![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/62/8f90a35412dec4676f99fbcd2686da04.jpg)
窖窯(あながま)本体部分の最終部分。
本体から煙突へは水平煙道でつなげる。
この水平煙道の天井は平らに作る。
小生の場合、窯焚きの初期段階で『引き(窯の中に入る空気のスピード)』の調整を煙道でする為に、水平に作る。普通は 引き具合はダンパーーまたはエアダンパーで行う。
小生がする煙道での調整は、エアダンパーの調整に近い。引き以外の理由もあるのだけれど……。
本体アーチの納まりをつける為に 最終部分を丸く作るパターンが多いのも確か。
その辺りも窖窯(あながま)に対する考え方の違い。
小さい事のようで、結構大きいことのように思うのは小生の思い込みなのかも知れないが……。
追記:『エアダンパー』について ご教授いただきました。
空気を入れて、窯の引きを調整する装置はドラフト(draft )。
ダンパーは遮蔽板を使っての引きを調整する装置のことなので、エアーダンパーという言い方は、焼物屋的表現となります。
ご教示有難う御座いました。
リンクを辿ってここを見つけたのですが、
曾祖父が九谷焼の絵付け師だったこともあって焼物に親しみがあり
興味深く読ませていただきました。
九谷焼は完全な分業制ですので
曾祖父も皿に絵を付けるだけの人だったようなので
僕もあまり「窯」には触れた事がないのですが
そんな窯の制作過程も詳しく書かれていて大変面白いです!
今後も読ませていただくと思いますので
宜しくお願いいたしますm(_ _)m
気楽に書いておりますので、
どうぞお気軽にご覧下さい。 (*^o^*)/~~