備前焼 やきもん屋 

備前焼・陶芸家の渡邊琢磨(わたなべたくま)です。陶芸、料理、音楽、路上観察……やきもん屋的発想のつれづれです。

キノコ、多数在籍中につき

2014-10-24 20:37:42 | 料理・食材


秋になって以来、頂きものが多い。ありがたや。
お蔭様でウチのエンゲル係数の低下にかなり貢献して頂いており恐悦至極で御座います。

さて、本日はヒラタケさんがお越しになられました。
栽培ものながら大きい、かつ大量。なかなかに食べ応えがあるのではないかと。
冷蔵庫を見るとこれまた栽培ものながら、シイタケさん、マイタケさん、エノキさん、シメジさんとキノコファミリーが多数御在籍。
おぉ、どうしたっ? この偶然。 \(◎o◎)/

これはキノコパーティーの幕開けか……。

さて、どうする。どうする。ワクワク。 ( ̄ε ̄)~♪


成長力のあるキノコに負けないワイルドなタンパク質が要るんじゃないか?
よし、野趣溢れる例の方を冷凍庫より召喚しよう。若干、冷凍焼けの心配がありつつも本日のメインはキノコさん達なので問題無しとする。
精肉した時に、モモの良いとこをロースの脂で巻いて丸く成型して冷凍庫に突っ込んでいた秘蔵っ子。これって成型肉になるのかなぁ。
厚めにスライスして、灰汁を掬いつつ長時間煮込む事に。煮込むほど柔らかくなるという教えを守って。



あわせてゴボウ、ダイコン、サトイモを投入。味が染みるよ。楽しみ。
締めとしては、うどんあたりをカブの葉でガサガサっと男の料理っぽく決めるか。掛け回す玉子だってハードボイルドに決めるぜ!(ゆで卵じゃないけど) 
キノコは煮過ぎないタイミングが重要だな。
はっきりと期待大。


あぁ、例の方とはイノシシ(オス・推定享年3歳)です。南無……。 (-人-;)

そう、本日は牡丹鍋ですぞ!!  違っ! 『猪肉入りキノコ鍋』です。 ( ̄ε ̄)~♪


仕込みが終了して煮込みタイムになると手持ち無沙汰なので、冷蔵庫前でお酒の吟味中。
これらに関してはエンゲル係数に算入すべきものか判りませんが、個人的に大いに助かっております。
ありがたや~~。


皆々様に感謝、多謝、厚謝、深謝。m(_ _)m


さぁ、今夜はゆっくりと酒器の猛勉強するかなぁ。

さぶかぜ講演会 鴟尾(しび)からフランスまで

2014-10-24 16:42:55 | 展覧会・ご案内


明日の予定です。

所属しております『備前焼作家集団けらもす』のトークイベントです。
縁あって寒風陶芸会館でお話をさせていただくことになりました。

小生はけらもすの活動として、『檜杉100%焼成の備前焼』についてトークします。

______________________

■ さぶかぜ講演会 鴟尾からフランスまで ■

日時 : 10月25日(土) 10:00~11:30
会場 : 寒風陶芸開館  
    ( 岡山ブルーライン邑久ICから車で7分 TEL:0869-34-5680)
______________________


思えば、当時、牛窓町寒風に足を踏み入れたのは、今を遡る事27年ぐらい前の学生の頃だったなぁ。
脱サラしてヤキモノ屋になった親父の友人を訪ねたのが最初。

ガタガタな山道が行き止まりになって、群生する篠笹を藪漕ぎしていくような斜面を切り開いた場所だった。
そこに大きな窖窯(手作り)と電信柱の建屋(手作り)と仕事場(手作り)があった。
「ヤキモノ屋って凄いな」って思ったなぁ。その頃は指揮棒より重いものを持ったことがなかったし。(←若干の錯誤、誇張あり)

その後、独立する為の土地を求めて牛窓はよくウロウロした。実際5年ほど住んでいた事もある。思い出深い場所。
歩き始めたばかりのウチの子が側溝に頭から落ちて、犬神家みたいに逆さまになって2本足が空中に突き出ていた現場もこの近く。

まさかここでトークイベントをする機会が出来るとは、げに不思議なり。


是非、お越し頂ければ幸いです。m(_ _)m