千恵子@詠む...................

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「ビッグ・アイズ」夫の支配ふりきって マーガレットは絵描きなりけり

2015年01月26日 | 詠む

映画「ビッグ・アイズ」

(詐欺師の夫)   (絵描きマーガレット)

50年代、横暴な夫に耐えかねて娘と家を出たマーガレット。

仕事をした経験もなく、エスプレッソを大麻と勘違いするような田舎者。おひとよし。

ほら吹き男と結婚するも、自分の絵を夫の名前にされてしまう。詐欺師のために1日16時間も籠って絵を描く。

最愛の娘にさえ嘘をついて、絵を描き続ける。ポップアートは大量に複製される。詐欺師は大儲け。

真実を言おうとするとマーガレットや娘に火をつけて脅かす。実際に、アトリエに火を付けて殺されそうになる。支配して当然の夫に、またもや逃げ出す。

1年後に見つかったとき、マーガレットは闘うことを決意する。

しかし60年代、内気なマーガレットは静かな抗議なのである。

ティム・バートン監督としては異色の作品。

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