カナリアな日々

百姓になって15年目。補習塾カナリア舎はフェードアウト中。小麦、蕎麦、大豆などを作っています。

色々あります

2007-11-18 08:21:25 | 学びいろいろ

鬼怒川方面へ行って来た。


朝一で(心臓の方の)病院へ行ってから、昼前に出かけた。



疲れたのか、夕食時に頼んだウィスキーのダブルが珍しくひどく効いてしまって、8時くらいからすでに寝てたらしい。
10時に予約していた貸し切り露天風呂はこいけにたたき起こされて行ったものの、部屋に帰ってきてから軽く飲んでたらまた寝てしまった。



上の部屋でがやがや宴会をやっていたようだったのだが、一度こいけが12時頃フロントに電話して、また夜中の一時頃にも電話したそうだ。(僕は爆睡中)



僕一人酔っぱらって先に寝てしまって、こいけには申し訳なかった。
チェックアウトの時に少し文句を言った。できればお金払いたくなかったけど、そういうわけにはいかないのだろうな。



事前に僕らは音に過敏なので、できれば角部屋とか、団体さんの横とかそういう部屋は避けてくれとお願いして、前日の予約だったのにわざわざ角部屋を取って下さっていたのに、どうも上の階(最上階)は団体さんがまとめて複数の部屋を押さえていたようだった。窓ガラスのたてつけがぼろく、それで音がいつまでもよく聞こえていたようだった。こういうことがあるととっても残念。



でも紅葉はとってもきれいだった。



10年ぶりの東武ワールドスクエア

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霧降の滝(こいけ撮影)

高所恐怖症ぶりも改めて露呈。誰もが行けている観瀑台の手すりまでどうしても足が進まなかった。あと20cm。10年前そういえば塩原の吊り橋も僕だけ渡れなかったんだよなぁ。

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ショカツ

2007-11-11 22:34:36 | つれづれなる想い

こいけはショカツとかいうドラマを見たいという。ちっ。
地デジにしたせいで10CH がよく映るようになっちまったい。


漢字で書けよ!とか思いながら、しばらく一緒に見る。
これもそのうちに、意味なくわざわざ滝壺まで降りて行って、事件の解説したりするパターンなんだろうな。


早くも飽きてきた。


思いついて、こいけのひざに頭を乗せてみる。
こいけは黙って、張っているひたいの辺りをコツンコツンとたたいてくれた。
目はあくまで土曜劇場である。


あぁ僕はこの人のそばにいればきっと生きていける、そう思ったのだった。


(注)
いつもこんなことをしてるわけではない。あくまで昨晩のワンナイトオンリーのできごとである。





昨年交換したこたつのヒーターユニット。
ヒーターの横に、拡散のための回転するプロペラがついているのだが、これがカラカラと音をたててうるさいので、そこの配線だけ切っちゃった。

解体中

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成功

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似てる人発見

2007-11-11 07:37:37 | つれづれなる想い

さて、久しぶりに実家のそばの親の会へ行けたらなぞと思っていたが、また前日より不調となり、更にこの大雨でやはり断念。本を読んで過ごした。


ネットで偶然見つけ、早速図書館で借りてきた本。


10年以上も前からこういうことをやっていた人がいたということに新鮮な驚きを感じた。拍手。


著者の中島氏(大学教員)は自ら「スピーカー音恐怖症」と称し、あらゆる町の騒音に抗議してゆく。JR、駅、バス会社、美術館、百貨店、選挙カー、果ては竿竹屋、焼き芋屋へも。
(まだ全部は読み終わっていないのだけど)こんなに共感できた本も珍しいかも。


うるさい日本の私~「音漬け社会」との果てしなき戦い~(中島義道著 洋泉社刊)


上げていこう!

2007-11-08 23:41:54 | カナリア舎ルミナリエ2007

玄関先の軒下の補修やそうじなど。どっちにしろぼろいけど。

4年ほど前に作ったつららライト用の支柱です。

でもこれ点灯してると結構落ち着かないんだよね、中にいる方は。

玄関だしね。でもきれいなんだよ。(昨年、一昨年はここには点けなかった。)
でも久しぶりに見てみたい気も。

今年はどうするかなぁ。考え中。

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2004年のクリスマス

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後ろ向きのブログ

2007-11-06 23:49:35 | つれづれなる想い

先月末、こちらの奔走も知らず、温泉へ寄ったらしい父から電話。何か送ってやるから住所を弟のも含めて教えろと。法事に出かけるから母のデイケアを休むことは送迎の運転手に伝えたらしい。


果たして翌日ぶどうが届いたので、一言連絡しなければと電話。
開口一番「何?」
僕「いやぁぶどう無事に届いたからどうもね」
父「あぁ」・・・


その不機嫌そうな声は、やはりこの人は自分を疎ましく思っているのだと確信するに充分だった。もう僕はこの人には関わるまいと密かに誓った。


更に同じ日に突然大学の同級生やらから電話。僕が保険を頼んでいる同級生と飲んでいるそうで、僕の話が出たので是非近いうちに会いたい、電車に乗れなかったりする僕のために千葉県に場所を設定してもいいと言う。

「いやぁ悪いけど、もしかしたらだめかも」というと友人は「なんでそんなこと言うんだよ~」と。
悪気はないのはわかっている。でも今の僕のこの状況をどう説明することもその時は不可能だった。何せ自分のうちのテレビの音さえも怖いと言うのに。
本当に内輪とはいえ、同窓会の誘いが来たらどうしよう。
断らざるを得ないけれど、そのことは更に自分を打ちのめした。


先日盛り上がった方からもあれ以来音沙汰なし。


こいけ以外に誰からも必要とされていない自分。
そしてまた鬱となった。
いったいこんなに怖いものばかりで、この先どうやって生きていくことができるのだろう。


毎日のべつまくなしに死にたいと言ってこいけを苦しめた。
あんまり言うんでこいけが切れて反省反省。



今日はこいけ家のお墓参りに行ってきた。その足でユニ○というショッピングセンターに足を伸ばした。うるさいところはいやだなぁと思いつつフードコートへ入ったところ、壁かけのテレビがものすごい音。
いやぁ怖い怖い。
でもうまそうなうどん屋があったので、柱のかげでこいけと急いでうどんをすする。
なんだこのぬるさは!


それにしてもどこの店もやかましい。
珍しく300円ショップ?があったりしたけど、がんがん低音が響き、僕は入れなかった。なんだかできないことだらけになってきた。



さて今年はライトツリーだけでもなんとか気力をふりしぼって作るか、とだらだらと支柱の支柱を建てた。竹を切って黒ポリで覆い、土に打ち込んでコーススレッドで固定。ここでとん挫したりして。
何やってるんだ自分。

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~一編の詩があなたを強く抱きしめる時がある(水内喜久雄・編 PHP)よりもう一丁~


落ちこぼれ       茨木のり子



落ちこぼれ
  和菓子の名につけたいようなやさしさ

落ちこぼれ
  いまは自嘲や出来そこないの謂(いい)

落ちこぼれないための
  ばかばかしくも切ない修行

落ちこぼれにこそ
  魅力も風合いも薫るのに

落ちこぼれの実
  いっぱい包容できるのが豊かな大地

それならお前が落ちこぼれろ
  はい 女としてはとっくに落ちこぼれ

落ちこぼれずに旨げに成って
  むざむざ食われてなるものか

落ちこぼれ
  結果ではなく

落ちこぼれ
  華々しい意志であれ


今日一日生き抜いたことへ、拍手

2007-11-02 23:47:19 | つれづれなる想い

「アプローズ」    覚和歌子



毎日の晩ごはんのごちそうに 拍手
食うや食わずの暮らしは ごはんとおしんこだけでもおいしくて 拍手


道端の犬のうんこに よくまあこんなに出たもんだと 拍手
それをデートのときしかも 新しい革靴で踏んづけて
めったにできない経験だから 拍手


生まれてくる あかんぼうに 拍手
生まれてすぐ死んだ弟に
わざわざ苦労しなくってすんでよかったと 拍手
九十で死んだおじいちゃんに
こんな世の中に九十年もよく生きたと 拍手


大天才の芸術作品に おおブラボーと 拍手
迷いの尽きない芸術家には 長い旅の楽しみに 拍手


できたお方だと 拍手
みえっぱりの 見栄を切る勇気に 拍手
ぐちのこぼしやには 見栄をはらない素直さに 拍手


結婚の決まった娘に 拍手
行かず後家の娘は その気高い誇りに 拍手


ぴちぴちと健康な身体に 拍手
抱え込んだ病気には 乗り越えられる力を試されていて 拍手
不治の病には たった今生きているという そのことの眩しさに 拍手


善人は そのまんまで救われて 拍手
悪人は その罪深さのせいで なおのこと救われる余地があって 拍手


垣根に咲いた赤い寒椿の その赤さに 拍手
枯れ落ちた赤い寒椿から 地面にその種がこぼれて 拍手                             

                       



   ~一編の詩があなたを強く抱きしめる時がある(水内喜久雄・編 PHP)より~