気まぐれ徒然かすみ草

近藤かすみ 

京都に生きて 短歌と遊ぶ

箸先にひとつぶひとつぶ摘みたる煮豆それぞれ照る光もつ

歩道

2005-10-21 12:27:18 | つれづれ
鋪道には何も通らぬひとときが折々ありぬ硝子戸のそと

(佐藤佐太郎 歩道)

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先日、三月書房で買った短歌新聞社文庫『歩道』を読み始める。
昭和15年の歌集。いまの私には、しんとした時間が大事だと思う。
プロの歌人でもないし、ただの趣味なのに、あれこれ忙しくしている自分にちょっと疲れる。

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2 コメント

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島唄を風簫(ふうせう)奏で秋を呼び (今泉洋子)
2005-10-21 23:56:25
近藤かすみ様

 マラソンご完走おめでとうございます。

一首、一首丁寧に進まれてお疲れさまでした。

ゆっくり拝読させていただきます。



「言葉の在庫」いい表現ですね。一首歌ができそうな言葉です。



 近藤さんは京都にお住まいなんですね。

私も青春を意識しはじめたころ、岡崎の動物園

の近くにすんでいました。マイナーなお寺など

随分散策しました。今からだと、永観堂や黒谷

なんかも紅葉がきれいですね。京都にお住まいの近藤さんが、羨ましいかぎりです。

これからは冷え込みますね。お身体を大切にお過ごしくださいませ。

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Unknown (かすみ)
2005-10-22 12:04:35
今泉洋子さん こんにちは。

岡崎には府立図書館があって、ときどき行きます。自宅からはけっこう遠いですが、おでかけ気分になります。ただ道路が狭くて観光シーズンはバスが混んで困ります。そう言いつつ、これから図書館へ行きます。時代祭りもついでに見られそうです。
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