備前焼 やきもん屋 

備前焼・陶芸家の渡邊琢磨(わたなべたくま)です。陶芸、料理、音楽、路上観察……やきもん屋的発想のつれづれです。

煙突雑感

2006-07-07 22:08:18 | 窯作り・窖窯について

雨続きの間隙をぬって、側溝の工事。

前に工事した排水パイプが、最後の最後で 細くて、大雨では役に立っていませんでした。

そこで今日は 久々の晴れ間なので、バイパスの排水パイプをつける。

排出するという意味では、水も煙(気体)も同じ事。太くて流量を確保するか、細くてもスピードをつけて流すかのいづれかである。

今回の場合、もともとが細かったので、別に太いパイプをつけて総流量をアップする作戦。

窯の方は、これから煙突を作るが、心して総流量をイメージしなければいけない。


窯業地の中で備前焼の場合は 相対的にやたらと立派にすぎる煙突が多い。
窯業としてのレンガ工場の築炉師さんがイメージするとこうなるのであろうか。

煙突を見ると手間がかなりかかっている。内側が耐火煉瓦で 外側が赤レンガ。断熱を考えて、隙間を作って二重巻き などなど

こんな立派な煙突は作らない予定。


もし作った煙突の引きが悪いときはどうするか……煙突を伸ばせばいいのです。これも先達からの知恵。

パイプの工事をしながら 煙突を思う……。


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