気まぐれ徒然かすみ草

近藤かすみ 

京都に生きて 短歌と遊ぶ

箸先にひとつぶひとつぶ摘みたる煮豆それぞれ照る光もつ

含羞草 

2005-03-21 20:44:27 | つれづれ
わがゆけば男のにほひちかよると含羞草(はにかみさう)の葉を閉づるかも

(北原白秋 桐の花)

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確実に日が長くなっている。
ブックオフまで散歩に行き「パラサイト社会のゆくえ」山田昌弘・ちくま新書を買って読む。
2004年10月の本が半額。

触れられてその身を閉づる眠り草ひと去りしのち身をひらきをり
(近藤かすみ 題詠マラソン 題・眠)