備前焼 やきもん屋 

備前焼・陶芸家の渡邊琢磨(わたなべ たくま)です。窖窯(あながま)、陶芸、料理……、やきもん屋的発想のつれづれです。

第5回ふるさとあっ晴れ認定委員会

2016-06-22 22:33:32 | Weblog


さてさて過日の事。

JR西日本岡山支社様とのお仕事『第5回ふるさとあっ晴れ認定委員会』がありました。
今回の対象エリアは、津山市・鏡野町・美咲町・吉備中央町・久米南町でした。
会場は『津山まなびの鉄道館』で、移動は岡山から観光列車『みまさかノスタルジー』でした。
これが楽しみで、レトロ感に合わせて着物と麦藁帽子で行ってしまった。( ← ワクワクし過ぎ)

懐かしいカラーリングの車両。車内はカメラをぶら提げた血中鉄分が高そうな老若男女の方々が。

車内は昔風の再現をしているとはいえ、まぁ、現役のローカル線と雰囲気は近いか。
瓶の栓抜きが設置されていて、お約束どおり瓶コーラの栓を抜いて乾杯! 

そして会場へ。

審査席からの風景。


プレゼンは、滞りなく進み、観光地『えぇとこ』、特産品『えぇもん』、そして、いよいよ食の『うめぇもん』のプレゼンへ。
この時点で「腹減り~~」でしたから審査には抜群のコンディションです。

まずは、ドリンクの乾杯~~! 審査から。

中山間エリアらしくジビエやチーズなどが登場。地域性が反映されていますねぇ。

特にジビエを安定した商品にする苦労が偲ばれました。強めのスモーク、缶詰で熟成、色々混ぜてウインナーなど工夫を感じました。


審査集計中には、会場の『津山まなびの鉄道館』を館長さんにご案内して頂きました。

展示のメインは扇形車庫と転車台。

転車台は、小生の実家方面(鷹取駅)にもあって「子供の頃は通りかかるたびに眺めていたなぁ」と思い出す。これって確か能舞台と関係なかったっけ?(あやふや)

各車両が扇形の車庫に納まっています。13台は圧巻。
『DE501』というディーゼル機関車がマニア垂涎らしい。馬力が最大級ながら、電化の過渡期でもあり活躍出来なかった不運な車両。

「偉い人にはそれが判らんのですよ」との声が。( ← 聞こえない)

デゴイチ(D51)は2番目に作られた車両を大阪から移送したとか。


う~~ん、すべて、現地での耳学問なので「らしい」しか言えないのが辛い。

個人的には『部品萌え』なので、細かなところへ目が行く。

蒸気機関車の警笛のみを取り出して展示してあった。当時の半分の音量で定時(12:00・15:00)に鳴らされている。
開館当初は騒音として苦情もあったが、今や定刻の合図として市民生活に受け入れられているとか。となると正確に鳴らす義務が発生ですなぁ。

転車台そのものよりも、それを操縦する運転席がカワイイ。

めっちゃシンプル!! 色の素っ気無さも良いねぇ。

重量感ある車両の隅っこには、小さい車両も。

保守車両なんだろうけど、人に近いメカという気がする。ブラックボックス感の無い見たまんま。

鉄分の少ない小生でこれだけ楽しめるのですから、『鉄』な方は是非。

……と、楽しみも多くありましたが、その後、審査もきちんとして決定しました。


『あっ晴れ認定』は全部で17件。( うち『あっ晴れ大賞』は7件=☆印 )


◆えぇとこ
 ・津山城(鶴山公園)
 ☆ 津山まなびの鉄道館 
 ☆ 奥津温泉・奥津渓
 ・柵原ふれあい鉱山公園

◆えぇもん
 ☆横野和紙(上田手漉和紙工場)
 ・作州絣(津山民芸館)

◆うめぇもん
 ・作州津山ビール 宇宙ラベルシリーズ(合資会社多胡酒造場)
 ・五十鈴 さくら雪(株式会社牧野酒造本店)
 ・スモークドビーフ(坂手牧場)
 ・ジビエ缶詰”ののもん”(合資会社鏡野やま弁クラブののもん)
 ☆奥津とうがらし(NPO法人てっちりこ)
 ☆農家自家製チーズ(吉田牧場)
 ・猪鹿スモークソーセージ〈山のめぐみシリーズ/加茂川有害獣利用促進協議会)
 ☆久米南のゆず(久米南ユズ部会)
 ☆津山ロール(津山ロール製造菓子店)
 ・青苺〈ブルーベリー〉大福(吉備高原栄屋)
 ・玄米コーヒー(イージー株式会社)


という事で、5回目も無事終了しました。
認定品は8月以降、JR岡山駅新幹線改札内の店舗『ふるさとキューブ』で販売されます。(入場料が必要ですが、1000円以上のお買い上げでキャッシュバックされます)


さて、次回は秋。
いよいよ備前、瀬戸内エリアです。楽しみも不安も色々。


最後に……、多くの方にお世話になりました。有難う御座居ました。m(_ _)m











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最近の動静

2016-06-21 22:53:11 | Weblog


《 TOP写真と本文は関係ありません 》

なんだか怒涛の日々。回遊魚か? 止まったら死ぬのか? 
自転車操業的な日々は確かなので、止まったらコケるのは必定。いや、走っていても道から外れそうだけど。


倉敷の個展の後って、何があったっけ? 記憶が遠く朧げに……。う~~む。┐(-。ー;)┌

確か、グループ展の搬入がチラホラあって3ヵ所同時開催みたいになったタイミングもあったっけ。その都度、ラジオ、新聞、テレビでも取り上げて頂きました。感謝。


てんやわんやの幕開けは、『美食電車』だったかな。

打ち合わせた段取りとは違う事が多々発生。

まぁ、それも面白かったし、よくある事。『無常なる日常』ですな。( ← テキトー)

『備前焼ミーツグルメ』もあったねぇ。

昨年と同じく美味しいお店と組めたのが何より。知り合いも行ってくれてた。『柚子胡椒風味の若鶏の唐揚げ』がオススメですが、これは自分でも作ってみよう。

大きなイベントとしては、『ひがしやま備前焼市』があったねぇ。

広報に危機感があって、1週間前から俄かにSNSからガシガシと。PCのキーボードの叩き過ぎで腱鞘炎になるかと思ったわ。
管理人が小生であることが数人にはバレてた。作文の癖ってのがあるからなぁ。オハズカシイ。


イベント当日は、完全に目が回ってました。


先着100名様に器ごと差し上げる『ミニミニ備前焼ドン!』のスタンバイ風景が壮観でした。運営側の風景。
朝から長蛇の列には感謝です。仕込みを考えた人、作った人にも感謝。

リヤ茶も。

備前の歴代人間国宝そろい踏みの茶碗が圧巻。もっと広報出来ていればなぁ……と、やきもん屋らしからぬ感想あり。


うどんツアーもあったなぁ。( ← グループ展ね)


建築探訪もあったなぁ。( ← グループ展ね)


『世界啤酒杯2016』は行きたかった。

会期が諸般の案件と被ってて一日も行けなかった。無念じゃ。


申し訳なくも作品だけの参加で。


それから、窯焚きお手伝いウィークの始まり。


岡山駅新幹線改札内の『えぇもんミュージアム』の入れ替えもして。

今回のテーマは『花入』。予定より1点多くて展示に苦労した。その為の皺寄せがあって該当者には誠にスマヌ思い。

DM製作はやり直し発生。モニターと印刷の明度のギャップを把握出来ていなかった。これだから素人は……。

窯焚き明けの昼間に睡魔と闘いながら……「スキルアップした」……というか、簡単な方法に気付いた。上達するには時間が掛かりますなぁ。

横焚きは暑くもなく寒くもなく。

これから夏はたいへんだよねぇ。( ← 夏にチビ窯焚く件は忘れたフリ)


そして昨日は、鉄分の高め。

観光列車『みまさかノスタルジー』に乗って、遠足……ではなくてお仕事。


最後の記念撮影。これに関しては別途報告するとして……。


で、アレコレ残ってるけれど、さておき、週末は江戸勤務。その準備でバタバタ。(-_-;)






_____________________

タイトル : 備前 渡邊琢磨 作陶展

期 間  : 2016年 6月24日(金)~29日(水) 11:00~19:00 木曜休廊

会 場  : ギャラリー夢幻庵 銀座店 

     東京都中央区銀座5-6-10 銀座ミヤコビル2F
     TEL/FAX(03)3289-8585・(050)3628-7467

      MAP 地下鉄銀座駅A1出口
_____________________


●在廊日は、24(金)、25(土)、26(日)です。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


ご高覧頂けると幸いです。m(_ _)m


ふ~~~っ、上京までに片付ける案件がまだまだ。

イケイケ、ドンドンな日々は続く。











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個展 @銀座

2016-06-21 12:26:03 | 展覧会・ご案内


展覧会のご案内です。
_____________________

タイトル : 備前 渡邊琢磨 作陶展

期 間  : 2016年 6月24日(金)~29日(水) 11:00~19:00 木曜休廊

会 場  : ギャラリー夢幻庵 銀座店 

     東京都中央区銀座5-6-10 銀座ミヤコビル2F
     TEL/FAX(03)3289-8585・(050)3628-7467

      MAP 地下鉄銀座駅A1出口
_____________________

いつも告知が「開催中……」とか後手後手が多いのですが、なんと会期前に告知とは素晴らしい!( ← 普通)
まっ、荷物はギリギリ発送だったけどね。(´・_・`)


●在廊日は、24(金)、25(土)、26(日)です。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

在廊の段取りは数ヶ月前に手配済み。朝ご飯は築地で。( ← こういうのは気が回る)


なんとうっかり5年ぶりの銀座。グループ展では年に数度出していますが……。
折角なので、自分のラインナップの新旧対比として、定番『帯のシリーズ』とスチパン『ミライノカセキ』を出します。
あと……夏向けにカップ類も充実!( ← 出し過ぎ?)

ご高覧頂けると幸いです。m(_ _)m


以上、業務連絡でした。 (`・ω・´)ゞ







































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人工土地 @坂出市 (その4)

2016-06-02 09:06:39 | 路上観察


さぁ、皆様お待ちかねっ! 
いよいよ『人工土地』シリーズも最終回です。

件のアーケードに入ってみた。やはりシャッター街である。昼から営業しているのは高齢者向けのカラオケ店ばかり。
ファザードはアーチだったけれど見上げる天井は平らであった。配管設備があるのかな?

部分的に開いた穴がある。

明かり取りになっていた。

そういえばパティオに突起物が並んでたっけ。「あれか!」と合点。深い筒状からして晴天ならスポットライト的効果が出るのだろう。これは次回の楽しみにしておこう。

アーケードの裏は駐車場。

暗い。というか、思ってたより柱が少ないなぁ。

車と人を繋ぐ通路が実に素っ気無い。

やっつけ感すらある。後付け設備の目隠しなのかな。それでもアーチを作ってあるのはコダワリなのだろう。

しかし、柱はカッコイイぞ。

もう、コンクリートのアール・デコだわ。角に入った鎬(しのぎ)の仕上げには職人スピリッツを感じる。

随所に見られる鉄錆は年月を物語りつつ、鉄とコンクリートの存在感を増している。

中の鉄筋が露出している部分もあるが、う~~ん、大丈夫なのかな? これって。

レンガも使われていた。

やきもん屋的には安心感と好印象。

ホール上の階段は、一直線に空に向かう。

『いつも離陸の角度で』……だな。 ( ← 言いたいだけ)

一方で自転車やバイク用にはスロープ。

建物同士の繋ぎ方の変則性によって縦方向に効果的な変化を生み出している。これがラビリンス効果かッ!! ( ← テキトー)

階段の隙間は、改修工事のしやすさと明り取りを兼ねているのかも知れない。

この角にもデザインのコダワリを感じる。


全体を場として纏めているのは、カラーリングの要素が大きい。

タイルを基調として塗装色が選ばれているのが判る。という事は、建築当初からのカラー計画なのだろう。建築家の美意識の表れですなぁ。時を経て建築家とちょっと通じた瞬間。こういうのが判ると建築って楽しい。


全体的に土の部分が少ないので雑草自体も見かけない。

唯一、雨水と土ぼこりを糧として頑張る多肉植物には声援を送りたい。
ちなみに『雑草と言う名前の植物は無い。あるのは人の無知である』って言い回しはよくあるけれど、これは……モリムラマンネングサ。まぁ、一般にセダムって呼ばれてるやつ。ウチにも生えてる。
頑張れ。


と、まぁ、コマゴマとした部分にも注目してみました。

で、最後に気になったもの。

このクスノキの樹齢は人工大地と比例しているのだろうか。



さてさて、次回は晴天の時にお邪魔したいものです。


ではでは、次の報告をお楽しみに~~~。 ( ← いったい何人が興味があったのか……。まぁ、いいや)

































































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人工土地 @坂出市 (その3)

2016-06-01 20:37:53 | 路上観察


細い階段を上がる。

天空のラピリンズは市営住宅だった。現在も住民がいらっしゃるので見学には配慮が必要ですな。


図によると区画は合理性よりも緩やかな繋がりを意識した配置を感じる。単純な整列ではなく、あえて曲がったり遮られたりしながら次々と風景が変わる仕掛けである。適度に視線を遮りつつ人と出会う街。いいなぁ。

コンクリートの重量感とソリッド感が堪らん。今のビル建築なら表面にタイルを化粧貼りするのだろうが、コンクリートにペンキである。実に潔い。

入り組んだ直線の構成は大好物である。

間のとり方や庇もクール。


そして、いきなり現れる家庭菜園。

上層で土を見ることを想定していなかったので軽い違和感ながら安堵感も得る。ここは生活の場と再認識。

敷地の端に、ステキなテラスハウスが見えてきた。全戸南向きの優良物件だなぁ。空に伸びていく階段。

場所的に、市民ホールの上になる。


おぉぅ、勾配がまさにホールの天井なのだろう。
コンクリート打ちっ放しに映えるお社と自動販売機の赤。なんだかクールなCMが撮れる気がするな。まったく予定は無いけど。( ←誰の、何の?)

頂上まで一気に続く直線の階段が街の印象をすっきりさせている。

バルコニーとかどうなってるのだろうか? 
階段を上ればすぐに判るけれど、雨が強くなってきたので、その見学は次回の楽しみにしておこう。

植栽のある広場側から見るとホール側面がよく判る。

補色関係が嫌味にならないカラーリングも好ましい。ややファンシー趣味だけど。

南西に向かうと、急に広場が現れた。

ちょっとしたイベントには充分なスペース。かつてはここで夕涼みや盆踊りぐらいは出来たかもしれない。雨の為、讃岐富士が見えるのかは不明。
しかし、このコンクリートに降る夏の夕立を想像すると……。立ち上がる熱気と匂いが……昭和だわ。

集会所も。

ココハ、ニホンデスカ? 「ヨーロッパの街角」と言われても違和感がない。そうか、電線がないからだ!

住人の人数に事足りる自転車置き場が好ましい。

ん? ここは最上階だぞ? なんと玄関先まで自転車で来れるのかっ! オシャレ。

アーケードの上は一直線な通路になっていた。


しかし、見る向きを変えるとパティオがあり、植栽に生活感を感じる。

大事にしているであろうバラなどが香気を漂わせている。

ドアなどがカスタマイズされた物件も見かけた。

2階にもテナントがあったのかな。


しかし、空き部屋もそれなりに目立つ。

蔓の伸び具合から、随分と放置されているのかも知れない。

おまけに、老朽化も否めない。


しかし、錆止めすらデザインに見えるのは『場の力』だな。


空き部屋事情を調べてみると、1戸あたりの床面積の狭さと風呂がない事にあるらしい。戦後は銭湯で間に合ったのだろうが。
近年は2戸をぶち抜いて床面積を広げ、キッチン・風呂・トイレなどを備えているらしい。
また、エレベーターがないので高齢者は大変。特にあの一直線な階段は想像に容易い。

現代の住居としてはマイナス面もあるけれど、仕事やクリエイトの場としてはかなり可能性を感じる。
「仮に、ここを再開発するなら……」と思って見ると魅力が一杯だ。

アートや工芸などのアトリエとギャラリー。
ビジネスのSOHO基地。
ブランドのテナント発信の集合場所。
グルメ街も良いか。
茶室もありだなぁ。
上層ならライブも可。
コンサートならすぐ下にホールもあるし。
パンクールの大会も出来そう。

エレベーターがなくても一応のバリアフリーは達成しているので、搬入もまぁまぁ大丈夫そう。
インキュベーションする場としては、適度なクローズ感と人との交流が生まれて楽しそうだ。

これが、人口の多い都会であったら簡単にデベロッパーが付くだろう。
しかし、このローカルだからこそ活かせる使い道はある筈。坂出市役所のセンスと力量が試されるでしょうねぇ。このまま廃墟化して壊すのは勿体無い。


う~~む、自分の仕事が場に縛られないものだったら……。
いやいや、今はオノボリサン目線なので、実際に住んでみないと判らない事も多いのだろう。


さて、次回は~~~~。物件のコマゴマした部分を見ていきましょう。

ではでは。(*^o^*)/





















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人工土地 @坂出市 (その2)

2016-05-31 12:26:56 | 路上観察


さぁ、『人工土地』の上層への入り口を探そう。
路面レベル(1F)はテナントや市民ホールが入っている。土地の中央を貫く形でアーケードも見えるが……、

「暗い……」

昼なお暗く、人通りにない空間へは女子は入れないだろうな。

市民会館まで戻ると、細い階段が見えた。

傘の幅もない細さ。この不便さこそが建築とのフィジカルな対話である。
細さと急勾配。

ムムム。カッコイイぞ! \( ゜∀゜ )/ 

 
側壁は、カワイイ。いや、カワイイというか懐かしいな。

70年代の公園テイストである。コンクリートのレリーフと安っぽいペンキが懐かしさを呼び起こす。生活感を感じさせる脈絡のないモチーフ。
勝手な想像であるけれど「行政側から親和性の提案がなされたに違いない。建築家が妥協した部分かもね」と偏見込みで一瞥する。
おっと悪口はいけないな。

ウン、カワイイ、カワイイ、はいはい……。 (´・_・`)


コンクリート路盤の切れ目を見つけた。


建物の色もあえての異なり具合。


仰角な方向に住宅が見える。

曇天にライトブルーのグラデーション、剥き出しのコンクリートとの色のコントラスト。
殊更に路盤に乗っている事を意識させる。


さぁ、ラピリンズか、ダンジョンか……扉は開かれた。 ( ← いや、もともと開いてるし)


次回に続く。( 盛り上がって参りました!! ……よねぇ? )






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人工土地 @坂出市 (その1)

2016-05-30 12:29:07 | 路上観察


坂出市の『かまどホール』での若手備前焼作家12人による『備前焼作陶展』は昨日終了致しました。
下北沢の『織部下北沢店』でのビールが二味ちがうビアカップ『世界啤酒杯2016』は昨日終了致しました。

共にご高覧、お買い上げ有難う御座いました。
新しい出会いや新しい気付きを得る事が出来、今後とも益々精進する所存で御座います。

さて、坂出市の方は会期中、数回足を運びました。
行くたびに新しい出会い(うどん店)や新しい気付き(うどんメニュー)を得る事が出来、今後とも益々(うどん店開拓に)精進する所存で御座います。


さて、坂出市でありますが、以前から行きたかった場所があります。
内容は街に出た時の案件ですので、路上観察ですが今回はデカイです。

それは『人工土地』です。

建築や路上観察にご興味ない方からは「?」で御座いましょう。実際に、ご当地の讃岐ガールにお伺いすると「知らない」とのお答えでした。さもありなん。


行ったのは昨日。雨ではありましたが、展覧会最終日でもあり強引に挙行しました。
場所は駅の北側すぐ。行きつけのうどん屋さんの蕎麦、側です。うどんを頂いた後に散歩がてら、ゆるりと赴き……いや、小雨だったので駆け足~~~。


石碑を発見。墨痕?鮮やかな『人工土地』の文字。間違いなくこの場所。ワクワクしますね。

「あぁ、やっと、来れた」ので感慨深く。ただ、雨は避けたい。

市民ホールがあります。

昔、バイトの関係で全国の多くの市民会館やホールは行っていますが、たぶん未訪問だと思います。

こじんまりした市民ホールです。



さて、『人工土地』の石碑を見つけたので、そこを起点に周辺散策。

よくある形式。1階部分がテナントで上が住居のコンクリート建築ですね。


歩道も商業施設的な香り。諸般の都合で掃除まで手が回らないのか寂寥感さえ漂っています。


南側の街路樹は背が高く、2階の木漏れ日は気持ち良さそう。


さぁ、現代の視点からするとどこでもある風景です。

これが『人工土地』と言われる所以は、ひとつの複合施設ではなくてコンクリートで人工の巨大な路盤が作られ、その上に住宅が乗っている事にあります。人工路盤の下(1階)に市民ホール、駐車場、テナントがある構造です。

いやぁ、ワクワクしますねっ!( ← 2回目)

といっても、まだまだピンと来ない方も多いかと。そりゃそうでしょう。見た目、よくある雰囲気ですから。


しかし、「これは我が国の最初で最後の実験的空間」といえば、ちょっと「おぉ~~!」となる? (ならない? まぁ、最後でもないんだけど)


では、経緯を。

戦後の復興期に駅周辺の再開発が全国で言われるようになりました。古い民家や狭い道を再開発する必要に迫られた時期です。
しかし、既得権益としてある個人の土地の買収は難しく、「じゃぁ、地面そのものじゃなくて空中に土地をつくれば良いじゃん」という発想が出てきました。
つまり、「未来都市の在り方として、地上は交通機関が通り、人は空中に住み、空中を交通事故もなく安全に歩き、ゆったり交歓するスペースが空中に確保される街を作ろう」という趣旨です。
そして、「建物は必要に応じて建て替えられるように、人工の土地と一体化せずにセパレートして乗せておこう」と考えられました。

(皆様、退屈してません?)

これは『メタボリズム』という1960~70年代におきた建築ムーブメントです。(メタボは新陳代謝の意)
建築や都市を生物(細胞・セル)になぞらえ、変化しない骨格と更新可能な部分に分けて構築するという考え方です。
日本では、黒川紀章氏の『中銀カプセルタワービル(1972)』が有名どころ。各部屋がユニット構成で取替え可能という建築です。

そして、この場所こそが、西日本で唯一建設され現存している『人工土地』であり、メタボリズムの象徴的存在なのです。


後年、人工土地の考え方は一体型のタワービルに取って代わられ無くなります。日本では耐震などを考えるとさもありなん、です。
なので、よくある風景と同一視しがちですが『人口土地』とは、かくも独特なものなのです。


さぁ、俄然、興味深くなりましたよね? (同意、期待してます)


いやはや、素晴らしいです。
いやぁ、ワクワクしますねっ! ( ← 3回目)


それにしても、なかなか伺えず4年目にして初訪問。

期待感一杯で入り口を探しました。



さあ、続きは次回へ~~~。(ワクワクしますが焦らないで。「まだ慌てる時間じゃない」って)





































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グループ展@坂出 (と……うどん)

2016-05-25 20:38:12 | 展覧会・ご案内


只今、開催中のグループ展。Facebookで告知して……ブログでは……( ̄□ ̄;)!! ハッ
え~~と、展覧会のご案内ですぅ~~。(←すっとぼけ)

今週末、日曜日までとなっております。 m(_ _)m

___________

タイトル:若手備前焼作家12人による備前焼作陶展

会期:5月1日~29日

会場:かまどホール

    〒762-0032 香川県坂出市駒止町1丁目3728−17
    TEL 0877-46-2178
___________

最終日には朝からお伺いしております。m(_ _)m


誠に申し訳御座いませんが『The king of summer』こと蚊取りブタは既に旅立っております。

え~~、新茶の季節という事で、期間限定のお菓子も御座います。

こちらも併せてご利用下さい。


さてっ! (←何が?)


讃岐と言えば……『うどん』ですね。毎年これが楽しみで御座います。(←キッパリ!)


今回は、特にご案内して頂きました。行く度に遠目に長蛇の列を見ていたお店です。やったぁ~~~。

店の隅で頂く製麺所スタイル。出汁と薬味は各テーブルに置いてある。
伺えば「ご近所さんが勝手に始めた」との事。ご近所さん、グッジョ~~ブ!!



お店のオーナー夫人による解説付きで『讃岐うどんフルコース』の始まりです。
今回は特別にポーションをミニで多種頂きます。作りたてを解説付きで頂くという何気に贅沢な状況であります。


まずは、オススメの『ぬる』から。(気持ちがはやって自分の分を頂いてしまったので隣席の写真)

茹で立てを冷水に落としてすぐに引き上たもの。鱧の落としならぬ『うどんの落とし』である。
ネーミングはアツとヒヤの間なので、ヌルとの事。
ツルツルとしつつ、噛むとほんのり温かさと共に小麦の香りが立つ。食欲が刺激され、実に前菜に似つかわしい。流石、オススメの事だけあります。次へと大いに期待が膨らむ一品でした。

次は『釜玉』。

熱い麺に生玉子を溶いた『和製カルボナーラ』。アツアツを混ぜると麺の余熱で、玉子に半熟部分が出来て食感にグラデーションが生まれる。麺の塩分を見極めながら、ギリギリ量の出汁醤油を掛ける。
塩分だけでなく甘味が加わる事で一気に馥郁とした味の幅が生まれる。素晴らしい出会いだなぁ~~~と得心。
考えた人は天才!! または、水不足の土地柄ゆえに必要に迫られたのかも知れないけれど。
麺と玉子のバランスの個人的嗜好では一玉以上ある方が好きかな。今回はカルボナーラというよりスキヤキのそれだ。これもまた発見である。

次は『ヒヤ』。

冷水でキッチリ締めた麺。もはや、うどんの刺身である。薬味はショウガとネギ。薄く醤油を纏わせるとビジュアルも美しい。
噛むとピンッ!と口中で跳ね、皮一枚ギリギリ残る抵抗感が心地よい。芯ではなくあくまでも外側にある歯応え。先ほどの釜玉の甘い余韻から醤油がキリッと立つコントラストが心憎いなぁ。

最後は『かけ』。

テーブルのポットからセルフで出汁を注ぐ。イリコの香りが濃厚。大人にならないとイリコの良さってワカランだろうねぇ。
丼の上でネギの束をハサミで切る。「香りの相乗効果だなぁ~~」としみじみ。これぞ安心感。メニューの最後として優しさを感じました。


全4種が製麺所メニューのランナップ。

ここからはリクエストタイムである。
本来なら「もう一巡したい」くらい。しかし、お腹具合と相談して『かけ』をチョイスした。テーブル上の『お揚げさんの炊いたん』が気になったし。

キツネは鉄板の組み合わせである。安定感ある一品。
吸い口より濃い目に炊かれたアゲに浸透するイリコ出汁の境目を探るようにして齧る。ひと噛みごとに口中で味と香りが踊る。これぞ日本人の感性だよなぁ。素晴らしい。

大満足でお店を出ました。長蛇の列から発せられる視線が痛いので、そちらは見ないようにして……。


ところで、この日は10:30~お店に参りましたが、これって朝ご飯? 昼ご飯?
いやはや、ステキな讃岐ブランチで御座いました。
( ※ 通常はこのようなメニューはありません。あしからず)

……てな事も御座いました。


皆様、是非、讃岐は坂出でのグループ展をご高覧頂けると幸いです。

よろしゅう。m(_ _)m




さぁ、最終日は何処に行こうか……。( ← 何か間違っている気がしますが、お気になさらずに)
















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【終了】 第2回 ひがしやま備前焼市

2016-05-23 23:39:03 | 展覧会・ご案内


5/21(土)、22(日)に岡山市内の東山公園で『第2回 ひがしやま備前焼市』が開催されました。

多くのご来場を頂き感謝、感謝で御座います。


第2回となる今回も岡山を代表するグループ会社の多大なる『人財』バックアップによって成り立っています。
しかし、昨年のスタート時から「近い将来に陶芸家主催のイベントとして引き継いでいく」という目標があります。今回は、準備、運営を含めて個人の意識やスキルを再確認できた場面も多くありました。

小生は人見知りする性格なので、なかなか気の利いた事が言えなかったり、常識を疑う性格からコミュ障でもあって忸怩たる思いも多々あり。
それでもご来場頂いた方々の楽しそうな様子に少し安堵もしました。


担当イベントとしては、リヤカー茶室によるお呈茶をしました。


今回は、事前に広報が出来ませんでしたが『歴代人間国宝尽くしの茶碗』を揃えてのプレミアム茶会もあり。。
我らがリヤカー茶室の茶碗棚に、ぎっしりと揃い踏み。ザックリと「高級外車買えます」という市場価格の為、警備員さんに常駐していただきました。


ウチのテントはこんな感じ。

相変わらずの唐草模様。

定番のガーリックポットは、まだ初見の方も多くいらっしゃいました。

……という事は、普及活動しないと~~。世のオイシイ食卓の為に頑張らねばなっ!

『ひいらぎいわし』は、もはや『ひいらぎいわしプロジェクト』として「一家に一本、ひいらぎいわし!」が合言葉。

テントに多数ぶら下げていると、中からは『青空に向かうイワシの構図』となっていて、シュール感があって良い感じでした。
「細いテグスを使って、空中に浮いているようにぶら下げるともっと面白いだろうなぁ」と想像してみたり。


また、先着順で配布する『ミニミニ備前焼ドン!』は出展作家のぐい呑を使用。お客様は、ぐい呑をお持ち帰り出来ます。

拙作は青備前もありました。喜んで頂けたかしら?


最後には、役得(?)として、金重陶陽先生の茶碗で一服。


ラスト1週間は怒涛の追い込みでありましたが、本当に多くの方に支えて頂きました。


来年は、再来年を見据えつつ実行していきます。


皆様、次回の『ひがしやま備前焼市』をお楽しみに!


ではでは、有難う御座居ました。(*^o^*)/






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美食電車のお手伝いへ

2016-05-17 20:50:18 | Weblog


昨年、豊橋の路面電車である豊橋電鉄さんでイベントがあり、その折に休憩で車庫に入りました。
その時の印象が強くて、この度、岡山電気軌道さんの車庫に行くチャンスが来た時は、内心「ヨッシャ~~」という感じでした。

え~~と、鉄っちゃんではなくて『金属の塊萌え』または『大きい部品萌え』であります。
まぁ、基本的に『工場萌え』なので、その伝です。

当日はイベント電車『備前焼 美食電車』のお手伝いであった訳ですが、隙を見ては「ここぞ!」と見学に勤しみました。


線路の切れ端。

くぅぅ~~、経年変化を感じるなぁ。良いです。

何の部品か不明ながら、この集合具合がカワイイ。(オタは何でも「カワイイ」と表現する。知らんけど)

錆びのコントラストが見所。こういうグリッド感は大好物です。
中銀カプセルタワービルを感じた人とは多分仲良くできます。

線路の分岐なのでしょう。

「是非、家に置きたい逸品ですね」と内なる声がする。
持って帰る方法を考えつつ眺めるが、当然、頂けるものではない。くぅぅ。

侮りがたしな枕木も。

「ほほぅ、路面電車も枕木があるんだ」と。小口に打ち込まれた金属は割れ止めなのでしょう。楕円具合がニクイねぇ。

でも基本は、やはり線路ですな。

ソリッドかつシャープなものが朽ちていく過程に痺れます。これぞ侘び寂び……いや錆び。


お仕事があったので敷地の奥には行きませんでしたが、チャンスがあれば是非ものであります。

え~~、再度申し上げますが、鉄っちゃんでは御座いませんよ。


で、本来のお仕事は……。


『備前焼 美食電車』でした。

路面電車で備前エリアの酒肴を備前焼の器で愉しむ……呑み放題イベント。
お土産には備前焼ジョッキ、備前焼の陶製硬券切符がつきます。

勿論、お仕事は呑む方ではなくて、備前焼アレコレのトークです。
「既に反省も多し」な気もしますが、車内の盛り上がりは良かったので今のところは良しと致しましょう。
様子が判ったので次回は大丈夫、たぶん。あっ、次回は添乗しないかも……だけど。


さてさて、本命のイベントは、今週末の21日(土)、22日(日)の『ひがしやま備前焼市』です。

詳細はコチラ。『ひがしやま備前焼市


ではでは、会場で!  よろしくです! (*^o^*)/




















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