「恵庭OL殺人事件 こうして「犯人」は作られた」 伊東秀子 日本評論社
むりくり短歌にしようとしたけど、ちゃんと題名を明記することにした。
まさかと思うほど、ひどい事件だ。
-------------- 目次 緑字は千恵子メモ -----------------------------------
第1部 「恵庭裁判」を総括する……伊東秀子
1.プロローグ 参考本「恥知らず」の題名まちがえてる「恥さらし」 8 証拠開示 11 市川寛・元検事 12 2.事件の発覚 3.事件の二日後に容疑者に (1) 三田良美の警察官に対する供述の変化 (2) 任意同行 (3) 弁護人受任 神経科への入院 55 (4) 突然の逮捕 顔を洗う時間さえない 74 (5) 起訴 (6) 弁護団の構想した犯人像 4.一審公判 (1) 冒頭手続 (2) 証拠開示請求 支援する会 いわば公安事件のような弁護活動 ←検事の意見 102 (3) 初動捜査の結果ーー直接証拠が皆無 (4) おざなりな「アリバイ捜査」 (5) 検察官の立証 裁判の確定後に再審めざす←証人は警察に知らせることになってる? 132 唯一の物証ロッカーキー 139 体力差 148 5.弁護側の反証 (1) 被告人のアリバイーー検察の証拠隠し 目撃者 150 (2) 被告人には殺害の動機がない (3) 灯油10リットルでは遺体のような炭化はしない そだ! 163 6.論告・求刑・弁論 7.初動捜査の影:北海道警察の負の遺産 ←さすが北海道警察 あやしすぎる 181
8.一審判決 (1) 判決直前ーー防犯ビデオの存在発覚 (2) 判決言渡しの朝 (3) 一審判決(要約) (4) 裁判所が認定した犯罪事実 9.一審判決の批判:「可能性」で有罪とした一審判決 (1) 遺体に火を放った時刻 (2) 携帯電話関係 (3) ロッカーキー (4) 遺品残焼物 (5) 被害者の遺体を焼いた油類 (6) 被告人の殺害動機 (7) 被告人による殺害、死体焼損の実行可能生 10.控訴審公判 秋山賢三弁護士ら 216 11.控訴審判決 (1) 判決言渡し (2) 控訴審判決の論理とその矛盾 12.上告審 13.上告棄却決定
第2部 「恵庭裁判」を検証する
1.いびつな証拠構造:恵庭OL殺人事件有罪判決……白取祐司 2.恵庭OL殺人事件の法医学鑑定……上野正彦 3.証拠開示の原則と恵庭OL殺人事件……中山博之
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