4時間ほどであっという間に煙が透明になってしまったので、これもだめだと 心配していた2窯目。
なんと開けてみれば、だいぶ残っているではないか。 1窯目は全くの灰だったというのに。
ロストルごと引き出してみると、トタン板1枚分あった。
手でぽきっと折れるほどのやわらかい炭で、切らなくてもそのままちょうど使えるくらいの大きさに、ほとんどがすでに割れていた。
木の種類もよくわからない雑木が多いし、しかも切ってから2年も積んでおいた乾燥した材。しかもドラム缶という小手先の小さな窯。
それほどいい炭ができるわけはない。
丁寧に米袋に分別して入れてゆくと、2袋分強あった。
細かいが一つ一つはなかなかいい感じに見える。
部屋ではきっと煙が出て、火鉢などでは使えないだろうと、まずは外で七輪で点火してみた。
燃えが早いが、煙はほとんど出ない。
火鉢に移してみた。おぉなかなかいいではないか!
火力も強いし。杉なんかの針葉樹も入っているから燃えが早いけどそれでも充分だ。やかんがすぐに沸騰してしまう。
ついに初の炭焼き成功。たまにはいいことあるものだ。
本当に炭焼きおじさんになりました。