細君が知り合いから頂いた葡萄。「お裾分けのお裾分け」という事で我が家にお越しになられました。品種も栽培者も不明。
「自称『プロではない葡萄栽培農家』の方からの頂きものです」との事。
ひとつの房に色とりどりの粒がついている。カクテルな葡萄とでも言いましょうか。こういう品種? 栽培上の何か? 農業には疎いのでよく判らないのですが……。
甘味も香りも皮の厚さもバラバラながら、どの粒も抜群に美味しい。
濃い色の粒は藤稔(ふじみのり)級の甘さ、淡いグリーンの粒は翠峰(すいほう)級の香り。
楽しい、綺麗、美味しい。 \(◎o◎)/
初めて見るし頂く葡萄である。「この粒はどうかな?」と次々と楽しめるのが良いなぁ。
粒のバラツキを不安定な出来とするならば欠点かもしれないけれど、全体として美味しいのって、プロで無いからこそ出来る事なのかなぁ。
プロとアマについての話で思い出した。その昔、トロンボーン吹きだった頃に師匠方に言われた事。
トロンボーンの師匠Gさん(T.Trb) 「プロより上手なアマチュアがいてもエエんやから、なんぼでも上手になればエエねんで」
トロンボーンの師匠Yさん(B.Trb) 「プロやから偉いわけでもないし、アマチュアやから技術が劣ってて良いわけでもない」
同じオケの今は亡きKさん(Tuba ) 「一番アカンのは下手なプロやけどな。ガハハ」
先日、テレビでG師匠のお姿を拝見しましたが、相変わらずの茶目っ気。
素敵でした。
「う~~む、なるほどなぁ~~」と頬張りながら感心しきり。
いやはや、久しぶりに「ヤラレタ~~~」って感じでした。しかも爽やかに。
栽培した方を存じ上げないのですが、これは「カッコイイ!!」と思いました。と同時に、来年もどうかお越し頂ける事を切にお祈り致します。 m(_ _)m