6月2日(日)、所用で久しぶりに都内に出ましたが、午前中に用事が済んだので、午後にJazz Tokyoで開催されたトーク・イヴェントとサイン会に行ってきました。
このイヴェントは、5月25日に発売された「ジャズと喫茶とオーディオ」にちなんだもので、スピーカーは田中伊佐資さんと月刊Stereo編集長の吉井俊介さんで、参加者は凡そ25名でした。
この本が出来た経緯については、筆者の田中さんから説明がありましたが、元はと言えば今は亡きジャズ批評の松坂さんからの依頼だったそうで、これについては、まえがきに詳細に書かれています。
ジャズ喫茶の紹介は、東京都内を中心に大半は関東一円で、北海道のJAMAICA、愛知の3店、大阪の2店の他、番外編として巻末にBASIEがあり、全部で37店となっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/79/05/3748cfa11c82cc532079ab6a0e6f0eae_s.jpg)
当日、トークに合わせて紹介されたレコードは、この本に掲載されているお店との繋がりがあるものでした。
最初は、横浜中華街のMARSHMALLOWから発売されているEric DolphyのLast Dateから、「You don′t know what love is」のNGテイクを収めた珍しい盤で、Dolphyのエッジが立った突き刺さるような鋭いフルートの音が収録されていました。
(私は、この珍しい盤の存在を知りませんでしたし、家に帰ってこの曲を自宅の装置で聴いてみましたが、会場で聴いたようなカチッと締まった音は出ませんでした)
続いては、池袋のMONTGOMWRY LANDで、店主の好みのWesとJimmy Smithの共演盤(DYNAMIC DUO)から「Down by the riverside」が大音量で鳴りました。
また、国立のCafe Singsの紹介では、Aletha Franklinの「Yeah」から「Without the one you love」をカートリッジを従来のものと、カンチレバーを木製のものに替えての聴き比べとなりました。
ちなみにカートリッジはShureのM44で、木製に替えた途端、アレサの声がより自然に響きました。
最後は、高田馬場のMILESTONEで購入されたという坂元輝トリオの「海を見ていたジョニー」からの「夕焼け小焼け」でした。
このレコードを聴くと、再興に向けて頑張っておられる陸前高田のジョニーが思い浮かびます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7f/80/3ab096cc6801b28d2a747fe6630c53cd_s.jpg)
田中さんと吉井さんのやり取りの中で、「ジャズ喫茶のスピーカーはなぜJBL製が多いのか」という話は面白く、この本で紹介されているお店の大半もJBLでした。
ここまで凡そ1時間20分で終了し、最後にサイン会が開催されました。
当日は、サインを頂いくための雑誌と、Paul Blay Trioの1999年3月のライブ盤(CD)を購入しました。
本の表紙の写真は高田馬場のMILESTONEで、店主の織戸さんはこの夏で引退し、お店を後任に譲ることになったそうです。
その話を聞いて、織戸さんがいるうちに、一度行ってみたくなりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/52/ec/3734fb0de988b81ba8e2c88821d6c76b_s.jpg)
このCDのメンバーは、Paul Bley (piano) 、 Gary Peacock (bass) 、 Paul Motian (drums)で、収録曲は、
1. Mazatlan
2. Flame
3. Told You So
4. Moor
5. Longer
6. Dialogue Amour
7. When Will The Blues Leave
8. I Loves You, Porgy
となっています。
このイヴェントは、5月25日に発売された「ジャズと喫茶とオーディオ」にちなんだもので、スピーカーは田中伊佐資さんと月刊Stereo編集長の吉井俊介さんで、参加者は凡そ25名でした。
この本が出来た経緯については、筆者の田中さんから説明がありましたが、元はと言えば今は亡きジャズ批評の松坂さんからの依頼だったそうで、これについては、まえがきに詳細に書かれています。
ジャズ喫茶の紹介は、東京都内を中心に大半は関東一円で、北海道のJAMAICA、愛知の3店、大阪の2店の他、番外編として巻末にBASIEがあり、全部で37店となっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/39/fc/9420fb6d0621b800048d2949872fa22b_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/59/6b/4da2ed20a1f69395047a8a05481af0bb_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/79/05/3748cfa11c82cc532079ab6a0e6f0eae_s.jpg)
当日、トークに合わせて紹介されたレコードは、この本に掲載されているお店との繋がりがあるものでした。
最初は、横浜中華街のMARSHMALLOWから発売されているEric DolphyのLast Dateから、「You don′t know what love is」のNGテイクを収めた珍しい盤で、Dolphyのエッジが立った突き刺さるような鋭いフルートの音が収録されていました。
(私は、この珍しい盤の存在を知りませんでしたし、家に帰ってこの曲を自宅の装置で聴いてみましたが、会場で聴いたようなカチッと締まった音は出ませんでした)
続いては、池袋のMONTGOMWRY LANDで、店主の好みのWesとJimmy Smithの共演盤(DYNAMIC DUO)から「Down by the riverside」が大音量で鳴りました。
また、国立のCafe Singsの紹介では、Aletha Franklinの「Yeah」から「Without the one you love」をカートリッジを従来のものと、カンチレバーを木製のものに替えての聴き比べとなりました。
ちなみにカートリッジはShureのM44で、木製に替えた途端、アレサの声がより自然に響きました。
最後は、高田馬場のMILESTONEで購入されたという坂元輝トリオの「海を見ていたジョニー」からの「夕焼け小焼け」でした。
このレコードを聴くと、再興に向けて頑張っておられる陸前高田のジョニーが思い浮かびます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2f/82/49fb9bfff527566b2863dccae56f49c3_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4c/ac/a645ef1dc741ea2e9cb887d512eeefba_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7f/80/3ab096cc6801b28d2a747fe6630c53cd_s.jpg)
田中さんと吉井さんのやり取りの中で、「ジャズ喫茶のスピーカーはなぜJBL製が多いのか」という話は面白く、この本で紹介されているお店の大半もJBLでした。
ここまで凡そ1時間20分で終了し、最後にサイン会が開催されました。
当日は、サインを頂いくための雑誌と、Paul Blay Trioの1999年3月のライブ盤(CD)を購入しました。
本の表紙の写真は高田馬場のMILESTONEで、店主の織戸さんはこの夏で引退し、お店を後任に譲ることになったそうです。
その話を聞いて、織戸さんがいるうちに、一度行ってみたくなりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/41/cb/0ce439745f3bb925d322365432fd01ac_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/34/50/38b067bfcc1fc6ef1f10889a83a74dc2_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/52/ec/3734fb0de988b81ba8e2c88821d6c76b_s.jpg)
このCDのメンバーは、Paul Bley (piano) 、 Gary Peacock (bass) 、 Paul Motian (drums)で、収録曲は、
1. Mazatlan
2. Flame
3. Told You So
4. Moor
5. Longer
6. Dialogue Amour
7. When Will The Blues Leave
8. I Loves You, Porgy
となっています。
前日の1日に、Jazz Tokyoへ寄って、このイベントを知りました。残念ながら、当日、長野へ戻らなければならなかったので、参加できませんでした。
面白そうなレコードがかかっていて、特にアレサ・フランクリンのアルバムは聴いたことがないので、聴ければと思います。情報ありがとうございます。
こんばんは
当日紹介していただいたアレサ・フランクリンのアルバムに関する内容は、本の中にも書かれています。
田中さんは、普段余りジャズを歌わないアレサが、久しぶりに作ったジャズ・ヴォーカルの1枚だとおっしゃっていました。
当日掛けていただいた「Without the one you love」は、アレサが自らピアノを弾いて、しっとりと歌っていました。
このレコードは、オリジナル盤では無いとのことでしたので、今からでも入手可能と思います。