大学入試...........ジジイにとってはもう遙か忘却の彼方の出来事ですが、昨年11月に京都に行った時に書きそびれた出来事を今頃ですがチョロッと追加します。
2日間あちこちたっぷり歩いて友人と再会し、3日目も朝から歩き回って昼過ぎに午後の新幹線に間に合うよう早めに京都駅に戻りました。
どこかで昼食をと思ったけれど駅の構内は大混雑でお土産を選ぶ余裕もなく、そそくさと買い物をし面倒なのでセブンでサンドウィッチと缶ビール買って駅ビルの屋上展望台に上がりました。
ここのテラスはあまり知られていないのか穴場なのでベンチにもチラホラ3〜4人いるだけ。
日向ぼっこしながら食事してちょっと休憩しているうち日が陰って少し寒くなってきました。
電車の時間まであと1時間もあるしビルの中に入って外を眺めていると、1人で何かしゃべりながら学生風のお兄ちゃんが隣にやってきた。
〝ん?〟と思って横をむくと〝こんにちは!〟と言うので私もこんにちは〜と返すと〝ここで何やってんスか〜?(笑)〟というので、〝帰りの新幹線まで時間潰しているのヨ〝と答えた。
〝どこまで帰るんですか??〟
〝埼玉県だよ〝
〝ホえ〜〜〜!(笑)旅行ですか?〟
〝そうね、観光もだけど宇治の友達に会いに来たの〟
あなたは?と訊くと遠足です、と言う。
遠足?どこからと訊くと〝吹田っす〟と言うので〝大阪の吹田?
吹田からじゃ京都市なんてほぼご近所エリアでしょ(笑)と言ったんですが、どうも社会学習みたいな感じで数人のグループごとに好きな所を回っているらしい。
いまどきの10代という感じなので〝大学生?〟と尋ねたら〝高校生、3年っす〟と言うので、〝じゃあ来年受験で大変だねと。
〝受験じゃなくて専門学校、美容師の!〟と踊りながら両手でシザーとコームを使うポーズを見せるので思わず笑ってしまい〝美容師か、素晴らしい!〟と返しました。
さっきあっちの大階段の上で集まっていたのは友達でしょ?
他のみんなももう進路決めているのかな?と訊くと、何も決まらずチャラチャラしているのもいるとのこと。
〝手に職をつけて好きな道で食べて行きたいと言うので、もう将来の進路をはっきり決めて立派だねえ、私も好きなことを仕事に出来てこの歳まで続けてるよと手短に話しました。
今思えば何十年も続けてこられたのは好きな事だからこそ。
苦労しない人間はダメだとかよく言う人がいるけど(笑)そんなジジイの言うことは放っておいて、しないで良い苦労はする必要ないし、その努力を自分と他人の幸せのために使う方がいい。
好きなことなら苦労じゃなくて肥やしと思って〝自分の引き出しの中〟をいっぱいに出来るよう自分を信じて頑張ってね〟と全くもって柄にもない事を言ってしまいました(笑)
しばらく話したんですが見た目は軽そうだったけど、今の世の中政治も大人も腐っているけど自分の未来を明るく出来るのは自分しかいないしと言う彼にちょっと感動。
ちゃんと考えている若者は沢山いるし、大人や政治はどう応えていけるのか改めて考えてしまいました。
そンじゃまた!と戻っていく彼に〝ありがとね!〟と返しましたが、楽しかった3日間にふさわしい?締めくくりが出来ました。
それにしてもどう見ても自分のおじいちゃん世代の見知らぬオッサンに話しかけてくる10代なんて、あまりいませんよねえ。
少なくとも東京というかこっちじゃあり得ない、やっぱり関西の子は気さくですね〜♫
そんな訳でこのブログとは場違いな〝いい話〟ネタ(笑)でした。
ま、深〜い話をするブログではないので軽く流しておいてください。(^_^;)
いい話ですね。見知らぬ人から突然声をかけられるとつい不審者とみなしてしまう昨今。相手の見えないSNS上で罵り合う殺伐とした社会で、こういう昔は当たり前だったF2Fの何気ないコミュニケーションってやっぱりいいなあと思いました。
私も散歩途中に知らない人から「こんちわー」とか「おはようございます」の一言でも声をかけられると全然気分違いますもんね(もちろん挨拶を返しますです)。
昔、横浜のヨットハーバーを家族で歩いてたら、「乗ってみます?」ってヨットオーナーから声をかけられて、ちょこっとクルージングを楽しんだことがあります。確かに最近は変な犯罪も多いので警戒しちゃうのもわかるのですけど。特に女性や子どもだとね。
吹田(昔、3年ほど緑地公園ってとこに住んでいましたので懐かしい)のあんちゃんの人なつっこさは、美容師を目指しているということで天職なんじゃないかと思いました。
それにしても、そんな彼にフツーに対応するひろポンさんのコミュ力にも感服。きっと話かけたくなるような魅きつけられるオーラが出まくっていたんでしょうね。
吹田にも住んでいらっしゃったんですね。
そうですよね、今は子供の時から知らない人に声をかけられたら逃げなさいと言われる時代。
挨拶は〝先にしたもん勝ち〟と思ってる〝ウザイいオッサン〟の私からすると、同じマンションの住人でも無視して通り過ぎるジジイとかいますが全く信じられません(苦笑)。
カミサンにアンタは〝人当たりが良いから〟と言われるのでまあ自認はしてますが、この時はちょっと意外でしたが嬉しかったですね!
なんかいい話ですね。
将来をちゃんと見つめてそこに希望を持って進んでいる青年。
関西の子は気さくとはいえ、ひろポンさんに話しかけたのも、何か感じるものがあったのかもしれませんね。
そういえば吹田は昨日から娘が出張で行ってます。
娘も「仕事は楽しい」と言ってます。
好きなことを仕事に出来ているようで親としても嬉しいです。
若いときに目標を見つけるというのは出来そうで難しいですね。会社員でも自営業でも好きなことで食べていくのは簡単ではありません。
趣味を仕事にした私も気楽な商売と親からさえ思われてきました(苦笑)
何事もやった人にしか判らん事なんですけどね。
吹田と聞くとやっぱり吹田操車場と大阪麦酒(アサヒビール)と私の世代だと万博ですが、今はどんな街になってるんだろうなあ...........。
京都からの帰り道で、そんなことがあったんですね。
他の方のコメントも読ませていただき、うなづきながら「そうやねえ・・・・。」と共感しました。
些細に思えることかもしれませんがで、読んでいて心が暖かくなってくるような気がしました。
全くパターンは違うんですが、私が埼玉県に吉見百穴等を見に行った時に地理がほとんど分からないまま行動していて、いざ帰ろうと思って道を尋ねたおじいさんに、結局駅まで送ってもらったことがありました。
とっても嬉しかったです。
偶然にも、声をかけたそのおじいさんは宇治市の大久保に住んだことがある方でした。
気が良い方でしたが、いっしょにおられた連れの方と私を送る駅までの道のことで口げんかを始められました。
ハラハラしながら聞いていたことを覚えています。
駅まで送ってくださったその方は肺気腫で、数歩歩いては肩で大きな息をしながら数分間休憩するという感じでしたので、車まで歩くのが大変だったようです。
駅まで送っていただいてお礼を言った際に、「どうぞいつまでもお元気で」という言葉が自然に口から出ました。
もう12年も前のことですが、今でも鮮明に覚えています。
ただ情けないことに、その方の顔だけは今ではもうどうしても思い出せません。
レポは以下ですが、ひろポンさんんの地元埼玉県なので、何度も行かれたことがある場所だと思います。
初めて訪問した私にとっては、とても新鮮な感動を受けた旅行になりました。
埼玉県って素敵な場所だなとも、強く思えました。
その時のレポは、以下です。
http://gogodzilla.web.fc2.com/111121.html
いつか書いておこうと思いながら機会を逃していたネタでした。
何とGodzilla様が吉見に来ていたとは!
私のところから1時間はかかるし車で何度も通ったことはあるけど、恥ずかしながらまだ中に入ったことはありません。
レポ読ませていただきましたが大久保にいた方との出会いとは偶然とはいえ何か縁を感じますね。
カタチはどうであれリアルに人と接してコミュニケーションを取るということの大切さを、今のネットやSNSの時代には特に感じます。
送ってくれた方もきっと良い想い出になっていることと思いますね。