ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。
エレイン・N. アーロン (著)
以前からちょっと興味のあった本。
今まで市の図書館って遠いので利用したことがなかったのだけれど、検索したら蔵書にあったので、こいけと町の方へ買い物へ行くついでに、借りてみた。
ついでに名探偵ポアロのDVDと、手塚治氏の旧約聖書物語(1~3巻)を借りてきた。当たり前だけどこれでタダなのな。
昔はコミックスなんかなかったけどな。
HSPとは、”The Highly Sensitive Person”の頭文字をとった略語で、”とても敏感な人””敏感すぎる人”のこと。
具体的には、
・同じ刺激を受けても他の人より強く反応してしまう
・ちょっとしたことにもすぐに動揺してしまう
・「神経質」「臆病」「引っ込み思案」「弱虫」などのレッテルを貼られがちな人
ということになる。
この本の著者エレイン・N・アーロンさんも、自分自身がHSPであるとカミングアウトしている。
本の最初の方に『自己テスト』がある。(とある方のブログよりの無断転載)
あなたはHSPだろうか?
次の質問に、感じたまま答えてください。少しでも当てはまるのなら「はい」と答えてください。まったく当てはまらないか、あまり当てはまらない場合に「いいえ」と答えてください。
・自分をとりまく環境の微妙な変化によく気づくほうだ
・他人の気分に左右される
・痛みにとても敏感である
・忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる
・カフェインに敏感に反応する
・明るい光や強い匂い、ざらざらした布地、サイレンの音などに圧倒されやすい
・豊かな想像力を持ち、空想に耽りやすい
・騒音に悩まされやすい
・美術や音楽に深く心動かされる
・とても良心的である
・すぐにびっくりする(仰天する)
・短時間にたくさんのことをしなければならない時、混乱してしまう
・人が何かで不快な思いをしている時、どうすれば快適になるかすぐに気づく(たとえば、電灯の明るさを調節したり、席を替えるなど)
・一度にたくさんのことを頼まれるのがイヤだ
・ミスをしたり、物を忘れたりしないようにいつも気をつける
・暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている
・あまりにもたくさんのことが自分のまわりで起こっていると、不快になり神経が高ぶる
・空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる
・生活に変化があると混乱する
・デリケートな香りや味、音、音楽などを好む
・動揺するような状況を避けることを、普段の生活で最優先している
・仕事をする時、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる
・子供のころ、親や教師は自分のことを「敏感だ」とか「内気だ」と思っていた
以上の質問のうち12個以上に「はい」と答えたあなたはおそらくHSPでしょう。
しかし、どの心理テストも、実際の生活の中での経験よりは不正確です。たとえ「はい」がひとつかふたつしかなくても、その度合いが極端に強ければ、そんなあなたもHSPかもしれません。
この本があなたにとって自分をよりよく理解するための、また、今日のそれほど敏感でない世界でいかに自分を活かすかを学ぶための助けになれば幸いです。
ちなみに僕は18個あった。(こいけは10個)
ちょっと読んでみようかと思っています。