「刑務官佐伯茂男の苦悩」 小笠原和彦 現代書館
下の句、最後は著者名なので、字余り短歌。
出版元の啖呵。
>圧倒的なリアリティで死刑囚と刑務官の関係を描き出す衝撃のノンフィクション・ノベル!
ノンフィクション・ノベル!?って、何だよ。どっちだよ。
はい。創造物です。
テレビ無い歴40年のわたしは、ワイドショーを見たことがないので知らなかったが...導入部分で電車を乗り越すほど夢中になってしまった。
刑務官が、わたしと同じ58歳。親近感が沸いた。彼の視点のほかにも、いろんな死刑の要素が絡まった展開。