気まぐれ徒然かすみ草

近藤かすみ 

京都に生きて 短歌と遊ぶ

箸先にひとつぶひとつぶ摘みたる煮豆それぞれ照る光もつ

歩道

2005-10-21 12:27:18 | つれづれ
鋪道には何も通らぬひとときが折々ありぬ硝子戸のそと

(佐藤佐太郎 歩道)

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先日、三月書房で買った短歌新聞社文庫『歩道』を読み始める。
昭和15年の歌集。いまの私には、しんとした時間が大事だと思う。
プロの歌人でもないし、ただの趣味なのに、あれこれ忙しくしている自分にちょっと疲れる。