気まぐれ徒然かすみ草

近藤かすみ 

京都に生きて 短歌と遊ぶ

箸先にひとつぶひとつぶ摘みたる煮豆それぞれ照る光もつ

縮む母  坪内稔典

2005-03-04 19:22:58 | つれづれ
紅梅の咲くごと散るごと母縮む

母縮む日向くさくて飴なめて

魚煮ても煮こぼれ春の母の家

(坪内稔典)

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ネンテン氏の俳句と脈絡はないが、今日は娘の誕生日である。
つまり私が二児の母になった記念日。
いまのところ、母はどんどん伸びている(つもり)