ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

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市田柿

2008-12-30 | Miscellaneous
掃除と片付けの手を休めてちょっと一服…。

お茶のお伴は先日、田舎から送ってくれた郷里の名産の“市田柿”です。
いまや全国的に有名になって、たかが柿にあらず、スーパーでも結構良いお値段です。
市田というのは長野県飯田市近郊の地域で、600年ほど前からこのあたりでは
作られていたそうです。

子供の頃、田舎に帰ると実家の庭にゴザを敷いて干し柿作りをしました。
昔は秋になるとどこの農家の庭先でもよく見られた光景です。
皮むき器の横向き釘に刺してハンドルをまわすと、くるくると皮が螺旋状にむけます。
T字型に残したヘタを荒縄にくぐらせて、じいちゃんが軒下に吊していきました。
現在はいくつかの行程を経て、丁寧にビニールハウスの中でひと月ほど乾燥させて出荷されます。

ところで干し柿には“あんぽ柿”と“ころ柿”があるって知っていました?
“あんぽ柿”というのは水分量が50%ほど残ったものを言います。
福島県の名産ですね。

で“ころ柿”は25%くらいまで乾燥が進んだもので、市田柿はころ柿になります。
表面の白い粉のようなものはブドウ糖の変化したものでカビではありませんよ。
黒い点みたいなものは柿の成分のタンニンが固まったものです。

自然の甘みが美味しいのでつい食べ過ぎてしまいますね。
でも消化にはあまり良くないので食べ過ぎにはご用心。





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