」といわれ、飼育がとても難しいということから「自由の象徴」とされて、グアテマラの国旗に描かれているのです。

知らなかった、美しい鳥。

極彩色、南国ゆえか。極楽鳥とは、このことか。

頭に、ちょんと毛が立ってるとこが可愛い。

おめめが、ちっこいのもラブリー。

こころなしか腹でてる感じも微笑ましい。

尾っぽ長くて密林に絡まったら、たいへん。

逢いたいなあ。

そして自由の象徴、だって。

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「弁護士は奇策で勝負する」ってか 米国なりの死刑再審 

2014年01月26日 | 詠む

弁護士は奇策で勝負する」 D・ローゼンフェルト 文春文庫

 

20代の黒人死刑囚の再審もの。

軽い感じだが、奇策で勝負というほどではない。

主人公弁護士アンディーが減らず口をたたくあたりからか。

こいつ愛人と妻がいたりして、いい加減な奴かと思いきや「しっかり刑事弁護してる」。

米国の良心を見たわ。

----------------------- 備忘メモ -----------------

16 陪審は退屈顔で、目はどんよりと濁っている。医者のお墨つきや、勤務先のボスの有効な書類がもらえなかったため、陪審義務を果たすほかなくなった十二人の哀れな間抜け諸氏。 ← ここまで書くか毒舌

48 クラレンス・トーマス でた! 日本ではセクハラ最高裁判事は忘れられてるか

58 事務所の秘書兼受付係エドナは62歳 いいなあ

163 オペラより嫌いなDNA トカゲより嫌いなDNA わかったわかった(苦笑)

214 陪審コンサルタント やはり出てくるか

229 目撃証人 ん これは説得力あるね

290 ちくり屋 法廷場面いろいろ押さえてある 著者は映画屋さん出身だが知見が広い

 

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平沢の養子となりし彼も逝く しかし冤罪わすれまいぞと

2014年01月25日 | 詠む

1/26 平沢武彦氏を偲び、帝銀事件を語りつぐ会 ちきゅう座<川村潤>からの転載

帝銀事件・再審請求人の平沢武彦氏が亡くなりました。連絡が途絶え心配した「平沢貞通氏を救う会」メンバーが10月1日に自宅を訪れ、思いを遂げられず無念にも倒れた平沢武彦氏を発見しました。地元杉並署による検死により、亡くなったのは8月下旬で病死と考えられると知らされました。

1981年、22歳のまだ大学生だった武彦氏が帝銀事件・死刑囚の平沢貞通氏の養子になったのは、実父である作家で、人権活動家の森川哲郎氏の背中を見ていたからでした。

権力から偽証罪に陥れられ重い病を患っても、正義を求めて闘い続けた父親の意思を受け継いでの決断でした。若き人権活動家として華々しく活動をしていた裏では、生活に窮し、また事件が世間から忘れ去られることに悩み、焦る日々を送ってきました。 私たちは、武彦氏の「孤独死」に接し、なぜもっと彼を支えてあげられなかったのかと自責の念に苛まれました。残された私たちが彼にしてあげられること。それは、帝銀事件という権力の犯罪を後世にしっかりと語り継ぐこと。そして、平沢貞通氏の無実を信じて人生のすべてを費やした森川哲郎・平沢武彦父子の業績を心に刻み、第20次再審請求につなげて行くことだと確信しております。

その思いを皆さまとともに確認する催しを1月26日、下記の通り行います。その日は66年前(1948年)に帝銀事件が発生した日です。この日、故人を偲ぶとともに、参加された皆さんとともに帝銀事件の今後について議論したいと思います。

さまざまな形で平沢武彦氏と関わっていただいた皆さま。また帝銀事件に関心をお寄せの皆さま。ぜひ、ご参集ください。

2014年 1月26 日( 日) 14:00 ~ 17:00(開場 13:30)
場 所
  主婦会館・プラザエフ7F「カトレア」(JR四ッ谷駅1分)
  東京都千代田区六番町5 番地
参加費 1000円

呼びかけ人
  一瀬敬一郎 再審請求主任弁護人
  江田 忠雄 9条改憲阻止の会
  小沢 遼子 評論家
  鎌田 慧  ルポライター
  鈴木 邦男 作家・「一水会」顧問
  鳥越俊太郎 ジャーナリスト
  森 達也  作家・映画監督
  山田 悦子 甲山事件冤罪被害者
  平沢貞通氏を救う会

連絡先
  帝銀事件・平沢貞通氏を救う会
  〒104-0042 東京都中央区入船1-7-1 中山法律事務所内
  090-1456-1565( 安田)  /  090-1669-0753( 山中)


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本庄の再審なりの揺動は 朝日などでも報道あるじゃん

2014年01月24日 | 詠む

マスコミ黙殺の本庄保険金殺人で大きな動き――新たに死因の再鑑定へ 片岡健のブログ

>私の知る限り、この会見のことを報じたテレビ、新聞は今のところ皆無です。

昨日の拙ブログに対して、古くからの知人でもある共同通信の澤記者からフェイスブックにて公開コメントをいただいた。

>手元のデータベースで調べたら、朝日、毎日は紙面化してるし、共同(結構しっかり書いてる)の配信を使った地方紙も結構あります。

そうなの。普通に検索をかけただけでも朝日がでてくる。

再審請求審、臓器鑑定認める 埼玉・本庄の保険金殺人事件 朝日新聞12月21日

なんだあ。

きのう引用した週刊金曜日の報道ってのも...いい加減なのね。

考えてみたら記者会見。刑事弁護の神さまみたいな高野隆弁護士を筆頭に、ずらりと弁護士が並んでマイクは8本も林立してるじゃん。これで報道しないわけないわよね。

あ、そうか、うちらの会の記者会見みたいに次に大物が出るからマイクが設定されてた可能性もあるか。

じゃ~ん。

本庄事件弁護団ブログ ← 記者会見の画像あり

>高野隆弁護団長

>即時抗告審に係属してから3年近く経過しておりますが、我々が求めていた溺死か否かについての再鑑定を裁判所が受け入れて、現在さいたま地検に保管されている佐藤修一氏の臓器を使って溺死の再鑑定をするという決定をしたということで、再審開始決定に向けて大きな第一歩がはじまったと考えております。

よくやった!

おおきな一歩!!

本件は捜査段階からすでに10年以上経過していますけれども、1999年から捜査がはじまって今年で15年くらい経っていますけれど、ようやくこの事件が冤罪であったということを、共犯者の虚偽自白によって、無実の人が犯罪者ということで有罪の認定を受けて、しかも死刑判決を受けて、冤罪であったということが、ここにきてようやく証明されることになったということで、我々弁護団としては一段落したと考えております。

これからも、注目しようね。

 

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本庄の保険金殺人事件なり 再審への道ひらかれるかと

2014年01月23日 | 詠む

マスコミ黙殺の本庄保険金殺人で大きな動き――新たに死因の再鑑定へ 週刊金曜日1月21日

>昨年12月11日、ついに東京高裁が佐藤氏の死因の再鑑定を行なうと決定。

やったー。

あれ、でも去年の話?

>遺体が川で見つかった佐藤氏が自殺だったとする弁護側の主張が法医学的に裏づけられ、再審が始まるのは確定的という。だが、この重大発表に関する報道は皆無だ。

なぜ? どうして??

>マスコミはこんな数々の誤報を垂れ流したまま、八木氏の死刑が妥当なように報じてきたのだが、再審の重大な新展開も黙殺してしまうのだろうか。

三浦和義さん林眞須美さんへ悪意と同じ対応だ。

ハイエナ・マスコミ。


 『偽りの記憶――「本庄保険金殺人事件の真相』(現代人文社

アマゾンのレビュー。誰も書いてないから、上とこのリンクみて

-----目次-----
イントロダクション
第1部 渡辺荘事件
 第1章 溺死
 第2章 トリカブト
 第3章 武まゆみの証言と記憶
 第4章 捜査と公判の間
 第5章 武証言のおかしさ
 第6章 森田考子の証言
 第7章 アナリエ・サトウの証言
 第8章 絡み合う3本の糸
 第9章 状況証拠
第2部 風邪薬事件
 第10章 森田昭の死因
 第11章 川村富士美の「症状」
 第12章 風邪薬1日20錠で人は死ぬか
 第13章 森田の死と川村の「症状」はアルコールで説明できる
 第14章 武は森田と川村に風邪薬をあげていたか
 第15章 「八木の指示」はあったか
終章 日本の司法とマスメディア
あとがき 

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大寒を過ぎたるころが最冷期 床に転びつ呻吟すなり

2014年01月22日 | 詠む

24節季は、実際とずれてるんだってね。

おとといから風邪。

寝床の周りに10冊ほど本を並べるも、集中力なしね。

転びは、まろび

 悟空 in そふと kinko---zi

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裁判員6人きれば解任だ みんなやめれば...ぐるぐるまわり

2014年01月21日 | 詠む

ストライキに立ち上がった裁判員たち 私も言いたい一弁護士

6人いなければならない裁判員が5人になってしまった。不足の裁判員を新たに選任するのでもう少し裁判員の仕事を続けてほしいという裁判所の指導に納得しない5人の裁判員全員が自分たちもやめると裁判所に辞任を申し出た。

論告求刑を前に...、もう少しだったのにね。

>結果、全員が解任になり、すべての裁判員と補充裁判員を初めから選び直さなければならないことになった。

やりなおし。

制度崩壊の日は近い 弁護士 川村 理

>1月16日に公判が開始されたオウム真理教元信徒の事件における裁判員選任手続(東京地裁1月10日)では、選出母数の候補者400人中、選任手続当日に出頭した候補者はなんとたったの60名、全体の15%でしかない。候補者の参加率自体が、徹底的に落ち込んでいるのだ。

15%。

あらら、そんなに落ち込んでいるの。

裁判員、補充裁判員全員が辞任? 放火事件で水戸地裁 弁護士 猪野 亨

全員が辞任すると解任になる。

辞任の仕組みが無いから? へんなの。

裁判員、そして誰もいなくなった 水戸地裁、辞任相次ぐ 公判後に定員割れ、選び直し」(朝日2014年1月16日)

郷原信郎弁護士ツイッター

全くその通り。辞退・辞任が認められない前提の制度の重大な欠陥を、緩やかに辞退を認めることで覆い隠してきたが、「裁判員全員辞任」で制度破綻か RT 裁判員全員辞任に見る制度崩壊【裁判員、補充裁判員全員が辞任?】




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反省をさせると逆に犯罪者!? 岡本茂樹...新潮新書

2014年01月20日 | 詠む

反省させると犯罪者になります」 岡本茂樹 新潮新書

著者の講演を聞いて、たいへん驚いた。

54  「世代間連鎖」する家族の問題 代々受け継がれていく こわっ

87 浜井浩一 ん この辺の常連さんだ

89 「まじめに務めること」が再犯を促す あ~あ

147 アミティ 「重罪犯罪者も更生は可能だ」 それも自分たちの「気付き」で 坂上香

148 酒井法子の「贖罪」 うーん

185 第5章 我が子と自分を犯罪者にしないために ← すごい章タイトル

218 美達大和 無期懲役囚の小説

 

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最新のコンプライアンス分析だ 郷原信郎12月本

2014年01月19日 | 詠む

なぜ企業は危機対応に失敗するのか~相次ぐ「巨大不祥事」の核心』 郷原信郎 毎日新聞社

>阪急阪神ホテルズの「レストランメニューの食材偽装」、

18 なに、第三者委員会の委員長はフロッピー前田の上司で引責辞任した検事正、小林敬だと

>みずほ銀行の「暴力団員向け融資」、

44 倍返し半沢も混乱の原因だったんだ

>カネボウ化粧品の「白斑(肌がまだらに白くなる)被害」

ああ、そういえば昨年。相次いでたなあ。

十年ほど前は意識的に経済小説を読んでたけど、最近はパワーハラスメントを受けるほうになってしまって経営マインドとは御無沙汰してる。

フォーメーション。サッカー流の柔軟な構え。「検察が危ない」本のなかにもあったなあ。

73 熱血教師と厳格教師 なるほど

 

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30年それは長いよ獄中記 杉山卓男「冤罪放浪記」

2014年01月18日 | 詠む

冤罪放浪記--布川事件 元・無期懲役囚の告白」 杉山卓男 河出書房新社

杉山卓男さんの磊落な性格が、いいなあ。

ショージとタカオ」の映画にもなった彼。

獄中生活30年。いろんなひとがでてくる告白記。

-------------- 備忘メモ --------------------

43 冤罪を生んだ最大の原因は、警察の証拠隠し

44 裁判官、検察、警察には「私への謝罪は必要ない」 謝られても許すつもりはないと

84 佐野洋の「檻の中の詩

92 死刑囚・永山則夫との文通

101 死刑囚・袴田巌 運動時間中の私語への制限

104 獄中者組合 救援連絡センターの創立45周年の名刺広告くれたとこだわ

108 袴田さん 「ズボンが穿けなかっただ」と嬉しそうに話す 検察は味噌で縮んだと主張 ギネス認定死刑囚

109 金嬉老と語り合ったこと

118 大森勧銀事件 そんな冤罪あったんだ

123 保釈弁護士

127 減食刑 半分に減らされる 地味だが一番つらい罰

128 再審するから近い刑務所へ

133 密告屋

135 夢精のあとの洗濯

136 吉野雅邦が“チンコロ”になった理由

139 「仮釈放」という誘惑

140 ほとんどが“女殺し”

157 守大助 これもひどい冤罪だよね

171 石川一雄 50年

178 大きな集会に行かない理由

187 国との闘いは「十年戦争」 やらない事情

 

 

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南風原のDNA鑑定むちゃくちゃだ 「新しい冤罪」控訴審なり

2014年01月17日 | 詠む

南風原事件 DNA鑑定と新しい冤罪」 木谷明・佐藤博史・岡島実

季刊刑事弁護に掲載された岡島実弁護士の報告は、いぜんにブログで紹介した。

↑ 真犯人うつっているのに別人を むりやり有罪「南風原事件」、ね。

その後、岡島弁護士の「裁判員裁判制度とは何か」の本にも感銘を受けた。

さて今度は裁判員裁判でもある「南風原事件」の控訴審。

1審よりパワーアップした弁護団が、力いっぱい追求する本だ。

しかしまあ、無実が明らかなのに懲役8年とは...。

高裁では、ちゃんと審理してもらわなくちゃ。

----------------- 備忘メモ ------------------------

5 逮捕時に、監視カメラの映像と違うと訴える妻 すぐさま接見する岡島弁護士

15 家宅捜索 秘密交通権の侵害

18 起訴 検察に対抗する記者会見

30 検事の言い訳 「裁判員の負担を減らすため」

32 またでた 弁論準備期間を1日 「裁判員の負担を考えると」

35 アプリケーターチップ

151 パソコン遠隔操作事件

158 当事者主義

160 起訴便宜主義

161 密室取調べ

163 大砲と空気銃の勝負

164 検察官の上訴

198 再保釈

199 被告人の街頭行動 毎日毎日

------------------目 次 ---------------------------

まえがき
 
第1部 南風原事件とはどのような事件か………岡島実

 第1章 南風原事件の経過
   1 事件発生
   2 事件の受任
   3 否認
   4 取調べの状況
   5 処分保留で釈放
   6 家宅捜索
   7 起訴
 第2章 公判前整理手続の経過
   1 1年4か月余りに及んだ公判前整理手続
   2 公訴事実と検察官の主張
   3 検察官が開示した証拠の問題点と弁護団の反論
   4 自白調書の撤回
 第3章 第1審公判の経過
   1 審理期間4週間の裁判員裁判
   2 裁判所が提示した6つの争点
   3 証拠調べに関する検察側の意見
   4 検察に迎合した裁判所の審理計画
   5 浮き彫りになったDNA鑑定の問題点
   6 赤色付着物鑑定の擬装
   7 防犯ビデオが語る犯人の姿
   8 犯人の髪型との相違
   9 第1審有罪判決

 私は絶対やっていない………赤嶺武
 武は絶対やってない(家族からのメッセージ)………信子・秀子・登美子・静子・初枝

第2部 第1審はいかにして誤判に陥ったか………岡島実

 第1章 第1審有罪判決の問題点
   1 「被告人」を犯人と決めつけ、その声に耳を傾けないこと
   2 DNA鑑定の過信
   3 犯行現場の著しい軽視(1)--第三者の犯行を窺わせる現場痕跡
   4 犯行現場の著しい軽視(2)--防犯カメラに映った犯人と赤嶺さんの不一致
   5 犯行現場の著しい軽視(3)--被害者の口腔内細胞採取に始まる判決の記述
 第2章 第1審判決の理由付けと判断構造
   1 被害者の唾液以外の事実は「可能性」レベルの判断
   2 上衣から検出された唾液の問題点
   3 防犯ビデオ映像から目を逸らした判断
 第3章 本件にとっての防犯ビデオ映像の意味
   1 防犯カメラの設置状況
   2 犯行の一部始終をとらえている防犯ビデオ映像
   3 防犯ビデオ映像は犯行そのものを立証する直接証拠
 第4章 防犯ビデオ映像が語る事実
   1 防犯ビデオで判別できる犯人の外見
   2 身長・肩幅の識別
   3 耳の形の識別
   4 小川鑑定を無視した第1審
   5 髪型の相違
   6 犯行状況と証拠の整合性
   7 上衣の形状
 第5章 DNA鑑定はどういうものであったか
   1 上衣のDNA鑑定が意味するもの
   2 DNA鑑定に関する判決の論理
   3 アプリケーターチップとは何か
   4 アプリケーターチップはどこにあったのか
   5 同じ管理者の下にあった上衣とアプリケーターチップ
   6 赤色付着物は何であるのか
   7 上衣の唾液とは一体何か
   8 捜査の実相に迫ろうとしない第1審判決
 第6章 赤嶺さんのアリバイ
   1 アリバイ証言を偏見・思い込みで排斥した第1審
   2 事件のあった4月16日の赤嶺さんの行動
   3 アリバイに関する検察官の強弁を追認した第1審
   4 アリバイに関する第1審の問題点

第3部 冤罪に克つ--刑事裁判の仕組みに潜む誤判の危険性

 冤罪をどうやってなくすのか………木谷明
 DNA鑑定の罠――足利事件と南風原事件の教訓………佐藤博史

資料 南風原事件第一審判決文(全文)
沖縄県の中南部(地図)
事件の経過一覧
現場見取図

あとがき
編著者プロフィール

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