事件です。
数日前より天井裏でカサカサいう音が。
さては、久しぶりのネズ公かと思って放っておいた。
昼過ぎ、ボイラー室の辺りで、ゴト~ンゴト~ンと音がする。
長いこと、ねずみ取り(ゴキ○リホイホイみたいな粘るやつね)を置いてそのままになっていた。
ボイラー室のドアを開けると音は止んだ。でも何もいない(ようだ。)
閉めると再び音が。
絶対ネズ公だな。
そこで懐中電灯でよ~く照らしてみた。するとボイラーの下から顔だけが見えた。
はて、可愛い目がぱっちりと開いているけど全く動かない。目すらも。
あれ、確か亡くなったネズミは目をつむるはず。
懐中電灯を消し、少し場を離れてみた。
すると再びゴト~ンゴト~ン。
もう一度繰り返して、この子の演技と確信。
けなげだなぁ。
ボイラーの下から(ネズミ取りごと)引き出すと、案の定あちこちくっつきながらも元気に生きている。今度こそチューチューと必死の声。
家でネズミがつかまるのは一年ぶりくらいだが、その時と同様、救出作戦に。
だったら、始めっからネバネバのねずみ取りなんか仕掛けなきゃいいじゃん!と突っ込まれそうだが、それはこいけが許さないのだ。
何年か前、家の中(畳の上とか)を走り回ったことがあったから。
日なたに持っていって、少しづつ(手、足、頭、しっぽと交互に)粘着部分と一緒に(ネズミ取りの)縁の方へ押し出して行って、土の上へ。
そんな鳴くな。そっちも怖いだろうけどこっちも怖いんだよ。
転びながら何とか生きて逃げて行った。
かなり痛かっただろうから、もう二度とうちへは来るまい。(と思う)
早速次のやつを帰宅したこいけが仕掛けていた。
でもね、近くで見るとほんと可愛い顔してるのよ。