ニュースを見ながら無力感にさいなまれる一日。ただただ自分はこの大災害に際して無力だなと。
仙台の叔母には連絡がついた。マンションは無事だが、とにかく寒くて怖いと。カセットコンロでお湯を沸かしカップ麺を食べたらしい。
この叔母は阪神淡路大震災も経験している。
僕は昨日の無理がたたったのか(じゃがいも植えようと少し痛みを無理して二時間ほどしゃがんだ)、午前中に毎日のけん引に行ったきりで、あとは再びけつっぺたの痛みで横になっていた。
昨日の地震の際、僕は畑にいたのだが、最初は足が痛くてふらついているのかと思った。
しかし、家を見ると洗濯物が揺れ、木も揺れ、車が前後に振れていて地震とわかった。1分ほど続いて、その後もう一度来たように思った。
かなり大きな地震で、このあたりの直下型かと思った。
すぐ横のため池の水が、津波のように揺れてばしゃ~んばしゃ~んと音を立てていた。下の田んぼにもドーっと水が流れたようで、驚いて水を見に来た人もいた。
その後、ちょうど遊びに来てこいけと一緒にふきのとうを採っていたこいけ次女が、震源は三陸沖らしいと携帯で調べてくれた。
それを聞いてこれは大変な地震だと感じた。
しかし、残りのじゃがいもは頑張って植えた。
福島の原発の方は、最悪のメルトダウンは避けられたのかな。いまいち腑に落ちないが。
情報の真偽を見極めることが必要だなと思った。
速報性と正確さのせめぎ合い。
便利な生活を享受してきた我々。
無力だが、今我々にできるのは低エネルギーでの生活への模索かと改めて思った。
皆で不便さを我慢して分け合おう。