団塊的“It's me”

喜寿老(きじゅろう77歳)の道草随筆 月・水・金の週と火・木の週交互に投稿。土日祭日休み

不整脈とメディカルチャック

2018年01月18日 | Weblog

①  チュニジア在住時のホルター心電図検査

②  心臓バイパス手術前のホルター心電図検査

③  古稀のホルター心電図検査

①   専門家らはトランプ氏について、発言にまとまりがない、ろれつが回らない、古くからの友人の顔が分からない、同じ内容の発言を繰り返す、細かい動作をする能力が下がった、読んだり聞いたり理解したりするのが困難、判断力や計画立案、問題解決、衝動抑制の能力が疑わしい、最近目に見えて語い力が低下したといった所見を挙げている。

 トランプ・アメリカ大統領は私より1歳年上の71歳である。にもかかわらず、世界最強国アメリカ合衆国の大統領を勤めている。専門家というのがどういう人たちなのかはわからない。マスコミは、どんな発言であれ、情報操作できそうなものは、実にうまく利用する。当然トランプ氏が大統領選挙に立候補した時点で厳しい健康検査を受けている。つい最近もトランプ大統領は、健康検査を受けた。結果はすこぶる健康であると発表された。するとマスコミは、上記のような年齢による認知症の所見があると騒ぎ始めた。しかし大統領のメンタル面での検査の公表は、法律で保護されている。今回の健康検査では、メンタル検査は実施されていない。

 トランプ・アメリカ大統領と私を比較してもしょうがない。それでも言わせてもらう。専門家が挙げた所見、それほとんど私に当てはまる。

 私が自分の心臓の異変に気付いたのは、チュニジアのチュニスに住んでいた時であった。近所の市場で買い物をして重い買い物かごを持って、家の玄関前の階段を上がると心臓が締め付けられるようになり、息が苦しくなった。夜帰宅した妻にそのことを言うと、次の日地元の病院へ連れていかれた。弁当箱のようなホルターという24時間の心電図を記録する箱を持たされ、胸の数か所に電極パッチを貼り付け、細い電線と箱とつないだ。結果は狭心症と診断された。チュニジア人医師はバイパス手術を自分の病院で受けるよう勧めた。妻は日本で再検査してからと言った。

②   私は一人で帰国した。長野日赤病院で再検査。ホルターを24時間つけた。チュニジアでつけたホルターと同じく大きくて、電極パッチはベトベトだった。結果はやはり狭心症。それもすぐにバイパス手術を受ける必要があるだった。

③   古希を迎えて初めての正月を迎えた。トランプ・アメリカ大統領の健康ぶりに嫉妬を感じていた。ある日、心臓の異変を感じた。不整脈の症状に一致した。加えて時々、スーッと後ろ髪を引かれるように意識が遠のくこともあった。めまいも時々おこる。16日病院へ行った。ホルターをつけて24時間の心電図を録ることになった。驚いた。以前とは別物である。(写真参照)小さい。軽い。接着面の不愉快さがない。現在も装着されているが、まったくそれを感じさせない。

  ホルターによる心電図の結果はまだ出ていないが、昨日の心臓超音波検査では、3つの症状が指摘された。気の小さい私は落ち込んだ。でも信じる。ホルターだってここまで進化している。日本の医学、科学、産業技術のさらなる発展に期待しよう。私は、トランプ・アメリカ大統領のような健康の天才ではないが、現代科学英知の力を借りて、せいぜいもう少し生かさせてもらう。

 


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