気まぐれ徒然かすみ草

近藤かすみ 

京都に生きて 短歌と遊ぶ

箸先にひとつぶひとつぶ摘みたる煮豆それぞれ照る光もつ

夕餉の蕎麦

2005-03-14 21:57:50 | おいしい歌
いささかの為事を終へてこころよし夕餉の蕎麦をあつらへにけり

梅干をふふみて見居り山腹におしてせまれる白雲ぞ疾き

(斎藤茂吉 あらたま)

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毎日このブログになんか書かんとあかんなぁと思う。
そのために手持ちの歌集をぱらぱらと見る。
脂っこいものも好きだが、あっさりと上等のお蕎麦や梅干を食べたい。

日もすがら言葉弄りし罰として僅かに増ゆる体脂肪率
(近藤かすみ)