団塊的“It's me”

喜寿老(きじゅろう77歳)の道草随筆 月・水・金の週と火・木の週交互に投稿。土日祭日休み

大晦日に思うこと

2020年12月31日 | Weblog

  今年が今日で終わる。今年も1年365日、1日24時間、1時間60分、1分60秒を何とか生き続けることができた。

 朝5時にラジオが、5時5分に目覚まし時計が鳴りだして起床。下着だけになって体重を測り日記に記録する。5時45分から朝食。玄米のご飯、納豆、焼き魚、味噌汁、ブルーベリー入りのヨーグルトとバナナ半分。

 6時38分に家を出て、車で妻を駅まで送る。7時5分前に帰宅。コーヒーを淹れて、チョコレート1個と混合ナッツ小鉢に一杯を食べながら飲む。9時から天気が良ければ散歩。目標の5千歩を目指す。

 11時30分テレビでニュースを観ながら、昼食。前日の夕食の残り物をオカズにご飯1杯。12時30分からお昼寝20分。午後3時30分からラジオで『辛坊治郎のそこまで言うか』を5時25分まで聞きながら漢字パズル。5時30分から夕食の準備。6時28分に家を車で出て駅へ妻を迎えに行く。7時にNHKテレビのニュースを観ながら晩酌と夕食。体操を20分。歯間ブラシ3種、フロスト、歯ブラシ2種で20分歯磨き。風呂に入り日記を書いて10時に就寝。こうして毎秒毎分毎時間毎日毎月が過ぎ1年となった。

 私の日課は土日祭日週日ほぼ変わらない。今年はコロナ禍で、私は家に籠り、夫婦二人だけの毎日だった。日本に帰国する前、13年間5ヵ国で暮らした。コロナ禍での家に留まっての自粛生活は、あの海外での生活のようだった。家の中だけが自分たちの世界で、外ではよそ者だった。海外での経験がコロナ禍で役に立つなどとは思わなかった。日課に大きな変わりはないようにみえる。実は失われた時間がある。友人知人家族との会食である。去年、毎週最低1回は誰かを招いて会食を楽しんでいた。この時間を奪われたのが悔しい。それでも時間は容赦なく過ぎる。今自分を守っているのは、黙々と繰り返している小さな同じことの繰り返しだと思う。

 そうすることしかできない自分が切なくもあり、誇らしくもある。

 

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