団塊的“It's me”

喜寿老(きじゅろう77歳)の道草随筆 月・水・金の週と火・木の週交互に投稿。土日祭日休み

薬物依存とアルコール依存

2017年05月25日 | Weblog

①    ベイスン 糖尿病薬

②    ジャディアンス 糖尿病薬

③    ロキソニン 頭痛薬

①    ベイスンの服用を開始したのは、アフリカのセネガルに住んでいた時だった。あれから22年。毎日、朝昼晩の食事前に服用した。単純計算でも24、090錠、重さで33,726グラム、金額では626、340円。重さ33キロは、福岡の路上で盗まれた110キロの金塊の3分の1、店頭価格で1億6千万円である。私にとって金塊よりはるかに価値がある。2001年チュニジアで糖尿病の合併症である狭心症の発作を起こして日本で心臓バイパス手術を受けた。食事療法、運動療法、薬事療法、細心の注意をしながら夫婦で協力して糖尿病と闘った。完治は不可能でも進行や合併症を防ごうとした。だから薬を忘れずに毎日服用した。怠ったのはほんの数回である。心臓の手術を受けて17年たった。一番恐れていた人工透析にまで至らなかったのは、ベイスンのおかげだった。眼底検査でも異常は診断されていない。血糖値にも大きな変化はみられない。前回の糖尿病定期健診で主治医から「新しい薬が出たので使ってみませんか」、と提案をされた。薬について詳しい説明も受けた。薬の名前は、ジャディアンス。私は小心者である。その上変に義理堅い。ずっと服用してきたベイスンの服用を止めることに抵抗があった。妻とも相談してジャディアンスの服用を決めた。残っていたベイスン錠が23日で終わった。24日の朝からジャディアンスの服用を開始した。

②    ジャディアンスの服用を開始するにあたって主治医から薬の副作用について説明を受けた。ジャディアンスを服用すると尿の量と回数が多くなる。今年の誕生日で古希を迎える。私がこの歳になっても夜中にトイレへ行くことはない。心配になった。ジャディアンスを服用して、夜中に頻繁にトイレに行くようになったらどうしようと。まず試してみることだ。私はこの歳まで何とか生きてこられたのは、医学の進歩のおかげだと感謝している。心臓バイパス手術を受けられたのも、ベイスンなどの薬で糖尿病の進行を遅らせることができたのも、みな医学分野の日進月歩の研究のおかげである。24日ジャディアンスを服用した後から、排尿の回数と量を測ることにした。やはりジャディアンスの影響が即、数値で現れた。就寝前までに計9回。量は1914㏄。あきらかに普段の3倍を超えている。夜が心配だった。しかしいつもの通り夜中にトイレに起きることはなかった。日中多くの水分補給をしなければならないが、とにかくベイスンと同じように私の糖尿病をこれ以上悪化させないように新薬のジャディアンスにかけてみよう。期待したい。

③    頭痛持ちである。しかしロキソニンを服用すると頭痛が嘘のように消える。半日以上は頭痛から解放される。これほど服用してから効果を体験できる薬は、そうはない。感謝している。

 数日間真夏日が続いたので外出を控えていた。24日温度がそれほど上がらなかったので、買い物に行った。妻のジンが終わっていた。ちょっと最近ピッチが速いのでは。私の痴呆症対策で毎日解くパズルの中に「習慣でなにか服まないと不安」があった。まさに私はそう思っている。即答できなかったが、まわりの答えを埋めていくとヤクブツイゾンとなった。そう私たち夫婦は、夫ヤクブツイゾン、妻アルコール依存なのだ。いいじゃないか幸せなら。1本1150円のジン“ビーフイーター”2本を買い求めた。

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