山口の母子殺人事件に思う。
人生とは突然に不条理なことが起こるものだ。
なぜ突然若い家族にこんなことが。
遺族の立場になれば、犯人に死刑を望むのは至極当然と思う。しかし、本当の意味での犯人の処罰という意味ではどうだろうか。
輪廻転生を信じる僕は、むしろ犯人が生きて自分の罪と向き合い、終生後悔と反省の日々を送ることこそが償いではないだろうかと思う。無期懲役ではなく終身刑が日本にもあればなと感じた。
死刑は犯人の今生で取るべき責任を、むしろ奪ってしまうのではないか、遺族でない僕はそんなことを思いながらも、７年間を亡き妻子のために闘ってきた彼の今後の幸せを祈らずにはいられなかった。
写真は追熟した梅の塩漬けと順調な大玉すいか。
