備前焼 やきもん屋 

備前焼・陶芸家の渡邊琢磨(わたなべたくま)です。陶芸、料理、音楽、路上観察……やきもん屋的発想のつれづれです。

【会期終了】 雨の合間に収穫作業

2016-09-26 10:54:07 | 料理・食材


昨日、グループ展@倉敷『けらもす7.0 ~千の酒呑~ 』終了致しました。
多くの方々のご来場に感謝で御座います。

「会期中は本当に雨が多かった」という印象。そして、今日の引き篭もり日もまた雨。

雨が止んだ隙に、少しづつ懸案のシソの実収穫を実行する。
穂の元を影絵のキツネのような手つきで摘んで、そのまま穂先迄しごく。苦もなく指先に実が集まる。同時に良い香りが漂う。
和のハーブですなぁ。


ほどなく小さなザルが一杯に。

ゴミを取り、汚れを洗って、水を切ったら醤油へ漬ける。2,3日経てばOKかな。
醤油にも香りが移って、なかなか好ましい一石二鳥な仕込みである。
シソの実とシソ醤油の両方を使って『玉子かけご飯』なんざ、「シンプルで、しみじみ旨し」であるよ。いやぁ、楽しみ。


シソの実の収穫ついでに、玄関先の放置バジルを見ると葉が枯れ始めている。


「むむむ、これはイカン」
すぐさま綺麗な葉を選びつつ爪で葉を切るように集める。
指先にバジルの香りが移る。「まぁっ、オシャレ!」という事もないけれど。キライじゃないな。

しかし、バジルソースを作るには量が少な過ぎたので、乾燥バジルの粉を作ることにする。

ザルのまま完全に乾燥させたら擂鉢で粉末に。こうしておけば一年中パスタなどに使えて便利である。
それに、買うと何故か高いので、使う度に、ちょっとしたお得感を感じる小さな幸せが今後付いてくる。


いやぁ、こういう逃げないやつの収穫と加工って、良いよねぇ。

(窯の横の藪に居ついているウリ坊3匹を、アヤシイ目つきで見る小生)


それにしても、雨はもういいよ。






























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【新聞掲載】 グループ展『千の酒呑』 開催中

2016-09-23 16:58:01 | 展覧会・ご案内


本日付けの読売新聞さんに、開催中のグループ展について掲載して頂きました。
有難う御座居ます。


(クリックで拡大)

秋の夜長の一献。お気に入りの酒盃をお供に。
是非、ご高覧下さい。


_____________________

◆◇◆ けらもす7.0 千の酒呑 ◆◇◆

会期 : ~ 25日 17:00迄
会場 : 加計美術館(倉敷美観地区)

●入場無料
●25日最終日は在廊しております
_____________________


さて、まだ会期中ですがウラ話を。

今回は会期、会場が正式に決まったのが遅く、準備期間は1ヶ月半ほどでした。
「怒涛のスケジュールはノリで乗り切るべし!」ということで、今回のテーマは、比較的ノリで決まりました。
これまでの『フランス・プロジェクト』『檜杉100%焼成プロジェクト』での緻密な準備とは大違い……。それもまた良し。

テーマが決まった経緯……。
「テーマとして『100』って数字での100碗、100壷の展覧会は他所でもあったよねぇ」
「1000は無いよね」
「1000点あると面白いね」
「1000やろう!」

「何が出来る?」
「1ヶ月半の準備なら、ぐい呑とか杯とか小さいモノなら可能かな?」
「となると『千の酒呑』やね」
「決定~~~」


この「小さなモノなら出来るだろう」という発想が、そもそも落とし穴でして……。
あの時はお気楽に過ぎた。


●【第一の落とし穴】
展覧会となると、自分が納得するクオリティーが必要である。それが一人200点近く必要。これが落とし穴。
皆、展覧会に出せる酒盃200点の在庫はない。
結局、短期間で登り窯を焚いた人、銀彩上絵など窯焚き回数を重ねた人、小窯を焚いた人など見事に全員がギリギリ、キワキワな対応となりました。
小生はチビ窯で青備前を。窯焚き53時間中睡眠が1時間半という強行スケジュールでした。


●【第二の落とし穴】
ステキな展示アイデアが追加された。これが落とし穴。

「バーみたいにしたら格好良いやん」
「エエねぇ」
「耳付きの無垢の一枚板とかは?」
「エエねぇ」
「アイアンの足あるよ」
「エエねぇ」
「個人が好きな木でカウンターを作ろう!」
「エエねぇ」

「材木屋さんに行こう!」
「おぉ~~ (*^o^*)/」

皆でゾロゾロと材木屋さんに押しかけて、倉庫中を引っくり返す大騒ぎに。


●【第三の落とし穴】
『一器陶千』という一騎当千の駄洒落を思いついて、オープニングパーティーをする事にした。これが落とし穴。

「1000分の1の確率で選んだ酒呑に酒を注ごう!」
「各自が自作の器に合わせて、オススメのお酒とオツマミを用意しよう」
「それなっ!!」


この3つの落とし穴に、会期直前まで悩まされ続けました。
これに加えて、申請書書き、会計組み、テキスト書き、撮影、フライヤー製作、キャプション製作、広報……などの事務作業もメンバーがヒョイヒョイ適宜担当。
まぁ、我々メンバー全員の『落とし穴の中での自縄自縛のドMっぷり』には頭が下がるよ。

個人的には、その間、リヤカー茶席の出張もあったし、窯焚きお手伝いもあったし。つくづく変態やなぁ。


かくして、何の事はない……、展覧会初日の開場直前にモノが並んだのでした。


並べてから気付いたけれど、展示するモノが小さいということは、窯の中の何処にでも入るという事である。今回のようにそれらを多数展示すると各自の窯全体を俯瞰する『ピースの集合体』となる。
これは、作り手の考え方、嗜好、趣向、想いが如実に顕れてしまう結果となる。
そういう意味では、数点の力作が並ぶ展覧会よりも、個人性が露骨なまでに発露される展覧会になっている。小さなモノが多数並んだからこそ判る事でした。

メンバーはお互いに、グループ全体ではなく個人性やキャラクターの違いを楽しんでいる次第です。


……てな事を、ご高覧頂けると幸いです。( ← なんのこっちゃ)

皆様も是非! 25日まで。

























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けらもす7.0 オープニングパーティー

2016-09-20 11:50:17 | 展覧会・ご案内


会期中のグループ展『けらもす7.0 ~千の酒呑~』で、オープニングパーティーをしました。

パーティー自体に名前をつける必要性は無いのですが、ついついネーミング。

その名も『一器陶千』。
「1000客の酒呑、ぐい呑、盃から1点をお客さんが選んで、作家オススメのお酒、おつまみを楽しもう!」という内容。
『1と1000』つながりで、『一騎当千』の駄洒落ですな。オハズカシイ。

パーティー準備としては「個人で勝手にやってね」という事にしたので楽になるかと思いきや、企画決定以来、なんとなく「どうしよう?」と思い続ける結果となりました。
他のメンバーと被らず、しかもサプライズも仕込みたい!という欲が出る。お互いになんとなくのアピールをしつつ……。

「さぁ、どうしようか?」と考える日々。( ← 力の入れどころを間違っている)


朝は告知も兼ねて、持ち寄ったお酒のお披露目。

ふむ、出身地になぞらえてのお酒、岡山のお酒。
日本酒ではなくテキーラも! 酒呑を「ショットグラスとして」という提案か。

(これに合わせるオツマミは何だろう?)という想像が楽しい。



そして、ふと気付くと開始時間直前。バタバタと準備が始まり一気に完成させる。皆こういう段取りは早いなぁ。
お客さんがワラワラと集まり、そのまま始まり~~~、あとはバタバタ、ワイワイと。(なので写真があまりない)

今回の展示什器は、バーのカウンターをイメージして一枚板を使っているので、さながら会場に6店舗の出張バーがあるような雰囲気となった。

(展示前の状態)


小生は愛飲しているお酒で。秋上がりの味が乗った純米吟醸酒である。


合わせるのは『鯖の味噌煮』のマイ缶詰コレクションから、青森産ながら八丁味噌を使用したもの。

しっかりしたボディーのお酒に対して、濃厚な味噌と鯖の脂とが相まって旨し。

ちなみに、鯖味噌の缶詰コレクションをしている理由は、『日本の味として高いレベルで完成されたもの』と思っているからである。
しかも、作って直ぐよりも賞味期限に近づく方が美味しくなるという時間経過も楽しみのひとつであるし。


他のメンバーは……。

赤穂のお酒、リンゴ、チーズ。(バタバタしていて詳細不明)


三重のお酒、ワサビ風味クリームチーズ、蒲鉾。(バタバタしていて詳細不明)


テキーラ、塩、カボス、鰹節。(バタバタしていて詳細不明)


ノンアルコール組もあり。

桃フレーバーのお茶、ケーキ。(バタバタしていて詳細不明)


お茶、お菓子。(バタバタしていて詳細不明)



そして、会場配置の妙というか、偶然ながら完璧なお客さんの流れが出来る。
軽やかなお酒と爽やかなオツマミ → 香りの良いお酒とワサビ → 味の乗ったお酒と味噌 → アルコール度数の高いお酒 → お茶。
アペリティフから始まって、香りの良いもの、濃い味となり、締めはテキーラ。デザートには、お茶とお菓子。

これが相談なしで。う~~ん、やれば出来るメンバーだわ。


テキーラの女子受けが目立った。

色の綺麗さもあったけれど、初めてテイスティングするという人も多かったのかな。


かくして、予定時間を大幅に越えて閉館時間ギリギリまで楽しみました。
お客さんも楽しんで頂けたとは思いますが、メンバーも大いに楽しみました。(あまり呑めなかったけど)

また、やりたいなぁ。

パーティーというより、ほとんど『ヤキモノ屋バー』なんだけどねぇ。


















































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けらもす7.0  ~ 千の酒呑 ~

2016-09-16 03:01:27 | 展覧会・ご案内


所属しております『備前焼作家集団けらもす』のグループ展のご案内です。

DMはこちら(クリックで拡大されます)






今回のテーマは、『酒呑』です。
昔日から現代に至るまで、日本酒の酒徒から絶大な評価を頂いている備前焼の酒器。
特に手にとって使う盃、ぐい呑、冷酒盃など多様な形や用途があり、使う側、作る側ともに大いに愉しみがあります。

秋の夜長へ向けて、作家の想いのある掌中の美・用の美としての『酒呑』を総数1000点を展覧します。
これまでの展覧会としては100客という数字はありましたが、1000客という数は挑戦でもあります。


______________________

タイトル : けらもす7.0  ~ 千の酒呑 ~
会  場 : 加計美術館 (〒710-0046 倉敷市中央1-4-7・TEL(086)427-7530) 
会  期 : 9月16日(金)~25日(日)
       

※オープニングパーティー 『一器陶千』
・18日(日) 13:00~16:00 
1000の器の中からお客様が気になる酒器を選び、実際に使っていただく企画。

作家オススメの日本酒、洋酒、ドリンク、おつまみをご用意しております。
______________________


会場は美術館というホワイトキューブな空間なので、まず自由にイメージを描きます。今回は、お酒を頂くシーンをイメージして一枚板のテーブルを模した什器を作る事に。

搬入前に、全員で什器作り。

アイアンの足と色々な種類の木(各自の好みでチョイス)の組み合わせ。小生はヒノキとキハダ。
他のメンバーはカエデ、タモ、ケヤキ、スギ、マツなど。

さながら木工の展覧会のようです。


そして、酒呑を1000客!

ぐい呑コレクターさんの家は、かくやあらむ。



さぁ、明日から連続4日間(16~18)在廊しております。


是非、ご高覧いただけますと幸いです。






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That's THEへうげOH!茶湯 2days @松山(道後温泉・三津浜)

2016-08-27 00:00:00 | 展覧会・ご案内
(画像はWikiから)


さて、皆様。本日は道後温泉本館前からで御座います。そうです、松山です。坊ちゃんです。団子です。
で、遊びではなくて……、う~~ん、なんだ? え~~、お茶会です。はい。
ふざけてるように見えてもガチです。本気と書いてマジです。えぇ、昭和生まれですよ。

例によって『移動式茶席【楽茶号】』の出張です。茶筅振ってます。

「移動式?」「楽茶?」という方の為に……

これが、噂の赤いヤツです。「赤いヤツ」と読んで「俺のトラクター」を思った人! 貴方も昭和生まれですね。
カスタマイズしたリヤカーです。道後温泉本館前で人力車のお兄さん達とバシッと並んでいるはずです。


そもそもは、絶賛開催中の滞在型アートフェス『わくわく三津浜(完)』に参加しており、これと連動開催されるお茶会『That's THEへうげOH!茶湯 2days』にも参加という事です。

展示は、三津浜にて『へうげもの(講談社)』(Wiki)の一派として出展しております。

フライヤーはこんな感じ。

(クリックで拡大)
(クリックで拡大)

オープニング前の動画も! (youtube)

全国からアーティストが参集して各々の表現をされています。
まぁ、参集といっても人それぞれで、勢い込んで開催前からとか、ヒッチハイク、ママチャリ、家族旅行がてらなど色々ですが。
概ね泊り込みで製作して帰られるようです。
こういう場合、ヤキモノ屋は現地製作が難しい……。今回は陶芸窯が用意されていますが。


さて、『へうげもの』が絡めば、お茶。そこで『That's THEへうげOH!茶湯 2days』が開催される段取りに。
お茶会といっても、茶人も『へうげもの』です。
現代茶の湯の世界観に感嘆と抱腹絶倒は必至。それが2日間。今からクラクラするなぁ。
アート、ランチ、温泉、茶会を全てオールインワンで満喫できる欲張り企画です。

フライヤーはこんな感じ。

(クリックで拡大)


●道後茶会は、本格2席、劇場型、ゲリラ型……豪華4本立て。
 本格  = 黒川紀章設計の織部好み茶室
 劇場型 = 温泉地の劇場といえば……、ね!
 ゲリラ = 移動式茶席

●三津浜茶会は、天空、ストリートの海風を感じる臨場感に旅の情緒MAX!
 天空 = 文字通り。へうげもの読者なら察しがつくでしょう。
 ストリート = 文字通り。三津浜商店街にて。


ということで、以下詳細。(珍しく氏名記載です。差障りの件はあしからず)

※【なお、現在、予約は締め切られております】
 それでも「なんとか!」という方は連絡下さい。「なんともならない」かもですが……。

__________________

That's THEへうげOH!茶湯 2days
__________________

◆◇◆へうげもの大茶会@道後ラウンド◆◇◆

・日時:8/27(土)11:00〜17:00 
・会場:松山市・道後温泉「道後舘儒安堂」ほか
・集合場所:道後舘ロビー(http://www.dogokan.co.jp/)
     松山市道後多幸町7-26
     伊予鉄道道後温泉駅下車徒歩約5分  
・亭主:中島宗津(裏千家教授 愛媛)
    松村宗亮(SHUHALLY へうげもの筆頭茶頭 神奈川)
    谷田半休(給湯流茶道 へうげもの次席茶頭 東京 )
    渡邊琢磨・木村英昭(陶芸家・備前楽茶 リヤカー茶席「楽茶号」 岡山)
・定員:60名
・料金:1万円(税込) 
   4種類の茶席に各1回ずつ参加できます
    茶席でのお茶とお菓子。道後舘での点心席による昼食。当日有効の道後舘入浴券付き
__________________

◆◇◆へうげもの大茶会@三津浜ラウンド◆◇◆

・日時:8月28日(日)13時〜/14時〜の2回開催 
・会場:松山市・三津浜商店街「天空ノ茶室」ほか
・集合場所:わくわく三津浜インフォメーション前
       伊予鉄道三津駅下車徒歩約1分
       各回開始30分前
・亭主:松村宗亮(SHUHALLY)
     渡邊琢磨・木村英昭(備前楽茶)
・定員:各回6名 
・料金:3200円(税込)
    2種類の茶席に各1回ずつ参加できます


●更なる詳細は、こちらにあります。
https://www.facebook.com/events/1575417906097912/
__________________

ということで、2日間よろしくお願い致します。m(_ _)m


なお、小生は茶筅を振る為に居る訳ですが、丁度、道後温泉各所で展示中の某作家のファンでありまして……『道後アート2016』

居なくなっても探さないで下さい。


ということで、重ね重ね、2日間よろしくお願い致します。m(_ _)m






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謹製 備前焼 水キムチポット2016ver.

2016-08-25 10:13:57 | 料理・食材


やきもん屋をやっていて良い事は、自分で使いたいモノが作り出せることにある。世の中にないものは自分で作れば良い。
まぁ、基本いつもそうなんだけど、自分が使いたいモノを作るところから新製品開発が始まる。結果、時々定番化も。
水キムチポット、イカ一杯分サイズの塩辛入れ、柚子胡椒入れ、食卓に出せる擂鉢……。料理を盛る食器でなく、調理道具が多いかも。

さて、数年前の夏にあまりにも野菜がありすぎて困った事があった。キュウリもスープや炒め物にしてもなお余る状態。
そこで酒肴 趣向を変えて『水キムチ』を作ることにした。
野菜を乳酸発酵させて作る漬物で、サッパリとして辛くなく、かつ、漬け汁も有効利用できる。いや、むしろ漬け汁の方が重要なぐらいである。
まぁ、ピクルスみたいなもんですか。(← ちょっと違う)
総じて、夏向きな料理なのは確か。


水キムチを作るに当たって、『水キムチポット』を作った。前回の記事(2011.6)
備前焼で作るメリットは、釉薬を掛けない無釉焼締め陶である事に尽きる。水分を通さず、空気を通す多孔質な素材なので、発酵食作りにはぴったり!
しかし、後になって「冷蔵庫に入れたい」という事もあって、この度は【2016年バージョン】を製作しました。
蓋が小皿になるのもポイントです。(← こういう事には気が回る)


水キムチの作り方は……
『野菜を塩で揉んで米の研ぎ汁に漬けて、直射日光のあたる場所に放置』。 
以上オシマイ。カンタン。料理というか仕込みです。

原理としては、『米の研ぎ汁が自然の乳酸菌で発酵する』という事。
気温が高い時期の方が菌が活性化するので、夏なら朝に仕込んで夕方には出来る。冬なら数日か。
置く場所の調整で出来上がり時間は自在に調整。冷蔵庫の中でも緩やかに出来ます。
夏野菜が多いときにジャンジャン発酵してくれるのは有難いし、冬場は沢山要らないので数日掛けて出来る方が有難い。
また、野菜の切り方によっても漬かり方は変わるので、あまり難しく考えずに前回と比較して毎回トライするという気楽な感じで作ります。

また、糠漬けと違って毎回新しく作るので、日常メンテナンス不要なのは楽ちん。(← 実は糠床も持っている)


さて、作り方の詳細。

【材料】
野菜 (キュウリ、ナス、キャベツ、セロリ、ニンジン……なんでも)
米の研ぎ汁 (お米を研いだ時のもので充分。無洗米愛用者は米粉を溶かしてもOK)

お好みで…
唐辛子  (味が引き締まる)
昆布   (旨味成分追加)
ショウガ (味の輪郭が出る)


【手順】
野菜を塩もみして、しばし放置。野菜の中の水を出します。

この時点で塩が強いと出来上がりも塩辛くなります。強い時は表面をサラッと洗っちゃえ。

水気を絞って、ポットに材料を全部入れます。

(この回では昆布大きかったな)

米の研ぎ汁を注ぐ。


落とし蓋を入れる。

落し蓋で全体がしっかりと漬かります。

蓋をする。これでよく温まります。

今回は更にステンレスのパッドを敷いてみた。発酵が早まるか実験。

途中経過……。

泡立っているのが、乳酸発酵の合図。「よしよし、いい子に育てよ」と見守る。(← いや、放置)


この日は、昼に仕込んで夕方撤収。軽い仕上がりで。

蓋はお皿にも。

そして、冷蔵庫に片付ける時は、こんな状態。

備前焼はラップが掛からないので、蓋付きは便利。


さて!
「むしろ重要」とする漬け汁ですが、これは冷麺のスープにします。
最近のお気に入りの割合は、【醤油:米酢:漬け汁:ゴマ油 = 1:1:2:ちょっと】
漬け汁が入るだけで、本格派な冷麺スープになります。軽い発酵ぐらいのほうが美味しいですが、過発酵した時は量を加減しましょう。


という訳で、ここからCM。
_____________

夏バテ予防に自分で作る水キムチはいかが?。ピクルス感覚のサッパリ感。
残った漬け汁は冷麺スープにも是非。
野菜を切るだけで色々楽しめます。

『謹製 備前焼 水キムチポット 2016ver.』は、水分を通さず、空気を通す多孔質な素材なので、発酵食作りにはぴったり!

お子様の夏休みの自由研究がてら、楽しんでお使いください。

販売は……
_____________

あれ?  ( ̄□ ̄;)!!

う~~ん、商売下手やなぁ……。

お取り扱いのお店もチラホラありますので、出会える幸運をお祈り致しますわ~~。 ( ̄ε ̄)~♪


まっ、小生は基本的に夏男(元・水泳部)なんで……。夏バテとか食欲減退っていうのを感じたことがないんですがね。
という事で、もっぱら酒肴になっております。


さぁ、今日はナスで作るかなぁ。
















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日本列島大移動の皆様へ 「岡山寄ったら……」

2016-08-14 13:04:28 | Weblog


お盆ですねぇ。
多くの方々が日本列島をウロウロされているので御座いましょう。途中で岡山によることもあるのかしら?

さてさて、そんな方々へお知らせです。


ここ最近の小生はですねぇ……、『カプセルトイ』作りに追われております。
いや、自分たちで始めておいて「追われている」というのもどうか? とは思いますが、夏休みに入って多くのチビッ子や大きなお友達もガッツリと回して頂いているようで、品薄の危険に晒されております。ありがたや~~。

カプセル景品の製作都合から言えば樹脂製の型モノが良いようですが、我々の業界ではやはり「素材こそが大事」でありますので備前焼で。
その取り組みを新聞等に掲載頂き、その効果もあって順調に回っております。


さて、今春から設置したJR岡山駅(新幹線改札内)のガチャは、早くも1500個に迫る勢いです。こちらは特徴としては『桃太郎シリーズ』。VOL.1として、10アイテム(=作家5名×2種類)あります。
チラホラと「コンプリートした!」というお話も伺っております。こちらのVOL.1の販売は10月ぐらいで終了します。

という訳で、見かけたら回してね!


で、拙作は、桃太郎三銃士のメンバーを『一刀彫』で作っております。あえて型を使わずに全て一点づつ手彫りです。

『キジ』


『イヌ』



 ( ※注意 : 輪ゴムと指輪は付属しません。使用イメージです)


そして、別の場所でも。

こちらは『備前焼作家集団けらもす』のガチャ。

倉敷の美観地区の『加計美術館』のミュージアムショップに常設されています。「美術館でガチャ」という組み合わせが目を惹くようです。
こちらは、面白要素として『おみくじ付き』となっております。
陶器の語源であるケラモス(ギリシャ神話の神様)からメンバーを通してご託宣という形で御座いますが、勿論、効果の感じ方には個人差があります。従いましてクレームご無用で御座います。
カプセル景品の内容は、様々ですが、アタリの出る確率が高いのが特徴です。

という訳で、見かけたら回してね!


さてさて、ガチャばかりではなく、次の企画も迫っております。作らんと~~~。

朝の仕事場にシベリウスを流して、しばしの涼を……。まっ、すぐに暑くなるんだけどね。


日本列島大移動の皆様、暑さ最高潮の今日この頃、ご自愛下さいませ。

そして、是非ガチャを!









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鯵の何とか……(料理名不明)

2016-07-28 21:06:06 | 料理・食材


エベレスト登頂した登山家が「なぜ山に登るか」と訊かれ、「そこに山があるからだ」と答えたとか、答えなかったとか……。

いや、そういう名言的な何かではなくて「冷蔵庫にあった食材を組み合わせたら出来ちゃった料理」という話。
ただ、登山家との違いは、最終ゴールが判らないまま調理を見切り発車したということにある。
山なら遭難の可能性あり。

山には長い年月の結果の名前があって、出来ちゃた料理は今出来たのだから後で名前をつけるか……。いや、山も後から名前が変わる事もあるなぁ……。
そもそも山の名前を知らなくても……。と愚につかぬ堂々巡りである。非生産的。


鯵があって、トマトがあって……。
あとは、どのご家庭にもあるような冷蔵庫レギュラーメンバーの組み合わせ。調理手順の結果で料理は出来てしまう。遭難するかは別問題だが。

なんだか「素材と技法の組み合わせで何通りにも……」とは、個人的に最近よく使うフレーズだなぁ。



さて、料理名が判らないので、材料と手順をひとまず列挙。

【材料】

小麦粉
ニンニク
唐辛子
タマネギ
マイタケ
バジル


胡椒
ワインビネガー
白ワイン
レモン


【手順】
鯵に小麦粉をまぶして多目のオリーブオイルで揚げ焼きにする。

一旦、鯵は皿に移しておく。

フライパンを洗って、再び。

オリーブオイルで、ニンニク、タマネギ、マイタケを順次炒める。塩胡椒を少し。ニンニクは取り出す(=食べない)。

タマネギが透き通ったら、トマトをざく切りにして入れる。

ワインビネガー、白ワイン、レモン果汁を入れる。
パルメザンチーズをちらし馴染ませる。トロミが付いたら火を止めて、先ほどの鯵と合わせる。
追いオリーブオイル、バジルはあしらい。

味付けは、塩、胡椒のみ。
旨味は、キノコ、トマト、チーズ……。
香りは、ワイン、レモン、バジル。ニンニクと唐辛子も。
酸味は、ビネガー、レモン、トマト。

といったところか。シンプルな構成である。

「で、これって何?」

アラビアータほど辛くないし、マリネのように漬けてないし、チーズ掛かってるし、あったかいし。基本、西洋のもの?


1尾は残して冷蔵庫へ。よく冷やしてから翌日へ持ち越し。
「で、これって何?」

近いのは『鯵のエスカベーシュ・ちょい辛』? 洋風の南蛮漬けか。昨日よりもビネガーが効いている。


名前がないと他人には伝わらないねぇ。名前は共通認識の基本。

こういう出来ちゃった料理って、のちのち家族からリクエストがあっても、多分、思っているものにズレが生じるだろう。

『名前のない料理』
それも家庭料理の楽しみって事と致しましょうかねぇ。( ← 無理矢理な結論)


































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本棚製作

2016-07-12 10:24:19 | Weblog


過日頂いた軽トラ一杯の本を片付ける為に、物置化している一角を改造する事にします。
天井までデッドスペースがあるので、壁全面の棚を作ることに。奥行きが60cmと45cmを並列に作る予定。余裕が出来れば、アレコレ納めたいモノもある。

平日の造作でも日曜大工である。

設計図は頭の中に。
ホームセンターで部材を調達してカットしてもらう。自分で切るよりも早くてキレイ。木取りも頭の中で勘案する。
8フィートから1メートルを2本取ると……残りの部材が尺四寸ちょいなので……。単位すらゴチャゴチャであるが、自分では把握出来ている。


組み立て開始。
ココとココが合わさって……重量はココで分散して……見た目はココで合わせて……耐震的にはココで突っ張って……。
各段の高さは現物を見ながら決定していく。



これで、収納力が上がったはずだが、本を入れてモノを戻すと……。う~~ん、あれ? 余裕がないぞ。
目算よりも本のスペースが多く必要だったということか。( ← 体積の計算をしないので、こういうことになる)

本を片付けるのに一番良いのは、頭の中のスペースに収める事なんだろうな。
まぁ、ボチボチ片付けていこう。

気分転換に丁度良し。( ← 気分転換ばかりしてないか?)


さぁ、仕事しよっ。





















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最近のお魚事情

2016-07-06 20:20:51 | 料理・食材


いつも出掛けた際に寄っていた魚屋さんが無くなった。困ったぞ~~~~。
困っているので出掛けると普段以上に魚屋さんに目が行く。しかし、う~~ん、難しいなぁ。

さて、時は半夏生。

夏椿も咲き、射すような太陽。福助も陰を求めてウロウロ。
田んぼの稲も田植えから数日経って、株別れした小さな新芽も見える。根も張るのだろう……。

「根が張る……半夏生……、あぁ、タコの日か」

まったく学習とは恐ろしいもので、この数年で『半夏生のタコ』の文字を見る機会が多くなり、いとも容易く連想が出来てしまう。
ご幼少のみぎりは、明石に程近いところに住んでいたが知らんぞ。(過去記事:20152008
商魂のなせる技なのか。バレンタインデーのチョコ、土用のウナギ、節分のまるかぶり(恵方巻)……。いや、良いんですよ別に。

という事で、出掛けた折にタコを入手。真ダコ(メス・下津井出身、享年たぶん1歳)である。

メニューは、『真ダコのアヒージョ』に。

たっぷりのオリーブオイルでニンニク、唐辛子を煮て、タコとキノコを投入。最後に塩を入れつつ味見。バジルをトッピングしたら出来上がり。
キノコを入れたのは、旨味成分追加という大義を家族の手前なので掲げているが、真の目的は増量であるのはナイショだ。
そして、小生の本命は残ったオイルにある。香りと出汁が溶け込んだオイルを翌昼のパスタに使うのである。これぞ、ドミノ倒しメニューである。
しかしながら、昼間は子供達は学校なので、必然的に美味しいパスタは小生が独り占めしてしまうなぁ……。あぁ、残念だなぁ。 Ψ(`∀´)Ψ 

諸々、美味しゅう御座いました。


その数日後の夜。到来物の『ちりめんジャコ』をお届け頂きました。遠方から真っ暗な山道を……誠に恐縮です。
「すぐに食べて欲しい」というリクエストにお応えして、まずは夜食に少し。この為に、ご飯も炊いちゃう。折角のご厚意を無碍には出来ない。

『白ごはんにチリメンジャコ (あおさのり少々)』

箸で掬うと、ほわっと持ち上がり、口の中でふんわり~~。
炊きたてご飯の香りと優しい味のさざ波に「日本に生まれて良かったぁ~」としみじみする逸品で、家族で顔を見合わせハフハフ……。
子供達が黙っている。これは危ない……。気に入った時のサインだ。「これは早目に頂くに限るな」と決意。『仁義なき戦い(ちりめんじゃこ親子争奪編)』のスタートである。

しみじみ、美味しゅう御座いました。


近所のスーパーに行った日。刺身の特売日だったようです。こういう時は習慣として反射的にアラを探す。コンディションの良いアラが選び放題なので。
愛媛の『みかん鯛』というブランド魚(養殖)が店長イチオシであった。お名前はかねがね……。エサ由来の柑橘系の香りがするらしい。

ならば、メニューは……『真鯛の酒蒸し』。

香りを楽しむには、シンプルな料理がベスト。養殖特有のアレはアレだけど、ナニがナニなので、ソレはソレとして語らずとも。

ちゃんと、美味しゅう御座いました。


ちょいっと遠出した日。目に付いた店を覗くと金目鯛がデデ~~ンと。やや小振りであるが、遠出した高揚感もあり連れて帰る事にする。
ちょっと特別感あるかな?

頭については……『金目鯛の兜煮』に。

盛り付けが反省点。でも味は良かった。毎回、煮魚のあしらいにゴボウを入れるべきが迷うが、今回は無し。
淡い脂を纏う白身をひと箸摘んで、日本酒を……。
盃を重ねる程に、吟醸香と相まって淡白なのに馥郁とした味わいに、身がたゆたう想い。( ← ただの酔っ払い)

やはり、美味しゅう御座いました。


結果としては、魚屋さんがどうであれ、現状で楽しみを見つけるしかないのである。
家庭料理のお魚事情としては、まぁまぁか。

『魚』と言いつつも、求めているのは『肴』であるのは否めないな。

あぁ、そろそろ、鱧が……。


まぁ、呑もう。














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